- 所属
- 株式会社BYP/株式会社スイングバイ
「FUJI」プロジェクトチーム部長
- 初登場
- #213~
words言葉
「『先代の社長の頃より今の方が経営は拡大してる』――って言わないんスね 笑川さん」
「もしかしてアレすかね?俺が強面(コワモテ)だから仲間増えないんスかね」
「“有人”でなかったにしても振動が少ないにこしたことはないスよ」
「来たね」
「彼みたいのがコムノートになれば 若者の憧れの職業になっていきまスよ」
「なんか引きつけるもんがあったな彼には 独特のオーラみたいな 何のオーラかはわかんねーんだけど」
profileプロフィール
"(株)BYP/スイングバイ 「FUJI」プロジェクトチーム部長。初登場時51歳。
社長の笑川ともに、日本の民間有人ロケット一番乗りを実現すべく仲間を探している。
1年間で150人以上の人物と会うがチームメンバーがなかなか増えず、笑川には「確かに忍さんは内ポケットから銃 出しそうな悪人顔してますけど 話せば良い人だってすぐにわかる」、緊急脱出システム開発部の来栖には「(笑顔が)じゅーぶん怖い」「口ヒゲがチンピラっぽい」と言われる。
本人は「自分が強面だからだろうか」とかなり気にしており、来栖に言われて以降口ひげを剃っている。
日本の有人ロケット開発に必要な技術面の厳しいハードルを越えるべく、日々製作に取り組み意見を交わしロケット開発を進めていく。
ジグソーパズルのピースのようにピッタリと収まる同志。
そんな仲間を探していた笑川にとって、門村と来栖は「こんな人に出会いたい」そうイメージしていた通りの人であった。そして、福田も――。
笑川、門村、来栖、福田。彼らを中心に、株式会社BYP/スイングバイはJAXAの協力を得、2028年ついに補給船「FUJI」を乗せたアマテラスⅠを打ち上げISSとのドッキングに成功。次はいよいよ人を乗せるというところまで到達した。
そして、NASAとの協力のもと、スイングバイは民間宇宙飛行士を育てISSに派遣する計画を立てる。
(ちなみに日本の有人宇宙開発を目指す同志が集まったからなのか、この頃から再び口ひげを伸ばす。)
民間宇宙飛行士“コムノート”。
続々と集まる希望者たちの一次面接では、対馬新、五十嵐寿を気になる人物としてあげる。
2回目の面接では、記憶力がよく『じゅげむ』をマスターしたと言う古谷対し「俺は小児2で言えてた」と張り合うものの、マスターしたのは落語の“一席”であると知り「そりゃスゴイわ」と素直に驚く。
また2025年の宇宙飛行士選抜3次試験まで残ったことを面接のその場で福田の口から知り、あまりにも履歴書の字が汚いことを「こんな大事なこともっとキレイな字で書かなきゃ気付いてもらえないよ」と注意する。
ハイテンションで書いてしまったというその部分は、実際福田が口にするまでは誰も気づかなかったのであった…。
そして…
スイングバイのコムノートが発表。日本の有人宇宙飛行に一歩、また一歩と近づいていく。
選ばれたメンバーとともに見守ったムッタの打ち上げ、コムノートのNASAでの訓練でスイングバイや門村らは“日本初の有人宇宙飛行”へ、さらに歩みを進めていくことだろう。"