2020年8月中旬以降の天体イベント情報☆
この頃は、時流に沿ってオンラインでも楽しめる天体イベントが増えてきました。今回注目したいのは、8月19日に宇宙ステーション補給機「こうのとり」が国際宇宙ステーションから離脱する様子を見られる生中継など。
宇宙を通じて知っておきたい、目に焼き付けておきたいイベントをこの夏〜秋には楽しみたいですね。
2020年8月中旬以降の天体イベントをご紹介します!
JAXA
宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機 ISSからの離脱 ライブ中継
宇宙ステーション補給機「こうのとり」は、国際宇宙ステーションに補給物資を運ぶための輸送手段として、日本が開発した無人の宇宙船です。
8月19日に宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機(HTV9)の国際宇宙ステーションからの分離及び大気圏への再突入が予定されています。国際宇宙ステーションから離脱する「こうのとり」9号機の模様を、生中継をお楽しみください。
番組放送日時:2020年8月19日(水)2:15~3:05
離脱予定日時:2020年8月19日(水)2:35頃
※時刻は日本時間です。放送及び離脱の日時は変更になる場合がございます。
>>「宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機 ISSからの離脱 ライブ中継」の詳細を見る
令和2年「宇宙の日」記念 作文絵画コンテスト
9月12日の「宇宙の日」を記念して、毎年全国の小・中学生対象とした作文絵画コンテストが開催されています。今年のテーマは「50年後の宇宙生活」。どんな未来になっているのか、自由な発想で50年後の宇宙生活を思い描いてみてください。
応募資格:全国の小・中学校に在籍している児童・生徒
応募締切:令和2年9月12日(土)「宇宙の日」(必着)
応募方法:詳細はこちら
<募集作品>
≪作文の部≫
題名は自由です。400字詰め原稿用紙2枚から5枚以内(ワープロ不可、自筆のこと)
≪絵画の部≫
①手描き作品
A2サイズ(420mm×594mm)以下の用紙を使用(画材は自由)
②お絵描きアプリなどコンピューターで作成した作品(以下、コンピューター作品)
(ファイル形式はJPEGまたはPNGとし、サイズは5MB以下とする。)
※作文・手書き作品・コンピューター作品それぞれ1人1作品ずつ応募できます。
>>「令和2年「宇宙の日」記念 作文絵画コンテスト」の詳細を見る
【オンライン講演会】第30回 自然科学研究機構シンポジウム −宇宙科学と生命科学の深~いつながり−
ブラックホール、リュウグウのサンプル分析、 宇宙実験などを題材に、自然科学研究機構の研究者3名が、宇宙科学と生命科学のつながりをオンライン講演会を通じてお話します。また、講演後はパネルディスカッションにて、みなさんからの質問や疑問に答えてくれます。事前質問受付フォームから、宇宙について気になることを聞いてみましょう!
日時:2020年9月26日(土)13:30〜
※事前申し込み不要
<プログラム>
●第1部 講演会 13:30 – 15:40
[13:30 – 14:10] 人類が初めてみたブラックホールの姿
(国立天文台 本間 希樹 教授)
[14:15 – 14:55] 有機物顕微分析法の宇宙科学への展開
(分子科学研究所 大東 琢治 助教)
[15:00 – 15:40] 宇宙実験からアルツハイマー病の解明を目指す!
(分子科学研究所 矢木 真穂 助教)
●第2部 パネルディスカッション 15:50 – 16:30
筑波宇宙センター「シミュレーションで発見!宇宙機のひみつ」展(要予約)
ロケットや人工衛星などの宇宙機の研究開発では、シミュレーションとして多くの模擬的な実験が行われています。シミュレーション研究を通じて、宇宙機のさまざまな「ひみつ」を解き明かしましょう!
