ひとりひとりの感動シーンがぎゅっとつまった☆「宇宙兄弟カレンダー2019」壁掛けタイプ【製作秘話】 | 『宇宙兄弟』公式サイト

ひとりひとりの感動シーンがぎゅっとつまった☆「宇宙兄弟カレンダー2019」壁掛けタイプ【製作秘話】

2018.10.29
text by:西谷涉
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こんにちは。スタッフのアユミです。

10月も下旬となり、いいお天気の日もひんやりとした肌寒さを感じる季節になってきました。だんだん年末の話題がではじめる頃ですが、焦りすぎずに、今だけの秋色の景色も味わって過ごしたいですね。

さて、今年も「宇宙兄弟カレンダー2019」がよくやくできあがりました!
来週からの予約開始に先がけて、こちらのコラムでは「宇宙兄弟カレンダー2019」<壁掛けタイプ>をご紹介します。

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ファンの方からの声から始まった
「宇宙兄弟カレンダー」も今年で4年目

毎年愛用してくださっているファンの方も、フレッシュな気持ちで楽しんでいただけるよう、「宇宙兄弟カレンダー」は毎回デザインのテーマを考えるところから、制作が始まります。

2019年の壁掛けタイプのテーマは、大活躍中のジョーカーズ★

『宇宙兄弟』10周年という記念の年だった2018年は、今まで以上にファンの方と一緒になってコヤチュー部の活動を広げていったり、原作でも大きく物語が動き始めました。

33巻、34巻と作品のクライマックスへの序章となるような、帰還に向けて劇的なドラマが繰り広げられているなか、ムッタとジョーカーズをこれからも応援してほしいという思いを込めたデザインです。

月のミッションでひとりひとりが活躍の場を見せているジョーカーズを中心に、管制塔としてムッタたちをサポートするビンスや、ヒビトやせりかなど、作品を語る上で欠かせないキャラクターたちが登場!

33巻の表紙のイラストをメインに、原作からスタッフが選りすぐりをした、それぞれのキャラクターたちのグッとくる名シーンをセットでお届けします。

ちなみに、すでにお気づきの方もいると思いますが、1月~6月はジョーカーズの肩の番号順になっているのです^^

ここからは、カレンダーのイラストとともに、個々のエピソードを振り返ってお届けします!

ひとりひとりの物語を紡ぐ、
『宇宙兄弟』ならではのカレンダー

まずは、1月。ジョーカーズを率いる温和なリーダー、エディ。
問題児ばかりだったメンバーを見事にまとめあげ、月面の事故では絶体絶命のピンチに見舞われながらも、亡き弟ブライアンとの約束を果たしました。

そんなエディを象徴する名シーンとして選んだのは、33巻#306よりブライアン号から酸素補給をするシーン。自分たちの”宇宙の夢”は終わりではなく、次へとつながっていくことにふと気づいた瞬間でした。



2月は、カルロです。
はじめは、いつも気取った態度で嘘か本当か分からないことばかり言っている、少しうさんくさい印象だったカルロも、24巻のマフィアに潜入していたお父さんのエピソードのあたりから、表には出さないデリケートな部分が描かれ、印象が変わりましたよね。

そのカルロがもうひとつ、新たな顔を見せてくれたのが33巻。瀕死のベティを何としてでも助けようと、クジョーのサポートのもとに自らが手術にのぞみます。




3月は、ベティです。宇宙からの帰還途中の事故で夫のタックを亡くし、息子のクリスを女手一つで育ててきた、男まさりのたくましさを見せるベティ。その強さの裏には、父親を亡くしたクリスにとっての母親でありながら、父親にもなりたかった、という想いが。

今回のミッションを最後に、宇宙への旅を終えて、クリスの母親として生きたいとも話していたベティは無事に地球に帰れるのでしょうか。



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4月は、フィリップです。踊ったり歌ったり、いつでも陽気で騒がしいフィリップも、31巻#295で、自分のルーツに悩んでいた子ども時代が明らかに。テレビで見たエディの言葉「we are lonely, but not alone」を胸に、宇宙飛行士の道へ。

エディが見た景色を見ること。そして、国や人種がどうでもよくなる高さまで行って、地球を見ること。ふたつの夢が同時に叶ったとき、フィリップの長年の心のわだかまりはすーっとなくなったようでした。



5月は、アンディです。
口数の少なさと大きなからだで怖がられやすいけれど、人一倍タフで縁の下の力持ちのアンディ。ムッタとは、16巻のNEEMO訓練のときからの仲。

アンディの過去を1話にぎゅっと詰め込んだ32巻#303では、からだの大きさに悩んでいた頃、吹っ切れるきっかけになったビルの言葉「2人以上が同じことを褒めてくれたなら、それは間違いなく真実だ。」が印象的でしたね。



そして、6月はもちろん、ムッタの月!
物語の始めは、仕事もなく人生に後ろ向きだったムッタも、今ではたくさんの仲間に囲まれて、宇宙飛行士としてシャロンの展望台を立てるために月面で奮闘する日々。

数多くの名場面があるムッタの“グッとくるシーン”として今回選んだのは、32巻#297より月面展望台のソーラーパネルを立てるシーン。

“人類の大きな進歩”として讃えられそうなミッションに取り組みながらも「世界のためになるかどうかは「結果」でいい。俺はただ1人を思ってやればいい。」とシャロンを思い浮かべる、隠れた名場面です。




7月以降も、ぜひどこのシーンか探してみてくださいね^^

これまでと同様に、壁掛けカレンダーには月齢や天体情報ももりだくさん!
キャラクターの誕生日や、歴史的な宇宙イベントなど、プチ天文情報も充実。予定を書き込めるスペースがしっかりあるので、使いやすさもばっちりです◎

『宇宙兄弟』の名場面とともに過ごす1年を

今年の壁掛けカレンダーの表紙は、ジョーカーズの象徴的なイラストでもある33巻より。また、壁掛けタイプの特典として、カレンダーと同じA3サイズのポスターを1枚セットでプレゼントします。ポスターのデザインは、ムッタとヒビトが月面で並んでるあの10周年記念ビジュアルです♪

ムッタとヒビトの兄弟の物語が軸にありながらも、それぞれのキャラクターを引き立てるストーリーの掘り下げがとても細やかな『宇宙兄弟』。

このようなカレンダーがつくれるのも、小山さんがひとりひとりの登場人物を丁寧にじっくりと描いてきたからこそ。

新しい一年も『宇宙兄弟』ファンのみなさんが
「宇宙兄弟 オリジナルカレンダー2019」とともに、笑顔あふれる飛躍の年になりますように。

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▶ <卓上タイプ>のカレンダーの紹介記事はこちら