せりか基金発足の1年ダイジェスト 〜春・プロジェクト開始編〜 | 『宇宙兄弟』公式サイト

せりか基金発足の1年ダイジェスト 〜春・プロジェクト開始編〜

2018.05.17
text by:編集部コルク
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宇宙兄弟は「せりか基金」を立ち上げます。
シャロンが患って闘っているALS、せりかのお父さんが患って亡くなった病気であるALS。未だに原因も治療法も解明されず、徐々に体の運動機能を失っていく恐怖や、知力、痛み、かゆみ、寒さなどの体の感覚が保たれたまま意志を伝えることができなくなる恐怖、自分の命の意味と闘うALS患者の方の、希望を叶える支援をしたいという想いがあります。せりかの夢の実現を現実のものに。

こんにちは!せりか基金プロジェクトメンバー、鈴木せり(@seri258)です。
せりか基金は今月で1周年を迎えます。

「どんなことが出来たらいいのか」と話しを始めたのが去年の春のこと。それからコンセプトを決めてロゴを決めて……と動きだしたら、たくさんの素敵な出会いや学びがあり、濃密な1年があっという間に過ぎました。そして今では1年前には想像しなかったほどの多くの想いやエネルギーに囲まれて活動をしています。

この1年で得た前向きで力強い気持ちをシェアしたい……!
そう思って、ここで1年を振り返ってみようと思います!

春・プロジェクト開始

宇宙兄弟に関わる仕事をする中で「ALSの力になりたい」という声は昔からでていたものでした。

会社の中で時間をつくっていよいよ動き出そうとした時、まず大切にしたいと思ったのは “作中でせりかがALS患者さんの希望の光になったように、ALS治療に前向きな気持ちを呼び起こす活動がしたい”ということです。それはどうやったらいいのか・果たして上手くいくのかと話し合いを続けました。初めは不安なことだらけでした。

しかし、私たちには”多くの読者の心を動かす力もつ『宇宙兄弟』だからこそ力になれることがあるはずだ”という強い気持ちがありました。

そして作中と同じように希望を持ってもらえるように、「せりか基金」という名前に決定。
2017年5月22日にプロジェクトをリリースしました。

瞬く間に、宇宙兄弟の読者、心ある活動を支援してくださるメディアの方、そしてALSの患者さんに活動を知っていただき、たくさんのメッセージをいただきました。

ALS患者さんからもメッセージをいただき、そちらはサイトに掲載させていただきました。

せりか基金、とてもぴったり!なネーミングだとおもいました!
漫画の中でもせりかは、頑張って、ALSの薬をつくりあげましたね。そんなせりかのように、どんな苦しい事、逃げ出したいことがあっても、がんばってほしいです。
私達ALS患者も協力していく覚悟でいます。どうか、皆様の暖かいご支援よろしくお願いいたします。

ALS患者 酒井ひとみ

そして、せりか基金リリースの僅か3日後に飛び込んできたのは「治療前進」のニュース。

話をききたいと、急いで取材協力のお願いをしました。
プロジェクト開始直後の前向きなニュース、追風が吹いているような勇気をもらいました!(この時の取材記事はこちらから読めます

ちょっと長くなってしまったので、続きは、夏編よりどうぞ!


「せりか基金」に賛同してくださる方は、是非ご支援をお願いします。
直接の寄付だけではなく、シェアやリツイートも力になります。
#せりか基金をつけて投稿してください!

どうぞよろしくお願いします。

 

この時期のせりか基金通信

せりか基金通信インタビュー 〜酒井ひとみさん編〜 一緒に歩んでくれますか?

なにが正しいのかを問いつづけながら進む道

まずは観て話すことからはじめた。ドラマや映画で知るALS。

「せりか基金」チャリティグッズを通じて届けたい想い


さあ、はじめよう 想像ではうまくいってる byムッタ

「せりか基金」公式サイト:
https://landing-page.koyamachuya.com/serikafund/
チャリティーグッズ:
https://serikafund.stores.jp/

★小山宙哉とALS患者の方との対談をこちらに掲載してます。
★私の名前は酒井ひとみです ーALSと生きるー