- 所属
- NASA職員
パイロット
T-38飛行訓練教官
- 初登場
- #121~(名前は#57から登場)
words言葉
「成績優秀なアスキャンには それに見合った優れた教官が担当につくというものなんだよ。実に良かったね。好成績の君たち5人は実に。当たり前だよ」
「室長に見せる気かい?君は実に………無謀な男だね」
「命が惜しくないのかいムッタ……。こんな……デニール仕様の荒馬でアクロバットするなんて」
profileプロフィール
もじゃもじゃ頭で面長の男性。NASAの職員で、ムッタたちアンツのT-38飛行訓練の教官の一人。
その容貌はムッタに似ており、ケンジには「ムッ君っぽい…!」、せりかさんには「南波さん追試終わったかな…」と思い出される程。
ムッタとヤンじいの初対面時でヤンじいはムッタを「アレクサンダー」と呼んでいたが、この時は本当に二人を間違えていたものと思われる。ちなみにNASA施設内で再会した時も「アレクサンダー」と呼ばれた。
本人曰く「成績優秀なアスキャンにはそれに見合った担当がつく」とのこと。
ヤンじい曰く“できる生徒”に高ランクの教官をつける制度になったとのことで、成績優秀なケンジら5人についたアレクサンダーは優秀な教官の一人であることが伺える。
“上司に自分の実力・存在をアピールする”
ISS行きを断り技術部門へ飛ばされたムッタは、バギーの改良案のプレゼンの他にバトラー室長に自分をアピールするため挑んでいたことがあった。
それが、かつてバトラー室長が得意技としていたバーティカル・クライムロール。それを習うため、ムッタはアレックスに教えを請うていた。
「“意志の現れ”として必要」なのだと言うムッタ。無謀だと思いつつもアレックスはムッタにバーティカルを教えた。
デニール仕様の荒馬“マックス号”でのバーティカルを習得。
アレクサンダーほど優秀な教官をもってしても命が惜しくないのかと思わせるほどの機体だが、ムッタは乗りこなし、バトラーに披露した。
ちなみにこの時、思わず「うお~怖いよお~」と口に出してしまう程アレクサンダーでも恐怖だったようだ。
ムッタとアレクサンダーが一緒に歩いていると周りが見てくる。
そのことには2人共気付いているのだが、“なぜ”なのかはわからないらしい。似ていることすら気付いていないのは本人たちだけのようだ。