馬場 奈々美

ばばなおみ
馬場 奈々美
身長

156cm

職業

株式会社スイングバイ 民間宇宙飛行士

家族構成

父・馬場広人

略歴

JAXA職員としてメンテナンスロボットの開発に従事後、スイングバイの民間宇宙飛行士(コムノート)となる。現在、宇宙に行くべく訓練中。

初登場
#214~

言葉

「女同士っ お互い頑張りましょね!そこの誰か知らん人!」
「よくあんな面接で生き残れたわうち… もう絶対あかんて思てたのに ミラクルや ミラクルや~♪」
「もしかして “古谷 やっさん”ですか?」
「実は うちも同じこと書きました 中学ん時の文集に」

プロフィール

AXAで小型宇宙服の開発研究をしている馬場広人教授の娘。彼女自身は同じJAXAでISS用メンテナンスロボットの開発に携わっていた。

「ばば ななみ」と名前に「ばなな」が入っていることから、“バナナちゃん”と呼ばれることもある。JAXAの同僚からは、ナナちゃん、バナナと呼ばれている。

中学生の頃宇宙飛行士になると文集に書いていた彼女は、スイングバイの民間宇宙飛行士募集に応募した。応募当時26歳。

関西弁を話し、古谷への自己紹介の際自身のことを関西人と言っていることから、生まれ育ちは父・広人と同じ大阪出身ではないかと思われる。

喜びなどを全身で表現する元気いっぱいの女性で、スイングバイ笑川社長にも「元気があっていいなと思った」と評された。

コムノート二次審査の健康診断と体力テストの際、父からよく話を聞いていた古谷を見つけ、「“古谷 やっさん” ですか?」と話しかける。最初は訝しがった古谷だったが、彼女が馬場教授の娘と知り話が盛り上がる。
ただし声が大きくなってしまい、他の受験者から「しー」と注意された。
二次審査ではバナナ色のパーカーを着用。

古谷が自分の父のことを“先生”と呼んでいること、宇宙飛行士を目指しているのを知っていて宇宙服開発の研究員に採用してくれたこと。
古谷が父を「一生もんの師匠」と言ったことに嬉しさをにじませた奈々美。

同じ関西人同士、そして同じ身長同士一緒に頑張りましょう!と二次審査に臨む。
体力測定で共に走りながら、古谷が中学生の頃から宇宙飛行士になると言っていたこと、それを卒業文集に書いていたことを話し、自分も中学生の時に同じことを書いたと明かした。
中学生の頃から宇宙を目指したもの同士頑張りましょう!
奈々美は嬉しそうに走り続けるのだった。

数々の審査を終え、民間宇宙飛行士(コムノート)に応募し、合格となる。
同期となるメンバーには、ジョン・アーチャー、対馬新、五十嵐寿、管原五郎、そして古谷やすしが選ばれた。

NASAの訓練施設を借りるため渡米。スイングバイのメンバーと共に、ムッタの打ち上げを見守った。

日本初の民間宇宙飛行士、またISSの修理スペシャリストとして、彼女たちが宇宙に上がる日を楽しみに待ちたい。