小山宙哉の完全監修で、Mr.ヒビットが本物のぬいぐるみに。“ロシアで乾杯”ペアロックグラス、宇宙兄弟ほぼ日手帳2019他、34巻記念セットができるまで。 | 『宇宙兄弟』公式サイト

小山宙哉の完全監修で、Mr.ヒビットが本物のぬいぐるみに。“ロシアで乾杯”ペアロックグラス、宇宙兄弟ほぼ日手帳2019他、34巻記念セットができるまで。

2018.08.22
text by:西谷涉
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こんにちは。スタッフのアユミです。

今年はいつになく暑さの厳しい日が続いていますが、
お盆も過ぎ、だんだんと夏も終わりに近づいていますね。
秋の静けさがそろそろ恋しくなってきませんか?

さて、秋も深まる10月下旬に発売となる『宇宙兄弟』最新34巻。
今回も発売を記念して、『宇宙兄弟』の世界観を再現したオリジナルグッズをつくりました。

34巻の記念セットに含まれるのは、ふたたび月行きの切符を目指してロシアで訓練に励むヒビトを祝福するアイテムとして、「Mr. ヒビットのぬいぐるみ」「“ロシアで乾杯” ヒビトのペアロックグラス」。そして、「宇宙兄弟ほぼ日手帳2019」がセットになった単行本。さらに、公式ストア限定特典のポストカード、クリアファイル、コースターが加わった豪華6点セットでお届けします。

今日は、その中から、「Mr. ヒビットのぬいぐるみ」「ロシアで乾杯” ヒビトのペアロックグラス」「宇宙兄弟ほぼ日手帳2019」の製作裏のストーリーをご紹介していきます。

小山宙哉が完全監修!
あの「Mr. ヒビットのぬいぐるみ」を原作と同じサイズで再現しました。

勇気と元気のシンボル、Mr.ヒビット。原作でも何回も登場しているMr.ヒビットのぬいぐるみが、小山宙哉の完全監修のもと、本物のぬいぐるみになりました。『宇宙兄弟』15巻の表紙でオリガが抱っこしている、あのサイズ感です。


ぴんと立った細長い耳、ふさふさのヒビットヘアに、きょとんとした愛らしい笑顔、そして宇宙服ルック。原作のイメージにこだわりつくられているので、
360°どこから見ても、Mr.ヒビット!

眺めているだけで癒されて、今日一日がんばれそうなほど、とってもかわいらしい仕上がりに。思わずぎゅっとしたくなる存在感がうれしいです。

※実際にお送りするものはデザイン・色味が若干異なる可能性があります。

原作のMr.ヒビットのイメージに忠実に、実際のぬいぐるみにするということで、小山宙哉と老舗ぬいぐるみメーカーの担当者が何度もすり合わせをして、試作を重ねて、つくりあげたもの。

まずは平面の図案をもとに、ぬいぐるみの素材感や刺繍にする部分などを確認して、その後、試作品のぬいぐるみを見ながら、パーツごとの細かな修正が加わり、原作のイメージに近づけていきました。

とくにこだわったのは、例えば、髪型のきわの部分や、目のラインをはっきり見せること。前から見たときに少し笑っているような口元。正面から見たときのほっぺたのふくらみ、などなど。

小山さんが原作で大切にしている部分や、Mr.ヒビットのキャラクターの一部になっている部分をていねいに監修しつつ、一方で、ぬいぐるみにするうえでのプロの意見もいただく。そうすることで、作品の世界観とぬいぐるみらしい愛らしさの両方をバランスよく実現し、原作ともアニメとも違う、ぬいぐるみのMr.ヒビットが誕生しました。

※実際にお送りするものはデザイン・色味が若干異なる可能性があります。

お子さんへのプレゼントや、Mr.ヒビットやヒビトファンのみなさんはもちろんのこと、小山さんのこだわりがつまって完成したぬいぐるみなので、すべての『宇宙兄弟』ファンの方に喜んでいただけると思います^^

お酒の時間をもっと美味しく、特別なひとときに。
「“ロシアで乾杯” ヒビトのペアロックグラス」

ロシアの星の街でゼロからのリスタート。

再び宇宙を目指すために、イヴァンの家族以外は知り合いもいない、言葉も文化も何一つ勝手が分からないロシアに飛び込んでいったヒビト。初めは、他の宇宙飛行士たちからも相手にされず、「客でも家族でもない」と冷たい歓迎を受けるものの、落ち込んだ後は、持ち前の前向きな性格で、少しずつチームメイトとも打ち解け、訓練を乗り越えていきました。


