せどりっく セドリック Cedric
- 所属
- NASA職員
- 初登場
- #238~
words言葉
「…ふっ バレても知らないぞ?」
「ふぅ~っ 冷えるな今夜は」
「おいおいムッタ そのまま月に持ってく気じゃないだろうな さっさと貴重品ボックスに入れといてくんねえかな そのケータイ」
profileプロフィール
打ち上げに関わるスタッフの一人。バーベキューの串を美味しそうに食べる。
エディの申し出で“バレたらマズイミッション”をこっそり手伝う。
キーワードは「夜風に当たりたいんだ」。
ブライアンがいつしか始めた、この脱走。
宇宙飛行士たちが“打ち上げ前夜の消灯後にこっそり屋外へ”行き、車に乗り込む。セドリックの見回りの合図を見計らって出発、自分たちを乗せるロケットを間近で見上げる…というもの。
ブライアンが毎回打ち上げ前日にこっそりクルーを連れて脱走したのか、今ならわかる気がする、とエディは言う。エディはブライアンからこの話を何度も聞いていたに違いない。
ちょっとしたスリルと、ロケットを見上げた時の高揚感。クルーだけの特別な時間だ。
この“バレたらマズイミッション”を知っているのはセドリック他数名とのことだが、実際にはバレているのかもと笑うエディたち。
もしかしたら、宇宙飛行士たちのためだけの公然の秘密…なのかもしれない。
回想ではブライアンが「また頼まれてくれない?」と言っていることから、セドリックは何回もこの脱走の手助けをしていることが伺える。
打ち上げ当日の朝食時、せりからのメールをじっくり読んでいるムッタにケータイを貴重品ボックスに入れてくれとせかす。
宇宙飛行士たちの荷物管理も行っているようだ。
ブライアンが始めた、宇宙飛行士たちの“バレたらマズイミッション”。
セドリックはこの儀式を、これからも“こっそりと”手伝ってくれるだろう。
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