
こんにちは。スタッフのアユミです。
桜が咲きはじめ、春のあたたかな陽射しが心地いい季節になってきましたね。
『宇宙兄弟』からまたひとつ、1年以上の制作期間をかけて、こだわりぬいた自信作がようやくできあがりました。新しいはじまりの季節にぴったりな、「宇宙服ボディバッグ」をご紹介いたします。

大人になっても、
いつでも一歩を踏み出せる自分でいたい。
子どもの頃は、毎日が新鮮で、
新しいことは何でも楽しくて、
あれもこれもやってみたいと思っていたのに。
いつの間にか、大人になると、
目の前のことにワクワクしたり、
心を躍らせながら何かに向き合うことが、
少なくなったと感じることはありませんか。

ムッタとヒビトも、子どもの頃は、
好奇心と冒険心のかたまりで、
裏山を探検したり、トンネルの中を覗きに行ったり、京都まで自転車の旅をしたこともありました。
それが、大人になったムッタは、
宇宙への想いを心の奥底にしまいこみ、
現実との折り合いをつけて生きることを選んでいました。

その後、ヒビトの計らいで、宇宙飛行士選抜試験のチャンスを掴んだムッタは、ふたたび子どもの頃の宇宙への憧れの気持ちを思い出します。
ムッタのように、大人になってからも、ワクワクする気持ちをもう一度思い出したり、新しいことに挑戦できる自分たちでいたい。
そんなスタッフ間の話し合いから、「いつでも一歩を踏み出せる自分でいよう」というメッセージを込めた商品づくりがはじまりました。

永遠の憧れ、宇宙服を思わせるデザイン
宇宙飛行士になり、念願の月面に到着したジョーカーズ。初めて宇宙服を着て月面に立ったムッタは、まるで子どものように目を輝かせて、ワイワイ楽しそうにはしゃぐ姿が描かれています。


宇宙服はみんなの憧れであり、ワクワクに満ちていた子ども時代の気持ちにも戻れる。さらに、高性能の技術で自分を守ってくれるもの。
宇宙服さえ着ていれば、身ひとつで外で出かけられるように。必要なものが全部入って、かつ身軽なものを思い浮かべて、たどり着いたのがボディバッグでした。


パラシュート素材で
軽さと強さを両立
ムッタの宇宙服の生命維持装置のような、機能性とデザインを兼ねそろえたボディバッグを目指して、まずは機能的な素材を使ってるメーカー探しからはじまった今回の企画。
1年ほどかかってたどり着いたのが、日本製のパラシュートの生地を使って、職人たちの手で鞄作りをしているブランド「SEAL(シール)」でした。
パラシュートといえば、ムッタがピコと出会うきっかけとなった、アスキャン訓練にも登場する『宇宙兄弟』とも縁のあるもの。

日本で唯一のパラシュート生地の製造会社である「藤倉航装」の素材は、自衛隊などでも実際に使われているもの。人の命を守るためのパラシュート素材は、長年の技術の積み重ねで改良され、軽さと強さを両立しています。
万が一、穴ややぶれが生じてしまった場合にも、格子の目で織り込まれている頑丈な糸があるので、裂けつづけてしまう心配はいりません。撥水加工がされているので、雨の日のお出かけにも、気にせず使えるのもうれしいポイントです。
日常になじむデザインと
充実した機能性
ムッタやヒビトたちの宇宙でのEVA活動に欠かせない生命維持装置。そのシルエットや、耐久性を表現しつつも、日常使いにこだわった宇宙服ボディバッグ。
わずか480gと軽くてコンパクトなのに、
単行本やiPad、500mlのペットボトルなど、必要なものをしっかり収納できるサイズ感です。

どちらの肩にかけても使いやすいよう、バッグの両サイドについたファスナーや、荷物を取り出しやすく設計された、充実した内ポケットなど、実用的な機能がたくさん。カフェで読書や作業をしたり、休日のちょっとしたお出かけにもぴったりです。
また、肩ひもの長さを調整できて、42cm〜115cmまで自由自在にいじれるので、身長や体型に関係なく、フィットするお好みの長さでお使いいただけます。


カラー展開は、ムッタの宇宙服を思わせるホワイトと、定番のブラック。
底のマチの部分には、生命維持装置の硬くて丈夫な機械の雰囲気をだすために、白の方はレザーを、黒の方はリユースのタイヤ素材を採用。しっかりとサポートされたつくりも安心です。
じつは、これまで藤倉航装では、白いパラシュート生地は製造していなかったのですが、今回の商品づくりにあたり、試験的につくってくださり、そちらを採用させていただいた経緯がありました。そのため、白いパラシュート生地が、商品として世に出るのは初めてなのです。

ワンポイントのこだわりは、ブラックもホワイトも、どちらも裏地の一部にはオレンジの素材が使われていること。これは、月からヒビトが帰還したときのパラシュートの色を連想したカラーなのです。





宇宙服ボディバッグを背負って、
今日も一歩を踏み出そう。
宇宙服といえば、やっさんの印象的なエピソードがありましたね。



中学生の頃、福引の景品で当たった下敷きがきっかけに、宇宙飛行士や宇宙開発の世界に憧れを抱いたやっさん。
宇宙飛行士の身長制限にわずかに満たず、夢のスタート地点にすら立つことができなかったのが、その後、伸縮型宇宙服が開発されたことで、宇宙飛行士への道がひらけました。
やっさんにとって、宇宙服は憧れの原点でもあり、挑戦することを後押ししてくれるものでもありました。やっさんの下敷きのメッセージの英訳がタグにも印字されています。

子どものように、うれしくてはしゃいでしまうときも、先が見えずに不安でしかたがないときも。
宇宙服はいつだって、私たちSPACEBROTHERSの味方。
軽やかな「宇宙服ボディバッグ」をお出かけの相棒にして、
あなたも、一歩を踏み出してみませんか。