開催期間:2020年7月17日(金)~10月5日(月)10:00~16:00
開催場所:筑波宇宙センター 広報・情報棟 視聴覚室
入場について:事前予約制。詳細はこちら
※休館日の確認はこちら
>>「筑波宇宙センター「シミュレーションで発見!宇宙機のひみつ」展(要予約)」の詳細を見る
宇宙センターなどの施設も順次見学再開
[2020年6月8日(月)より]
筑波宇宙センター 見学再開(要予約)
[2020年6月10日(水)より]
角田宇宙センター 宇宙開発展示室 見学再開(要予約)
[2020年6月19日(金)より]
臼田宇宙空間観測所 見学再開
※当面展示館のみ公開は見合わせ
[2020年6月19日(金)より]
内之浦宇宙空間観測所 見学再開
[2020年6月22日(月)より]
調布航空宇宙センター展示室 見学再開
[2020年6月25日(木)より]
相模原キャンパス 宇宙科学探査交流棟 見学再開(要予約)
[2020年7月2日(木)より]
能代ロケット実験場 見学再開(要予約)
[2020年7月6日(月)より]
地球観測センター 見学の再開(要予約・平日のみ)
[2020年8月1日(土)より]
種子島宇宙センター 宇宙科学技術館 見学再開(要予約)
国立天文台 三鷹キャンパス
4D2Uドームシアター
国立天文台 三鷹キャンパスでは、目の前に広がる立体的な宇宙空間の映像を楽しむことが可能な、4D2Uドームシアターもお楽しみいただけます。
■ 月の形成
地球以外の惑星とその衛星の大きさを比較すると、地球の衛星として月のサイズは大きすぎます。このような月はいつ、どのようにして誕生したのでしょうか。月の成り立ちについて有力とされる、巨大衝突説(ジャイアントインパクト説)によるシミュレーションを紹介します。
開催日時:9月5日(土) 13:30~/14:30~/15:30~
※8月25日(火) 正午受付開始 (予定)
開催日時:9月11日(金) 13:30~/14:30~/15:30~
※9月1日(火) 正午受付開始 (予定)
開催日時:9月19日(土) 13:30~/14:30~/15:30~
※9月8日(火) 正午受付開始 (予定)
TeNQ宇宙ミュージアム
宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)は、「宇宙を感動する」がコンセプトとし、あらゆる宇宙に関するものを展示・展開している施設。緊急事態宣言下でしばらく休館が続いていましたが、現在は感染予防対策を実施しつつ、営業時間を短縮して営業再開しています。
※体験コーナーは一部中止、館内の混雑解消のため入場制限も実施。
<8月>
平日:11:00~19:00(最終入館18:00)
土日祝、特定日(8月11日~14日):10:00~19:00(最終入館18:00)
※TeNQ宇宙ストアも19:00まで
<9月>
平日:12:00~19:00(最終入館18:00)
土日祝:11:00~19:00(最終入館18:00)
※TeNQ宇宙ストアも19:00まで
■シアター宙(ソラ)のプログラムは、当面の間1種類のみの上映
上映プログラム:Program #3 宇宙グランドツアー
■休止・中止イベント
【休止】
・ミッションラリーQ
・惑星パズル(イマジネーションエリア)
・火星研究プロジェクト(サイエンスエリア) ※8月17日(月)~平日のみ、時間を短縮し再開します。
TeNQ×Little Twin Stars『キキ&ララと星めぐり展』
誕生45周年を迎えたサンリオの人気キャラクター「リトルツインスターズ」と宇宙ミュージアムTeNQがコラボレーション!初公開の原画や人気商品の展示、デジタルぬりえ体験や、TeNQならではの視点でリトルツインスターズと一緒に星の一生を学べるコーナーなど、たくさんの方にお楽しみいただける企画が満載です。
開催期間:2020年8月6日(木)~12月2日(水)
開催場所:TeNQ内 企画展示室
料金:TeNQ入館料に含む
※イベントは、施設運営者の判断により中止になる場合がございます。詳細は、各イベントのホームページなどでご確認ください。
[参考ページ] イベント | ファン!ファン!JAXA!
定例イベント | 国立天文台(NAOJ)
トピックス一覧 | 宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)
[画像の出典] JAXA(宇宙航空研究開発機構)
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マンガ『宇宙兄弟』には、さまざまな関連本が出版されています。
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<スタッフプロフィール> ゆみ
星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
温泉と旅も大好き。いろんな所をめぐって、その魅力をお伝えします^^