- 出身地
- 日本・埼玉県さいたま市在住
- 日本・埼玉県さいたま市在住
- 家族構成
- 妻、長女・絵名、長男・直樹、次男・キクオ、三男・オースケ、次女・ケイ
- 妻、長女・絵名、長男・直樹、次男・キクオ、三男・オースケ、次女・ケイ
- 初登場
- #89~
words言葉
「絵名はこの頃から面倒見がいいな」
「4人のやかましい弟妹を手なづけた絵名だ 4人の宇宙飛行士が相手でも余裕だろう」
「絵名のやつ ちゃんとシートベルトしたかな」
「あんなに速いなんて聞いてないぞ ビデオに撮り損ねたじゃねーか」
「ホントですか⁉」
profileプロフィール
北村絵名の父。豪快で陽気な雰囲気を持つ。
絵名が渡米する前、北村家は家族の歴史映像を見ながら宴席を設け談笑。
父は面倒見がよくしっかりした絵名のことを自慢気に語る。
しかし絵名は、家を出るとき父が泣いていたことを妹のケイに聞かされた。
「まるでどっかの嫁に行くみたいだったよ」
絵名には見せなかった父の涙もろい一面も伺えるエピソードだ。
絵名の打ち上げでは応援のため家族で現地入りし、家族の誰よりも緊張した面持ちで見守る。
ロケットが速すぎて持ってきたビデオでは撮れなかったが、息子の直樹が撮影していることを知り褒めたたえる。
家族皆が映像を見返しながら談笑する、そんな笑顔溢れる北村家の歴史映像を撮ってきた一人である。
絵名の帰還ももちろん家族で渡米。ヒューストンの管制室で見守った。
打ち上げ時と同じく家族の誰よりも緊張した面持ちで見守る父。
大気圏突入時ハッチの窓の外が燃え盛る映像を見て心配になるも、小町に「あれが正常」と言われて一安心。
しかしその後ハッチが地面に叩きつけられ、しばらく煙が上がっているのを見て青ざめる。すぐに大きな歓声があがり、父はいっぱいの笑顔で声をあげ娘の帰還を見届けた。
父の言動から、娘の絵名に対する想いが伺える。
ISS滞在中せりかが黒い噂に追い詰められているとき、絵名は今後の自分のアサインに影響が出るかもしれないと知りながらせりかの実験を助けることを決めた。
その理由の一つは「こーいう時ちゃんと手助けしないと…ウチの父ちゃんに『情けねえ』って泣かれるからさ」。
父の真っすぐな教育は、絵名の真っすぐでおおらかな人としての軸となっている。