久城 光利

くじょうみつとし
久城 光利
職業

フライト・サージャン(宇宙飛行士の健康管理をする専門医) 

初登場
#306~

言葉

「思った通りにモノを動かすのって……ゲームと同じやと思いません?」
「あ~~“やや影の薄い天才”――ってよく言われますけどね」
「あ……もう許可しちゃいました」
「全員で「5日間走り続ける」か「4日間で走り切る」か 僕なりに計算して決めたんですよ」
「人間相手の場合――ゲームのようには いかないですからね」
「まあ……カルロってそういう奴でしょ……?あいつはいつも…嘘か本当かよう分からんことを――最後には“本当”にしよるんです」

プロフィール

宇宙飛行士の健康管理をする専門医、フライト・サージャン。
長めの黒髪を持ち、黒縁眼鏡をかけ、常にヘッドホンを首にかけている。

ちなみにキャラクターのモデルはミュージシャン『くるり』の岸田繁氏であり、「久城光利」も「く」「る」「り」と連想して読めるようにつけられている。

NASAスタッフ陣も驚くほど月面の“アームストロング”の遠隔操作が上手いらしく、“プロより速くて上手いクジョーにやらせた、肩書なんか関係ない”とハガードが指名。
月面の“放射線防護カバー”にレゴリスを満たす技を持っており、ムッタらの月面ミッションで地上から活躍している。
“アームストロング”の操作スペシャリストがいるが、スタッフらが「インストラクターのレベルを超えている」とざわつくほど上手い。

宇宙飛行士の健康管理をしつつ“アームストロング”の操作をする久城にバトラーは「器用な医師」と感想を漏らす。

本人は普段からゲームに親しんでいるようで、「思った通りにモノを動かすのはゲームと同じ」とのこと。 “やや影の薄い天才”とよく言われているらしい(本人談)。

ムッタら宇宙飛行士の健康管理を担当し、月面でのトラブルでのケガを負ったエディたちの“健康状態、今必要なこと”を考える。

太陽フレアが迫っており、月面にいる飛行士たちの健康状態や帰還についてNASAで議論される中、「5日間で走り続ける」か「4日間で走り切る」かを久城なりに計算し、医師として休日を決め、“彼らの場合は”船外活動(EVA)こそがストレスを消すことだと判断し船外活動の許可をした。

#308のカルロとの通信の際、CES-66医療担当のカルロが面診時間に遅れたり、筋トレをさぼっていることを「同業者としてアレやわ」と漏らす。
このとき作中では初めて関西弁を使用しており、関西出身であることが伺える。

月面着陸時の「足」である “ライブラ”。3番タンクの圧力が下がっているとの警告があり、その点検のためカルロとベティが確認に向かった。
カルロが確認した部分の外観は問題がなかったが、ベティの確認した部分にはうっすらと筋が…途端、ライブラが爆発。その爆発に巻き込まれたベティは吹き飛ばされ、大けがの恐れが。
共に行動しベティの状態に焦るカルロに「ベティの健康状態は地上でしっかり見ている」と落ち着かせ、月面での緊急手術に挑むカルロをサポートした。

カルロの手によりベティの手術はひとまず緊急事態は逃れる運びとなった。カルロが経験者で良かったとほっとしたNASAスタッフたちだったが、久城は彼らに言う。
「カルロには“気胸手術”の実経験はなかった、彼はいつも嘘か本当かわからないことを“本当”にする」と。

月面という特殊な状況でカルロ本人に実経験のない術例の患者を救ったことへの同業者としての尊敬や、カルロ本人への信頼を感じられる言葉だったのではないだろうか。

ベティの月面主手術終了後、久城は医師として一つの決断をくだす。
それは一刻も早くベティを地球へ帰還させること。

人間相手はゲームとは違う。
クルー全員の健康状態を把握し、ミッションの進行具合を見ながら彼らにとってのベストをNASAスタッフに伝え判断してきた久城の、大きな決断だった。

新キャラクターでありながら強いインパクトを残し、今後のCES-66の月面活動や帰還にまだまだ大きく関わる久城。ハガードやバトラーとともに地上で活躍する彼の行方も、まだまだ見逃せない。