天体の秋☆彡2019年10月の流星群情報! | 『宇宙兄弟』公式サイト

天体の秋☆彡2019年10月の流星群情報!

2019.09.26
text by:編集部コルク
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201910月、「10月りゅう座流星」「おうし座南流星群」「オリオン座流星群」の3つの流星群が極大を迎えようとしています。

どれも降り注ぐほどの流星群ではなく慎ましいものですが、普段よりも流星を見れるチャンスは少し上がります。

「見れたらラッキー☆」と思える10月の3つの流星群。それぞれどんな流星群なのかをご紹介します!

10月りゅう座流星群

109日の日の入り後、空が暗くなりきった頃から22時頃が見頃。

明るい月の影響のため、空の条件の良いところでも1時間に数個程度の予想。

太陽を公転するジャコビニ・ジンナー彗星が母天体のため、“ジャコビニ流星群”とも呼ばれています。

日本での「10月りゅう座流星群」の観測は、1972年にはさっぱり流れず、かと思えば1985年と1998年には1時間に100個程度の流星が流れたとの記録もあり、年によって気まぐれな流星群でもあるようです。

 

おうし座南流星群

極大は1010日頃。

出現する流星の数は少ないながらも、1ヶ月以上にわたって出現が続く。

「おうし座南流星群」には、方角を示す漢字が入りますが、この流星群は放射点が南と北に分かれており、極大が1010日頃のものを南群と呼ぶことからこのような名称になっています。

流星の中でも特に明るい“火球”が多く流れるため、偶然目にする機会も多い流星群のようです。

 

オリオン座流星群

極大は1022日頃。

東の空で見ることができ、この日を中心にした45日間程度の未明での観察が見頃。

オリオン座流星群は、誰もが知っている代表的な星座が名称に付けられているので、注目を集めやすい流星群です。

普段の年は、1時間あたりの流星数は5個程度です。

2006年には、ハレー彗星から放出された塵によって、1時間に60個以上の活発な流星群の出現が観測されたこともあります。

 

前述の通り、どの流星群も1時間に出現する数は限られているため大規模な流星群のような派手さはないものの、気長に夜空を眺めたりして、あるいは偶然にも流星をお目にかかれるチャンスは普段の時よりもあります!また、秋の行楽シーズンということもあり、街明かりの少ない自然豊かなスポットにおでかけされる方も多いかもしれません。

10月中はどれかの流星群を目の当たりにすることができるかも?と心に期待を持ちながら、秋の夜長を楽しんでみてください^^

 

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[参考ページ]
主な流星群|国立天文台
3つの小流星群が極大(2019年10月)|国立天文台

<スタッフプロフィール>
ゆみ

星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
温泉と旅も大好き。いろんな所をめぐって、その魅力をお伝えします^^