- 所属
- "ロスコスモス LPK-29
”マクシム4” 宇宙飛行士"
- 出身地
- ロシア連邦共和国
- ロシア連邦共和国
- 初登場
- #283~
words言葉
「ああ 座れよヒビチョフ」
「あいつ口悪いんだけど いい奴だから」
「みんなの健康にカンパイ!ウラー!ウラー!ウラー!」
「いやあ~!君たちか!“雪上のサバイバル”のメンバーじゃん!」
「4人目あいつ」
profileプロフィール
"ロスコスモスでヒビトと共に訓練をする同期。
髪の毛の色より濃い眉毛と長い下まつ毛が特徴。ヒビトのことは「ヒビチョフ」と呼ぶ。
ロシアンジョークを披露したりヒビトの話を楽しそうに聴いたりとロシア人宇宙飛行士の中でもかなりごきげんな彼だが、最初の頃は多くのロシア人と同じくヒビトに対して距離を持っていた。
講義でヒビトが紹介されたときには固い表情で「NASAにいたらしいよ」と噂する。
回転イス訓練では座っていられない程酔う。難なくこなしたヒビトを見て思わず「ウソでしょ?」と声をあげた。
やがてヒビト自身が“ロシアの宇宙飛行士”になるべく歩み寄り始める。
「よく考えたら一人で宇宙へ行くわけじゃない」。そう思ったヒビトは食堂でマクシムたちに声をかけ、共に食事をとるようになった。
フランツはヒビトと初めて共に食事をとる際「“回転イス”すごかったよな」と興奮気味に声をかける。回転イス訓練を見事こなしたヒビトに対し、フランツ心の距離が縮まったようだった。
酒の席では“アネクドート”という小話(ロシアンジョーク)を披露する。本人はかなりごげんなのだが、フランツのアネクドートは大抵すべる…らしい(マクシム談)。
ヒビトの話を聞いて大いに笑ったり肩を組みあったり。
最初の頃はそっけなく冷たく感じるロシアの人々は、会うたびに、そして酒を酌み交わせば一段と心の距離が近くなっていく――。
ヒビトは“ロシアの温度”が上がっていくのを感じていた。
“見切り発車マン”“おしゃべりボーズ”“バカ舌”などマクシムによる遠慮のないあだ名は様々。フランツのおしゃべりにマクシムがツッコんだり、マクシムの言葉に補足をしたり笑顔でツッコんだりと2人の言葉のやりとりには「口は悪いけどいい奴」と言うだけの仲の良さや信頼が伺える。
雪上のサバイバル訓練ではフランツ、マクシム、ユルと共に時間を過ごしたヒビト。
たくさんの言葉を交わしたり、凍ったスター湖に飛び込んだり、ヒビトに試験のアドバイスをしたりと4人の間の温度は上がっていった。
そして――月ミッション“トルストイ4”のバックアップクルーに選ばれたのは “雪上のサバイバル”の4人のメンバー。
彼らは月を目指して今も訓練中。サバイバル訓練よりも更に人としての温度を高めた4人が、月面で活躍する姿が楽しみである。"