沢木学 | 『宇宙兄弟』公式サイト
さわきまなぶ 沢木学 Sawaki Manabu
出身地
日本
日本
初登場
#4~

profileプロフィール

ムッタと同じ2025年にJAXA宇宙飛行士選抜試験を受けた一人。受験当時20代。

心肺機能をみる運動負荷試験では15分31秒、肺活量でも90秒超えと全受験者の中では長めの記録を出す。

試験中は同じ20代ということもあってか溝口と一緒にいることが多かった。

英語力、身体能力とも十分にクリアできるレベルにあり、二次試験終了後はムッタと沢木どちらを選ぶかJAXA内で評価が割れていた。

最初はムッタの票数が多かったが、「南波ムッタは前の会社で上司に暴力を振るいクビになっている」という事実が職員の田沼より発せられムッタの合格が危うくなる。
この事実について“なぜそうなったか”を星加と二村が調査。
実際は弟ヒビトに対する暴言を許せなかったことが発端だった。

JAXAに入り浸っていた昔の南波兄弟にも、同じような出来事があったのを星加は知っている。いじめられていた弟ヒビトを守るために前に立ち、相手に頭突きをくらわせたのだ。
結局は人と仕事し、人の“情”で人を選ぶ。
ムッタの頭突きの真相を突き止めた星加は「一緒に仕事をしたい」とムッタを推す。


同じころアメリカでは消火器男事件が起こり、そこに偶然居合わせたムッタがこれまた偶然で一躍ヒーローになり、アメリカのテレビ番組に出演、日本のテレビでも大きく取り上げられた。
JAXAの宇宙飛行士選考チームでは沢木を合格させる声が大きくなりムッタの不合格がほぼ決定事項となっていたが、消火器男事件でヒーローとなり宇宙飛行士南波ヒビトの兄であるムッタの存在は日本国内で大きくなっていく。

最終的にムッタの合否を大きく左右したのは、消火器男事件で一躍スターとなったことを知った茄子田理事長の「彼 もちろん通ってるよね 2次審査くらいねっ ねっ!」であった。
ムッタへの注目度、ひいてはJAXAや有人宇宙開発への注目度も視野に入れての発言だったかもしれない。

かくして二次選考を通過したのは沢木ではなくムッタとなったが、ムッタと沢木の合否の差はほんの少しである。
彼は機会を伺い再び宇宙飛行士を目指すことだろう。

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