- 出身地
- 日本
- 日本
- 家族構成
- 南波長介の『従兄弟』…とのこと
- 南波長介の『従兄弟』…とのこと
- 初登場
- (一応)#343~
profileプロフィール
小学生時代の南波兄弟が二人だけで自転車で京都へ行くという“夏休みのレポート”を行った際、南波父 長介に依頼されて付き添うことになった長介の『従兄弟』。
真夏の暑い日きつい坂道を登っている途中、荷台付きの車で現れ京都までの道のりをサポートした。
サングラスをかけ真夏なのにニット帽いういで立ち。口周りの髭が渋さを醸し出している。ニット帽をかぶっているのはカゼひかないように、とのこと。
横顔をじっと見たムッタは父によく似た高倉レオンを「父ちゃん…?じゃないの…?」と尋ねるが「昔からよく似てるって言われる」とはぐらかす。
ムッタはなんとなく父ではないか?と思っていたようだが、ヒビトは「まあ 声は父ちゃんよりシブいね」「名前もシブいね」と全く疑っていなかったようである。
実は高倉レオンは、父 長介が兄弟を見守るために変装していた姿。
小学生の兄弟だけで自転車で京都に行かせるわけにはいかない。だがあからさまに反抗期が始まっている兄弟(特にムッタの方)は、同行すると返すと嫌がる。
長介は考えた末「父は同行しないが大人を付き添わせる」として高倉レオンとして同行、二人を見守った(ちなみに考えた時間は約5秒)。
J兄弟も成し遂げられなかった“兄弟で月面歩行”の実現に向け、日本国内が盛り上がる。
南波長介・真弓はTVのインタビューを受け、父は兄弟が自転車で京都まで旅をした夏休みのエピソードを語った。
兄弟は二人で何かを成し遂げたいと思ったこと。
弟ヒビトのライトの電池が切れたとき後ろから兄ムッタが照らし、気づいたヒビトが兄のスピードに合わせて走ったこと。
私たちにとって大事なのはそういうこと。
“優しさ”に気付くのもまた“優しさ”。
あの夏の兄弟の姿勢のままで何かを成し遂げてくれれば 親としては何も言うことはない。
反抗期の息子たちを、その成長を、父ではなく『高倉レオン』として見守った父。何も言わず送り出し『高倉レオン』の秘密を守り続けた母。
南波兄弟もまたそんな両親の“優しさ”を受け継ぎ、 “優しさ”を連鎖させていくことだろう。