小山宙哉の発言集 Vol.1
『宇宙兄弟』の出発点
「絵的にかっこいいものや、人が宙に浮いている瞬間を描くのがなんとなく好きで、『ハルジャン』も『ジジジイ(GGG)』も空を飛ぶ描写が多かったんです。その辺に気付いていた担当の編集者から、「宙に浮いてるイメージと宇宙船や宇宙服などの魅力的な絵を描ける、宇宙飛行士モノはどうか」と提案されました。そのときに向井万起男さん(宇宙飛行士・向井千秋さんの夫)が書かれた『君について行こう―女房は宇宙をめざした』(講談社)というエッセイ本を手渡されたんです。読んでみると非常に面白かったので、宇宙を題材にやってみようと思いました。」(小山宙哉)
宙に浮いているシーンを改めて読んでみたくなりますね!