- 所属
- NASA
パーフェクツ” 宇宙飛行士
- 初登場
- #229~
words言葉
「なんでどーして!?モッシュがジョーカーズに行っちまうなんて!!」
「モッシュのいないパーフェクツなんて!全然!パーフェクトじゃないよ!」
profileプロフィール
"月面ミッションチーム“パーフェクツ”のクルーの一人。メンバーにはモッシュ、ドミドレがいる。“パーフェクツ”はムッタら“ジョーカーズ”のバックアップクルーである。
感情が豊かであり、声が大きく身振り手振りが大きい。
同期のモッシュとドミドレとは仲が良く、酒を飲みに行く間柄。モッシュがカルロに変わり“ジョーカーズ”の正規クルーとなった際、3人はモッシュの一足早い月面行きを祝う会を『OUTPUT TAVERN』で開いた。
“パーフェクツ”の一員として共に月へ行くことを願っていたクリステンホルム。勿論モッシュもそのつもりだった。モッシュがいない“パーフェクツ”はパーフェクトではなくなることを、クリステンホルムは大いに嘆く。
3人は長い時間“パーフェクツ”として共に過ごしてきた。 “パーフェクツ”の一員として共に月へ行くことが叶わず、悲痛に歪む表情のモッシュ。その悲しみを察し「“ジョーカーズ”の一員となっても仲間だ」とドミドレに言われた後の、いい表情のモッシュ。
モッシュの表情の違いは読者にとってわかりにくいが、クリステンホルムとドミドレにはその繊細な表情の違いがよくわかるのだ。
モッシュの繊細な表情を見分けるクリステンホルムだが、替わりに“パーフェクツ”の一員となったカルロとはうまくやれていない様子も描かれている。カルロがいたショーカーズが不思議とパーフェクトであったように、チームというのはクルー同士の相性も大いに大事であるということが感じられる。
別れを惜しんだ3人だったが、とある事件が起こり、モッシュは再び“パーフェクツ”の一員となる。
記者会見の前夜、モッシュの月行きを祝い親戚が集まった。甥っ子からの相談にこたえようとしたモッシュは、身につけていた魔除けの装身具を外してあることを行い、腕を骨折してしまう。
モッシュが身につけていた魔除けの装身具は、モッシュを占った占い師から「しばらく身につけていなさい」と渡されたものだった。 “落下”と“崩壊”。よく当たると評判の占い師から出た不吉な暗示。
モッシュは、いじめられている甥っ子に反撃の“ドロップキック”を教えようとして見事に落下してしまったのだった…。
そのよく当たる占い師ジャスミンを紹介したのがクリステンホルムであった。ジャスミンはクリステンホルムの叔母だったのである。
会見直前のこの事故により “ジョーカーズ”のクルーから外れたモッシュは、再び “パーフェクツ”に戻ることとなったのである。怪我そのものは不幸な事故であったが、これによりモッシュ、クリステンホルム、ドミドレは彼らにとってパーフェクトな姿を取り戻す。モッシュと共に月へ行けることを、クリステンホルムもドミドレも大いに喜んでいることだろう。"