小学生の頃に出会った宇宙服の下敷きに心を奪われ、宇宙飛行士を目指す。中学の卒業文集には将来宇宙飛行士になると書く。

だが応募条件の身長が満たせず、本人にはどうしようもない理由で諦めざるを得なかった。

小型宇宙服の開発が進められたことにより応募条件が書き換わり、晴れて宇宙飛行士選抜試験に応募。



宇宙飛行士選抜試験での閉鎖環境試験でムッタと同じＡ班のメンバーだった。

口は悪いが思ったことは素直に言うので裏表がない。本人曰く「正直もん」。

小さいことを気にしていて、「小さい」という言葉に過剰反応する。



宇宙飛行士選抜試験時、バス移動時では10分きっかり話すことや監視カメラの有無などJAXAの意図はどこにあるのかを冷静に細かく見極めようとしていた。



閉鎖環境試験中、古谷は不可抗力とはいえ福田さんの眼鏡を割ってしまう。そのことがしこりとなり、眼鏡を踏んでしまった足の裏にはずっと違和感が残っていた。しかし元々JAXAと一緒に仕事をしていた福田さんはこの試験でもJAXA側に贔屓される側だろうと考えていたところ、せりかより福田さんは試験を受ける際すぐに会社を辞めたことを聞く。

そして古谷は管制室へ眼鏡を新調してもらうようメッセージを書いた。その後、ずっと彼の足の裏にあった違和感は消えた。口は悪くとも絶対に曲がったことはできないという彼の真っすぐな性格を知ることができるエピソードである。

これは最終的に閉鎖環境メンバーから二人を選出するという場面でも見られ、古谷はずっと全員の課題内容に点数をつけており、自分が最下位であることを告白した。

自分に不利であっても決して嘘はつけずつかず、正直者である。



同じコンンプレックスを抱える小型宇宙服を開発した馬場教授を尊敬しており、熱烈なメールを送る。宇宙飛行士試験を受ける前にも決意のメールを送り、応援されている。それがきっかけで実物を見せてもらい、夢を託される。

カルピスの牛乳割は二人の共通のオカンの味（※『宇宙兄弟メシ第５回へ』）。



小学校３年生で落語の『じゅげむ』の一式をマスターしたという特技を持つ。ちなみに中学校の文集ではツッコミ名人と宇宙人と話せそうな人ランキングで１位になる。



自身と同じ宇宙飛行士選抜試験の合格者であるムッタには合格会見中にツッコミを入れるなど、メールを11件送った。最後に送ったメールには「合格おめでとう」。



福田さんがメンバーの一人である民間有人宇宙飛行を目指す会社、スイングバイが募集する民間宇宙飛行士コムノートへ応募し、見事合格。

その際ムッタから「合格おめでとう！」のメールが送られている。



福田らスイングバイのメンバーとともにムッタの打ち上げを見守る。この後NASAの訓練施設を借りての訓練中。負けない闘志を秘め、彼も確実に宇宙への階段を上っている。