そんなヒビトのロシアでの生活に欠かせなかったのが、
仲間たちとの乾杯シーンです。

はじめは、無愛想で少し怖いくらいの印象があるロシアの人たちも、
お酒が入ると、少しずつ打ち解けて、温かく家族のようなつきあいに。

ヒビトがロシアの温度を感じ、心の距離を近づけるときに重要だったロックグラスを再現しました。今回はペアでお届けします。

すっきりしたスタイリッシュなデザインを手がけたのは、プロダクトデザイン会社のTRINUS。シンプルながらも厚みのあるグラス底がほどよい重量感で、乾杯のムードを演出してくれます。

2つのグラスには、それぞれの底面に月と地球の模様。そして、ロシアでヒビトが受け取ったふたつのメッセージがロシア語で刻み込まれています。左の地球ver.が「キノコと名乗ったからにはカゴに入れ」、右の月ver.が「君はコスモノートになった」です。

海の部分がグレーに、陸の部分が透明になっています。すると左側のグラス、日本が真ん中のあたりに見つけられましたか?

ちなみに、「キノコと名乗ったからにはカゴに入れ」という言葉は、ロシアに来たばかりのとき、イヴァンのメールに書かれていたもの。ロシアの有名なことわざのひとつで、やりはじめたからには徹底的にやりなさい、という意味なのだとか。ロシア人はキノコが大好きで、たくさんの種類があるそうですが、そんなお国柄もことわざに表れていますね。

初対面のときはお互いに様子を伺ってしまうけれど、何度かお酒を飲むと仲が深まるということは、日本人の私たちにも近い感覚がありますよね。

ヒビトがロシアで壁を乗り越えていったみたいに、このロックグラスで大切な相手とお酒を飲んだり、おもてなしの心を込めてお客さんに差し出せば、心の距離がぐっと近づくかもしれません。そんな風に、人としての温度があがる瞬間を、楽しんでいただけるとうれしいです^^

おまけページの宇宙にまつわる小ネタがうれしい。
「宇宙兄弟ほぼ日手帳2019」

昨年も好評だった「宇宙兄弟ほぼ日手帳」の2019年度版ができました。

ほぼ日刊イトイ新聞から生まれた、
ほぼ日手帳の見開き1週間タイプの「weeks」を、宇宙兄弟の世界観に。

表紙は白地にゴールドのラインで『宇宙兄弟』の要素をたっぷり散りばめて、爽やかな印象。ブライアン人形やブギーをはじめ、イラストのひとつひとつはどれも『宇宙兄弟』の印象的なエピソードとリンクするものばかりです。

手帳の中身は、ベーシックなほぼ日手帳のデザイン。
仕事や就活などにも使いやすいシンプルで実用的なレイアウトにしあげています。

スケジュール欄の左下には、「ほぼ日刊イトイ新聞」のコンテンツから選りすぐりの言葉が載っていたり、二十四節気や月の満ち欠けも掲載されていて、細かな気配りがうれしいつくりになっています。

手帳の中面の、充実した『宇宙兄弟』オリジナルコンテンツもお見逃しなく。
宇宙好きにはマストの「2019年天体観測カレンダー」「宇宙開発年表」に加え、国際色豊かな『宇宙兄弟』のキャラクターにあしらった「世界の美味しい料理」、そして「カール君のQ&A集」を掲載しています。

細かなデザインや、ところどころに登場する作品のワンポイントが、2019年度版にリニューアルされているのでお楽しみに♪

\2018年度版を愛用いただいているコヤチュー部員のみなさんに、
どんな風に手帳を使っているのか聞いてみました^^/

毎月のカレンダーには仕事とプライベートの予定を書き込み、週間毎のページには、かんたんな日記をつけている方、重要な仕事の予定やアイディアをメモしている方、NOTEには作り置きのおかずレシピを書いたり、就職活動の企業研究をメモしている方など、使い方もさまざま。

カバンの中で広がらないように、専用バンドをつけてペンと一緒に持ち歩いたりと、みなさん工夫されながら、とっても素敵にたのしく使っていただけているようです。中には、『宇宙兄弟』の脱出ゲームのステッカーを貼っている方も!

ぜひ、これから「宇宙兄弟ほぼ日手帳2019」を使われるみなさんも、十人十色の使い方を楽しんでくださいね。