手島 勇吾

てじまゆうご
手島勇吾
家族構成

息子・手島有利

略歴

過去宇宙飛行士を目指し選抜試験を3回受ける

初登場
#44~

言葉

「ただ……理解できないだけだ」
「有利……これがお前の理想か……」
「有利……お前の名前は 史上初宇宙へ行った飛行士 ユーリ・ガガーリンからとった」
「もしいつか有利の手で 史上初の地球外生物を発見出来たら……そいつに 『有利』――お前の名前をつけてやれ」

プロフィール

宇宙飛行士選抜試験を受け、閉鎖環境試験でB班メンバーだった手島有利の父。非常に厳格。息子の「有利」という名前は史上初の宇宙へ行ったユーリ・ガガーリンからとった。
最終試験の合格を辞退した理由を聞くため、息子からの呼び出しを受け会いに行く。
宇宙飛行士選抜試験3次試験を通過したにも関わらず辞退した息子が理解できずにいた。

過去『宇宙飛行士伝説』という本を出版しており、自身も宇宙飛行士選抜試験を3回受けた経験を持つ。

息子である有利にも宇宙飛行士になることを期待していたが、息子は地球外生物系の発見を目指すプロジェクトに加わるため、大学の講師も辞め、エウロパに探査機を送る計画を進めているNASAのJPL(ジェット推進研究所)の面接を受けることを決意した。

息子の部屋には、自身が書いた宇宙飛行士の本以外には地球外生物系関係の本、そしてフィギアが並ぶ。有利が作ったであろうフィギアを手に取り「これがお前の理想か…」と少し寂しそうに呟いた。

有利の部屋を訪れ決意を聞いた勇吾は、表情こそ厳格な父のままだった。だが駅での別れ際、父は息子にこう告げる。
「もしいつか有利の手で史上初の地球外生物を発見できたら……「有利」――お前の名前をつけてやれ」。

今まで厳格な父に逆らえず自分が本当にやりたいことを抑え込んでいた息子。史上初の宇宙飛行士の名前を付けた父の想いを背負いながらも、今はまだいるかもわからない地球外生物探査という試みに挑戦しようとする息子への、父なりの最大限の応援の言葉だったのだろう。

「明日の面接頑張れ」
息子がいつか手にするかもしれない「史上初」。
父は自分の道を歩み始めた息子を、静かに送り出した。