ビンスと共に月ミッションに行く、CES-62クルーの一人。彼らのバックアップクルーがムッタたちジョーカーズである。

ちょっと前に跳ねたモミアゲと、少し長めの下睫毛が特徴。

アリゾナ州北部ブラックポイント　ラバフロー試験場での訓練に、3日後に合流したジョーカーズに声を掛けたのがアンガスである。

月ミッションへ挑むCES-62クルーたちへのインタビューに、アンガスはわかりやすく自分たちが行うミッション内容を説明する。

着陸船は逆噴射で月に降りるため広範囲に砂が飛び散り、基地や重機類から離れた地帯に降りなきゃならないこと、発射台として使い捨てられた着陸ステージが月に残ること、このままでは基地周辺が着陸ステージの墓場と化すこと、このままでは徐々に着地ポイントを基地から遠ざけねばならなくなってしまうこと。

「そこでね…そうならないようにする第一歩が…我々のCES-62だ」

月面着陸の際には「ちゃんと動いたぜぇ　ピコ～」とピコに向けての言葉を呟いており、中継を見ていたピコが「へっ　当たり前だろ」と答えていることから、二人の信頼関係が垣間見える（ピコは中継の通信には参加していない）。

ムッタたちバックアップクルーに声を掛けたり、インタビューの中心にいるアンガス。彼は、CES-62ミッションで船長務めるリーダーである。

バトラーに「いいメンツ」と言われるCES-62クルーは、期待通りの、そして当たり前のようにミッションをこなし無事帰還した。