ブライアン・J | 『宇宙兄弟』公式サイト
ブライアン・J
Brian J
所属
NASA CES-43
宇宙飛行士
嫌いなモノ・苦手なこと
きっちりルールを守ること・期日どおりの仕事
きっちりルールを守ること・期日どおりの仕事
誕生日
1969/7/21
出身地
アメリカ
アメリカ
身長
178cm
家族構成
妻 マリアン、娘 エイミー、ジェミニ
妻 マリアン、娘 エイミー、ジェミニ
略歴
1969年生まれ、アポロ11号が月面に着陸した翌日に誕生。1999年初フライトでISSミッションに参加、ロシアモジュールの火事を見事消化し一躍有名に。以降エディと共にJ兄弟として宇宙飛行士やNASAスタッフらの憧れと尊敬を集める。数々のミッションに参加したが、2023年11月12日、月ミッションからの帰還時着陸時パラシュートが開かずそのまま死亡。
1969年生まれ、アポロ11号が月面に着陸した翌日に誕生。1999年初フライトでISSミッションに参加、ロシアモジュールの火事を見事消化し一躍有名に。以降エディと共にJ兄弟として宇宙飛行士やNASAスタッフらの憧れと尊敬を集める。数々のミッションに参加したが、2023年11月12日、月ミッションからの帰還時着陸時パラシュートが開かずそのまま死亡。
初登場
#21~

words言葉

#0

「辛くて楽しいこのチャンスを…存分に経験しろ」

「みんな、勇気を持て 勇気だけを持っていけ」

6巻
6巻
#52

「死ぬ覚悟なんていらねえぞ。必要なのは“生きる覚悟”だ。“NO”と言える奴がいたらそいつは信じていい」

18巻
18巻
#175

「いつか“月”に行くべき時は来る」

23巻
23巻
#222

「人の人生にはいくつもの“夢のドア”がある」

23巻

「手探りでも何でもいい。意地でも次のドアに手をのばし続けることだ」

30巻
30巻
#279

「『偉大な男の一歩は!私にとっても人類にとっても偉大な一歩だ!』」

30巻
#280

「素晴らしすぎて泣けてくるねえ…この眺め」

3巻
3巻
#21

「そいつはいいとこで見終わったなマイケル。あのドラマ 6話目以降は……超つまんないぜ」

9巻
9巻
#84

「来てやったぞヒビト。大先輩ブライアン・Jが 来てやったぞ」

profileプロフィール

多くの宇宙飛行士にとって親父のような、兄貴のような、あるいは友人のような大先輩であり偉大な宇宙飛行士。兄エディと共に兄弟で宇宙飛行士。同僚のみならずNASAのスタッフからも尊敬や憧れを抱かれる。

自分大好き人間。カリスマであり、基本面白いおっちゃんとはヒビトの評。豪快で自信家で快活、情が深い。観察眼もある。

マルチタスクをこなす。

30歳で初フライトを経験。前日はワクワクしすぎて眠れず、打ち上げ時は眠ってしまっており記憶にないらしい。ISSのロシアモジュールの火事を見極め消化、一躍有名になる。

NASAの宇宙飛行士たちの間で打ち上げ前夜の消灯後に抜け出して“夜風にあたる”風習があり、それは自分たちを打ち上げるロケットをこっそり見に行くことなのだが、その『バレたらヤバイミッション』を最初に始めたのがブライアンらしい。

宇宙に憧れ、兄エディとよく宇宙飛行士ごっこをしていたらしい。部屋はお小遣いを貯めて買った宇宙グッズであふれていた。ポスターが高くエディが手作りをして宇宙空間の黒い部分を塗ることを楽しみにしていたが、そこだけブライアンが塗ってしまう。「おいしいところ」を持っていく弟ならではのエピソードだ。

子どもの頃兄エディと一緒に店先で見たバズとニールの人形を気に入り、サンタにお願いする。その人形を2人で一緒に月面に並べようと約束。

月ミッションが決まった際にはクローゼットの奥にあった人形を引っ張り出し、片方はエディに『いつか“月”に行くべき時は来る』と伝え渡す。もう片方はミッションで持って行った(※宇宙兄弟メシ第16回 参照)。

