イヴァン・トルストイ
ロシア・モスクワ
ロシア宇宙飛行士
妻、娘、弟
ロシア宇宙飛行士。ISS長期滞在848日の記録を持つ。
CES-73月面基地計画では船長を務める。
言葉
「”一人になるな”と私は言ってるんだ」
「自分で気付いて動き出さない者にかけてやるやさしい言葉などない」
「酒を飲み交わすってのは互いの度数を合わせることに他ならんぞ」
「大事なのは“できる”という経験を得ること」
「「宇宙飛行士は人種に拘わらず皆―尊敬すべき英雄である」」
プロフィール
パニック障害克服の為極秘でロシアに渡ったヒビトの面倒を見るベテラン宇宙飛行士。
ISS長期滞在848日の最長記録を持つロシアの英雄。記者会見や他の宇宙飛行士からも一目置かれる。
酒が大好きでISSのロシアモジュール(ズヴェスタ)には酒瓶が隠してあるという噂があり、どうやら事実らしい。本人曰く、心の健康を保つためにはある程度の酒は必要とのこと。実際にせりからのチーム・クローバーがズヴェスタからコニャックを発見しており、これはイヴァンの仕業だったのかもしれない。
吾妻が紹介したため、吾妻とは過去のミッションで一緒だったのだろうと思われる。
自身の父もパニック障害を発症していた。口が悪く『宇宙飛行士として』突き放すこともあれど、ヒビトを一人にさせないよう見守りなんだかんだと世話を焼く。イヴァンの父が残した「「宇宙飛行士は人種に拘わらず皆―尊敬すべき英雄である」という言葉をゆるぎなく信じている。
自暴自棄になりかけているヒビトに、娘オリガの成長記録を見せる。そのことがバレてオリガに「超」怒られる。娘には弱い様子。
与圧服を着て歩くという宇宙飛行士にとって「当たり前」ができるようになるよう、たくさんのコスプレ衣装・被り物を用意し、楽しみながらヒビトのパニック障害を克服させようとしていた。
彼がNASAから呼び戻された際にもまだ克服しきっていないことを不服として上に物言いをするも、残念ながら通ることはなかった。安全スーパーバイザーという中途半端なポジションでNASAに帰ったヒビトを想い、続きの克服の為のコスプレ衣装をヒビトに送る。
ファンサービスが大変旺盛でカメラを向けられるとごく自然にポーズを取ったり手を振ったりする。こういった部分も彼がロシアの英雄的宇宙飛行士としてロシア国民に愛される理由だろう。
『ロシアの英雄』的存在である自身がヒビトと積極的に関わることはあまりよくないとの周囲の意見から、ロシアに渡ったヒビトがコスモノートになれるよう静かに見守る。