ハミルトン | 『宇宙兄弟』公式サイト
はみるとん ハミルトン Hamilton
所属
NASA潜水技術者
初登場
#150~

words言葉

「きっと君は 魚に愛されるよ」
「やさしい海も 時としてきまぐれに牙を剥くんだよ」
「ここはフロリダだけど 海は繋がってるんだ。見るときっといいことあると思うんだよね」
「エンジョォイ!“ローバーの海底散歩”!」
「何でもやるよォ~~!」

profileプロフィール

NASAの潜水技術者。NEEMO訓練が行われるAQⅢ(アクエリアススリー)でムッタたちの技術支援を行う。機材の点検や整備、アナウンスの他、資材の運搬作業などを手伝う。
モヒカンに髭というスタイル。潜水技術者というだけあり、体格はしっかりしている。大変温和でいつもニコニコしており、人当たりが良い。海が大好き。

ムッタとの初対面では、ムッタの濡れた髪を実に神秘的と讃えるが、その例えが「陽光に照らされキラキラゆらめくワカメ」。ムッタの表情は微妙だった。

海が大好きで、もしも一つだけ願いを叶えていいのだとしたらエラ呼吸の能力と背ビレが欲しいとのこと(願い事が二つだとムッタが心の中で突っ込んだ)。

ハミルトンの左腕には「サメより恐ろしい」といわれることもあるバグラーダという大きな魚に噛まれた跡がある。ハミルトンは海の恐ろしさも知った上で海が大好き。

ウミガメが大好き。NEEMO訓練中ウミガメを見つけてムッタとケンジに「見たかい!?」とウキウキで尋ねるものの、二人とも見なかったことで喜びを分かち合えず残念がる。二度目はムッタやケンジたちが話し合いをしておりそれどころではなく、喜びを分かち合えず一人悶えていた。

肺呼吸なのに1時間くらい海にいられるウミガメたちが本当にうらやましいらしい。産卵の時にウミガメが流す涙が目の渇き防止と余分な塩分を排出するとわかっていても、初めてウミガメの涙を見た時は感動して泣いた。
ハワイにはウミガメを見ると幸福がもたらされるという言い伝えがあるため、他に人にもぜひ見てもらいたいようだ。
「この訓練のグループメンバーで、同期のどちらか一方しか月へは行けない」ということでケンジとの関係が悪化していたムッタ。
ムッタが迷いを吹っ切りケンジと本音で話せたとき、彼らの横を通ったウミガメ。ウミガメを見ることができたムッタ、そしてその時一緒に見たであろうケンジ。
「幸福がもたらされると言われるウミガメをぜひ見てほしい」というハミルトンの想いと願いは、以前より一層強いものになったムッタとヒビトに確かに届いたようだ。

ハミルトンは今日も、AQⅢで宇宙飛行士たちの支援を笑顔で行っていることだろう。

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