ブライアンが月面散歩で置いたブライアン人形は長い間エディを待つように一人だったが、エディが月へ行った今かつて子ども時代に宇宙飛行士ごっこをしたように、地球に向かって仲良く並んでいる。

このブライアン人形が月面でキラッと光り、酸素がなくなりかけて崖に落ちようとしたヒビトの足を止めた。

ヒビト含む22期生の訓練教官を兄エディとともに務める。

JAXA最年少宇宙飛行士として選抜されたり、筆記試験では最低点をとったり、プロフィールの尊敬する人物の欄に“自分の兄”と書いたヒビトに興味を持つ。

日々訓練に励み、同期の誰よりも早く走る姿やデニールにT-38の訓練を教わっているヒビトを見て、ヒビトなら『日本初』の重圧を背負わないゼロGのハートの持ち主だと感じたのだろう。月周回ミッションでマスコミに疲れた吾妻への気遣いもあり、ブライアンは『日本人初のムーンウォーカー』ポジションとなる自分のバックアップクルーにヒビトを推薦した。

日本人初は大して重圧に感じていないヒビトだが、“ブライアンのバックアップ”という重圧で訓練も空回りしてしまう。そんなヒビトを時に厳しく時に優しく見守り、面倒を見る。

ヒビトを家に招いた際、ヒビトが手に取った『APOLLO 11(子どもの頃のエイミーによって『LLO1』は塗りつぶされ『APO 1』になった)』の本の間に青い封筒に入ったNASAの仲間宛ての遺書を残す。

ブライアンがヒビトと過ごした日々やNASAの仲間たちに残したメッセージはぜひ、アニメ映画『宇宙兄弟#0』を観てほしい。

ラグビーをやっていたようで腕っぷしは強い。海でのオリオンからの脱出訓練の際にはバックアップクルーの時が自分たちの時より波が穏やかだからと、オリオンの下に潜りわざと機体を揺らすなど豪快。「いつでも波が穏やかだとは限らない」かららしい。

NASAの宇宙飛行士たちで飲み腕相撲をしてフィリップ、ローリー、ラブを連続で破り4人目のヒビトも見事に破る。しかし次にアンディが挑戦する姿勢を見せたところ、それは見なかったことに…。

ブライアンの家にはブライアン自身がISSから撮ったオーロラや夜地球の写真が飾られており、プロ並みの腕らしい。

妻マリアンのチーズケーキは絶品。しかしマリアンに自分の打ち上げ時刻を間違えて伝えたらしく、エディを通して怒られる。

月ミッションでは酸素生成装置であるリゾルバーを起動させた。カタイ名前なのでもっと可愛い名前がいいとNASAにリクエストを伝えていた。

この酸素生成装置はブライアンの死後“BRIAN(ブライアン)”と名付けられ、月面事故で酸素を失ったヒビトを救うこととなる。ヒビトの救出に向かった“BRIAN”が、まるでブライアンその人がいたような感覚をヒビトもNASAの管制にいるスタッフたちも感じた。

リゾルバー起動の作業が早く終わった為、ブライアンは人形を持って月面散歩へ。地球の眺めに感動し、その後通信を1分40秒オフにした。エディはこの空白の1分40秒の間にブライアンはきっと何かを語ったのだろうと思っている。ブライアンが何かを語ったのかどうか、それはきっとブライアンのみが知る秘密である。

月ミッションをこなした後、地球への帰還の際パラシュートが絡まり着陸に失敗、そのまま大破し死亡する。

ブライアンの死後NASAのみならず日本も含め、有人宇宙開発はストップ。だが発見されたブライアンの遺書による宇宙開発や仲間へのメッセージにより、再び有人宇宙開発は動き出した。

ブライアンの死後、ブライアン家のパグ・ジェミニが子供を産む。左前脚にハートマークのあるその子犬はヒビトがもらい受けた。APOである。

ムッタらジョーカーズの打ち上げ前のL-3のバーベキューでは妻マリアンと娘エイミーがブライアン(の写真)を連れてきた。

フレディやバディにもたくさんのことを教え、吾妻も兄貴のように慕っている。

死してなお、多くの宇宙飛行士に慕われ彼らの指針となる偉大な存在である。

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