"株式会社スイングバイで有人ロケットの緊急脱出システム開発している。

いつもにこやか。

笑川社長と共に日本の有人ロケットを目指す一人。笑川社長のことは「笑（えみ）君」と呼ぶ。

有人ロケットを実現するため、多くの人と会ってきた笑川、門村、来栖。

なかなかピッタリはまるメンバーに出会えないことに「俺の笑顔…別に怖くないすスよね」と悩む門村に「ええ全然！」と答える笑川だったが、来栖は間髪入れず「いやじゅーぶん怖いよ」と答える。飄々としている来栖だからこそ言えるセリフでもあるだろう。

スイングバイのメンバーはお互い何でも言い合える関係であることが伺える描写である。

ほぼ笑顔に描かれる来栖だが、コムノート面接の際には別の表情を見せる。

古谷やすしが『じゅげむ』を「落語の一席」をできると言った時、そして2025年の宇宙飛行士選抜試験で3次試験まで残った時には驚いた顔が描かれた。

笑川、門村、福田らと共に、有人宇宙船製作は続いていく。 コムノートを乗せて飛び立つその日が楽しみである。"