原田

はらだ
原田
職業

JAXA職員

初登場
#29~

言葉

「出してないスよね グリーンカード……」
「急にB班にも笑顔が増えてきましたね」
「星加さんが前に言ってた『全てが決まるたった一日』ってやつが」
「ピッタリだったのに……。六太さんが示したポイントと日々人さんの信号が出た地点が 全く一緒だったのに………!ヒューストンがこちらの要請に応えてくれていれば………!」

プロフィール

星加や鶴見らと働くJAXA職員。主に星加と一緒のことが多い。ドリンク係をすることもあり、上司たちの飲み物の好みを把握している。
温厚な性格。

ムッタら日本人宇宙飛行士を応援している一人で、宇宙飛行士選抜試験中も常にどんな状況か誰が合格するかなどを気にしていた。
険悪になったB班の様子を「大変すね…」と心配そうに見守り、後半笑顔が増えてきたB班を嬉しそうに見守る。
ケンジと溝口にわざとグリーンカードを出さなかったことについて星加の「俺ってSかな」という言葉を聞き、「いやいや…」と否定しつつ「ちょっと思った」と正直に言う。

「全てが決まるたった一日」を多くの受験者たちと同じように「NASAでの面接が終わるまで」だと思っていた。懇親会で「素」に近い受験者たちを現役宇宙飛行士が「目の前の奴と宇宙で生活を送っていけそうか」「自分の命を預けることができるか」を直感で見ていると知り驚く。

宇宙飛行士選抜についてグリーンカードの存在やNASA面接後の「たった一日」を知らないことからこの部署にきてからの経験年数はまだ浅そうだ。

ヒビトが月で事故に遭った時、星加らと共にJAXAから力を尽くす。
事故の報を聞いて駆け付けたムッタが示したかぐやの月面マップのポイントが、ヒビトの信号弾が出たポイントとピッタリ一致したことに「ヒューストンがこちらの要請に応えてくれていれば………!」と悔しさに肩を震わせる。この時、ヒビトの酸素残量は3分を切っていた。刻一刻とヒビトの命の期限が迫っていることがわかる状況で、彼もやるせなさでいっぱいだったに違いない。
ヒビトの無事を星加と共に報告した時のムッタの安堵した表情を優しく見守った。
このこともあってか、日本人宇宙飛行士なのに事故後のヒビトと話せるのが2日後なんて厳しすぎる、と星加に漏らしている。

NASAから届いた宇宙飛行士の肖像写真を飾り付けた。最初にヒビトの隣にケンジを飾ろうとし、星加に「こっちこっち」とムッタの写真を渡される。ヒビト、ムッタの兄弟の肖像写真が並んだ。

せりかの製薬会社との癒着の噂をいち早くネットで掴み、星加に報告。事件の鎮静化のためにJAXAの一員として動く。
実験中止だけ発表しこっそり実験を続けていても良いのではないかとの案を出すが、マスコミを気にする反対派から却下された。
せりかへの中傷やマスコミの動向、JAXA内での反対派の意見――。そんな中でも実験を続け成功させたせりかたち。本編では原田は描かれているシーンはないが、実験が成功し茄子田や星加がせりかや絵名を誇らしく申し訳なく思った気持ちを、きっと彼も一緒に感じていたに違いない。

茄子田や星加、鶴見と同じく日本人宇宙飛行士を応援する心強い味方として、これからもムッタたちを見守り支える一人で居続けてくれるだろう。