
こんにちは。宇宙兄弟スタッフのさとうめです。
日中は気温が25度を超える日も増えてきて、半袖で過ごしやすい季節になってきました。私は四季の中でも初夏が大好きで、つい毎年、夏服に切り替えるのが早くなってしまうのですが、今年は、いつにも増して、うきうきと半袖を着ています。
というのも、先月ついに届いたんです。ずっとずっと楽しみにしていた「ムッタとせりかの手巻き時計」がやっと手元に……!
お気に入りの腕時計がいつでもチラッと見えるこの季節。なんだかそれだけで、毎日がちょっと特別に感じています。

そんなふうに毎日つけていると、やっぱり気になるのが“お手入れ”のこと。せっかくの時計なので、できる限り永く大事に使いたいですよね。
今回は、お届けから3週間ほどたったいま、あらためてお伝えしておきたい「取り扱い方」や「ベルト交換」、「メンテナンス」のことを、まとめてご紹介します!
巻き方のポイント

まずは、手巻き時計の醍醐味である「巻く」ということについて。
「ムッタとせりかの手巻き時計」は、リューズ(時計の横の小さなつまみ)を手で回すことでゼンマイを巻き上げて動かすタイプの時計です。
巻くときは、リューズが”押し込まれている状態”になっているかを確認してから、手前から奥に向かってゆっくりと巻いてくださいね。ゼンマイがいっぱいになると、自然とリューズが回らなくなるので、そこでストップ。無理に回し続けると、ゼンマイが切れたり、内部の部品が壊れたりする原因になってしまいます。
この時計は、ゼンマイがしっかり巻き上げられた状態で約36時間動き続けてくれます。ただ、巻きが足りないと時間がズレることもあるので、毎日決まったタイミングで巻くのがおすすめです!毎日巻くことで、リューズのサビ付きや汚れの蓄積も防げるそう。1日のどこかに、「時計を巻く時間」をつくってあげてくださいね。
ちなみに私は、毎朝、家を出る前に「チリリリ、チリリリリ」と10〜15回ほど巻くのが新しい習慣になりそうです。

ベルトのお手入れ

毎日時計を使っていると、一番くたびれてくるのがベルトの部分。汗や皮脂がついて汚れたり、においが気になったりすることも。そんなときは、乾いた布や、かたく絞った布でトントンと優しく拭き取るのがおすすめです。
それでもベルトがだいぶ疲れてきたな……とか、気分を変えたいな、というときは、18mm幅の「1本型ナイロンベルト」での付け替えを試してみてください。
この時計は、工具なしでカンタンにベルト交換ができる“1本通しタイプ”。色や素材を変えるだけで、ぐっと印象が変わって、また新鮮な気持ちで使えると思います。ぜひ、自分だけの時計として、楽しみながら使っていただけたら嬉しいです。
ベルトの付け方は、こちらの動画をご参考ください ↓
※動画の時計は2019年版の時計ですが、復刻版もベルトの付き方の仕様は同じです。
ばね棒は外さなくてもベルトの付け替えは可能なのですが、もし間違えて外してしまったとしても、工具なしで手でつけられますのでご安心ください。
メンテナンスの相談や、故障かな?と不安に思ったら
もし使っているうちに、「ちょっと様子がおかしいな…?」と感じることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
「ムッタとせりかの手巻き時計」には、初期不良に対する1年間のメーカー保証がついています。また、保証期間を過ぎていても、有料での修理・メンテナンスの受付も行っていますので、「これって故障かな?」という段階でも、まずはお問い合わせいただければ大丈夫です。
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電池交換がいらない代わりに、 ほうっておくと止まってしまう、“ちょっと面倒かもしれない” 手巻き時計。手巻き時計と一緒に積み重ねていく日々が、豊かな時間になりますように。