

- 所属
- アメリカ
- 家族構成
- 父 ビンセント・ボールド、母 ベリンダ
- 父 ビンセント・ボールド、母 ベリンダ
- 略歴
- ビンセント・ボールドの息子。
- ビンセント・ボールドの息子。
- 初登場
- #187~
words言葉
「いつですか?宇宙に目覚めたの」
「マジ…っ ほ…本当ですか?」
「お父さんに『食べるな』って言われてる食べ物全部 ハンバーガーとか」
profileプロフィール
NASA宇宙飛行士ビンセント・ボールドの息子。
父であるビンセントと瓜二つの容姿を持ち、表情もクール。
ムッタがボールド家を訪ねた際、ビンセント、ビンセントの妻ベリンダ、そして息子であるアンソニーと食卓を囲んだ。
ムッタが本当に宇宙飛行士なのか、いつ宇宙に目覚めたか尋ねるアンソニー。
UFOらしき物体を見たこと、天文台が近所にあったこと、SFモノのアニメ…それらどの回答にもクールな表情で聞いていたアンソニーだったが、続けての質問に対するムッタの回答にアンソニーの表情が変わる。
「父さんは『宇宙に憧れる者は行かずしても必ず一度は宇宙を目にする』――って言うんですけどないですよね?そんなこと」
ムッタの答えは「あるよ」。
「真っ暗なフトンの中で」。
その言葉に、ビンスは再び少年時代を思い出しているようだった。
『宇宙に憧れる者は行かずしても必ず一度は宇宙を目にする』は親友リックの言葉であり、ビンス自身もまた『宇宙を目に』した。
父が宇宙飛行士であり宇宙に興味を持っているアンソニーも、いつか、そのような経験をするかもしれない。
そしてビンスは遂に宇宙へ。
打ち上げを母ベリンダと見守ったアンソニーの顔は誇らしげで嬉しそうだ。
時計を見ながら父が宇宙に到達したであろう時間を確認し、発射場から引き上げるベリンダとアンソニー。
お昼は何がいいか尋ねるベリンダに、アンソニーは、ビンスがいつも「食べるな」と言っている食べ物全部、と答えた。
例えば、ハンバーガー。
ウキウキで賛成した母ベリンダとともに、普段食べられない食べ物を楽しんだことだろう。