ポーキー・グリッコ | 『宇宙兄弟』公式サイト
ぽーきー・ぐりっこ ポーキー・グリッコ Pocky Gricco
所属
NASA職員
初登場
#239~

words言葉

25巻
25巻
#239

「今日もド派手なネクタイだな ビル」

26巻
26巻
#243

「問題ありません 順調に飛行中」

29巻
29巻
#269

「これは…浴びてるな」

33巻
33巻
#313

「大丈夫だ――システムチェック済み データ上は全て異常なしだ」

34巻
34巻
#316

「しかし…できるのかクジョー?“手術”だぞ?」

34巻
#317

「この時期を逃したら…Bチーム生存の可能性が何%下がるかを分かってないのか…」

profileプロフィール

ムッタらの月面ミッション、CES-66の管制室メンバーの一人。
初登場は#239だが「グリッコ」の名前が出たのは#314。
名前の由来は読者の想像どおりで完全に小山宙哉の遊び心でつけられた名前である。元アシスタントのまゆしーによる『われらコヤチュー部』で彼らの名前が公開されている。

CES-66での管制室のボスはビル・ハガード。
大きな声で入室してきたハガードに「今日も派手なネクタイだな ビル」と声をかけるやりとりから、2人の付き合いが長いことが伺える。

またミッションで問題が発生した際にはすぐに状況確認に集まったり可能性を探ったり、重要な会議に出席していることからもベテランかつ重要なポジション。

順調に月への航行を続けていたジョーカーズ。
着陸船オクトパスが月面に降下を開始。ところが着陸ポイントにはレゴリスが深く隠れていた岩があり、オクトパスはバランスを崩してしまう。少しでもバランスが崩れればあわや横転、という事態だ。

グリッコたちはハガードの元に集まり緊急の話し合いを行う。
万が一の可能性、船体の姿勢を直すいくつかの方法、それによる危険。それぞれのポジションから、技術面と安全面での可能性とリスクが次々と飛び交う。
しかし指示を待つ余裕のないジョーカーズは瞬時に状況を把握し、リスクを取りながらも判断し動く。無事ことなきを得、着陸に成功。

グリッコ、ガルボ、カッパーの3人は着陸船の無事を確認し、レゴリスや着陸船の状況などをすぐさま分析、その場で話し合う。
グリッコは即座に問題を分析、会議を開き状況を報告、共有した。

カルロム洞窟でキラキラと光るレゴリスを発見。この映像を見たグリッコは、ブギーが水で故障したといっていること、レゴリスが水を含んでいる可能性に興奮している様子だ。

危機的状況や発見に、グリッコは即座に解決策やリスク、可能性を示し、またその後の分析や状況を報告する。
大胆なハガードに対しグリッコの言動には若干心配性の面も伺えるが、あらゆるリスクや可能性を常に想定しており、宇宙飛行士たちの命を常に最優先に考えている。
ムッタやフィリップの無事の帰還よりも命よりも成果を優先であることを決定した政府になお説得を試みようとするところや、ベティの手術ができるのかクジョーに再確認するところ。
これらの言動からも、いつも宇宙飛行士たちの命がグリッコの中で最優先であることが伺える。

あらゆる可能性、リスク、宇宙飛行士の命の優先。
今持てる技術で可能な方法を探り、事後の分析や報告共有も細かく行う。
宇宙飛行士たちのミッションは、彼らのようなプロフェッショナルによって支えられている。

もっと読む