ブライアン・Ｊの娘でありエディ・Ｊの姪。
原作では#238からの登場だが、先にアニメ映画『宇宙兄弟#0』で登場している。

ブライアンに連れられてきたヒビトとは知り合いであり、一家で一緒に母マリアンお手製のチーズケーキを囲んだ。

エイミーは子どもの頃　父ブライアンの書斎でよく遊んでいた。本棚にある本には彼女のイタズラの痕跡が見られる。
ヒビトが手に取った『APOLLO 11』の『LLO1』が塗りつぶされ『APO 1』となっているのは彼女の仕業だ。

ブライアンはこの本の間に青い封筒に入ったNASAの仲間宛ての遺書を残している。
ブライアンの死後、絶望に打ちひしがれきちんと「お別れ」ができなかったヒビト。実家である南波家に戻り、家族と過ごしブライアンとお別れをするためアメリカに戻る。お墓を訪れた際この本の存在を思い出し、NASAのメンバーたちは自分たちに遺された「お別れの言葉」と「勇気」をもらい、ブライアンのいないNASAで再び歩み出した。

ちなみにブライアン一家で飼っていたパグのジェミニがこの後子どもを産み、ヒビトは左前脚にハートマークがついた一頭を譲り受ける。
「アポ」の名前の由来には、エイミーがイタズラした本『APOLLO 11』の存在も大きいことだろう。

ムッタとはジョーカーズ打ち上げ前、L-3のバーベキューで初対面となる。

C-66、ジョーカーズのフライトはエディにとって最後のフライト。
エイミーはエディを、父ブライアンと見送るため「連れて」きた。バーベキューの卓上には腕を組んだ笑顔のブライアン・Ｊが佇む。

ブライアン・Jとエディ・J。兄弟で一緒に月に立つ。

父ブライアンはその約束を生きて果たすことはできなかったが、月行きを決め打ちあがる兄エディの姿を嬉しそうに見送ったことだろう。
それも自分のバックアップをつとめたヒビトの、いつか会いたいと思っていた兄ムッタとともに。

そうして、Ｊ兄弟は月で再会を果たすのだ。