宇宙兄弟らしい財布って、なんだろう。MOTHERHOUSEとつくった、機能的でミニマルな革小物 | 『宇宙兄弟』公式サイト

宇宙兄弟らしい財布って、なんだろう。MOTHERHOUSEとつくった、機能的でミニマルな革小物

2026.07.08
text by:編集部コルク
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こんにちは。
宇宙兄弟スタッフのさとうめです。

毎日使う財布やカードケース。

バッグを変える日も、服装が変わる日も、仕事の日も、休日も。
革小物は同じものを使い続ける方が多いのではないでしょうか。

だからこそ、ただ便利なだけでも、ただ見た目がいいだけでもなく、手に取るたびに、少し気持ちが楽しくなるようなものだったらいいなと思います。

今回、マザーハウスさんとのコラボレーションでつくったのは、
Earth & Moon WalletEarth & Moon Card Caseです。

マザーハウスさんとのコラボレーションは、今回が2回目。

前回のコラボレーションで誕生した「SPACE WORKER BACK PACK」が、地上で働く私たちにとっての“宇宙服”のような存在だったとしたら、
今回のウォレットとカードケースは、そのポケットにそっと入れておきたい、小さな装備品のようなアイテムです。

毎日使えること。長く使えること。
そして、宇宙兄弟の物語を、静かに感じられること。

そんなことを大切にしながら、マザーハウスさんと一緒に形にしていきました。

今回は、ウォレットとカードケース 2つのアイテムのこだわりをご紹介していきます。

宇宙兄弟コラボだからこそ、「機能的」で「ミニマル」に

今回の企画で、マザーハウスさんと最初にお話ししたのは、
宇宙兄弟のコラボアイテムであるからには、機能的で、ミニマルなものが欲しい
ということでした。

『宇宙兄弟』に登場する宇宙服や宇宙船、装備や道具は、どれもそこにある理由があります。

限られた空間の中で、必要なものをどう収めるか。
どうすれば、使う人が迷わず、気持ちよく動けるか。

宇宙に持っていく道具には、「なんとなく」はありません。

その考え方を、日常で使う財布やカードケースにも落とし込めないだろうか。
そんな問いから、今回のものづくりは始まりました。

キャラクターを大きくあしらうことだけが、宇宙兄弟らしさではないはずです。
毎日の中で自然に使えて、けれど手に取った人だけが物語を感じられる。
そして、道具としてちゃんと頼れる。

そんなバランスを目指しました。

今回のために生まれた、新しいウォレットの型

特にウォレットは、今回のコラボレーションのために、マザーハウスさんに開発していただいた新しい型です。

大きな特徴は、
お札を折らずに入れられる土台のウォレットと、
必要最低限のものを入れて持ち出せる小銭入れが、
分離し、さらにドッキングできること。

普段は、土台のウォレットに小銭入れをセットして、ひとつの財布として。
お札やカード、小銭をまとめて持てる、日常使いしやすい形です。

一方で、ちょっと近所まで出かけるときや、荷物をできるだけ軽くしたい日には、
小銭入れだけを持ち出して、必要最低限のものだけを持っていくことができます。

全部を持つ日もある。
必要なものだけを選ぶ日もある。

その日の予定や気分に合わせて、装備を組み替えるように使えるウォレットです。

小さくするために、使いやすさを諦めるのではなく。
使いやすさを残したまま、必要なものだけを選べるようにする。

ロケットも、出発地点からどんどん分離をしていきますが、
この構造が、今回のコラボレーションで目指した
「宇宙兄弟らしいミニマルさ」なのでした。

「ミニマル」と「使いやすい」は、両立できる

ミニマルな財布というと、「何かを削る」「少し我慢する」というイメージがあるかもしれません。

でも今回目指したのは、ただ小さくすることではありませんでした。

お札は、折らずに入れたい。
カードも、必要な分はきちんと入れたい。
小銭も使いやすく持っておきたい。
でも、身軽に出かけたい日には、最小限だけを取り外して動きたい。

その全部を、できるだけ無駄のない形で叶えること。

宇宙船の中の限られたスペースに、必要な機能がきちんと収まっているように。
小さな財布の中にも、毎日を支える機能をぎゅっと詰め込みました。

地球から月へ。手のひらに刻んだ軌跡

機能だけではなく、宇宙兄弟の物語も、静かに込めています。

今回のデザインテーマは、地球と月
ブラックのレザーの両端に、地球の青と月のシルバーの革パーツを縫い込んだデザインです。

『宇宙兄弟』にとって、地球と月はただの場所ではありません。
ムッタとヒビトが、それぞれの夢に向かって歩き出し、何度も立ち止まりながら、それでもまた前へ進んできた道のりそのものでもあります。

地球で生まれた夢が、月へ向かっていく。
遠くに見えていた場所が、いつか本当にたどり着く場所になる。

そんな『宇宙兄弟』のまんなかにある物語を、毎日持ち歩ける革小物に落とし込みたいと思いました。

Earth & Moon Card Caseには、地球から月へと向かうロケットの軌跡を、レザーにエンボス加工で刻んでいます。

ぱっと見たときには、シンプルなライン。
でもよく見ると、それはまっすぐではなく、ゆるやかに弧を描きながら月へ向かっています。

夢や目標に向かう道も、きっと同じです。

最短距離で一直線に進めることばかりではなく、
迷ったり、遠回りしたり、思っていた方向と違う場所へ進んでいるように感じる日もある。

それでも、少しずつ軌道を描きながら、ちゃんと前へ進んでいく。

手に取るたびに、その軌跡がそっと目に入ることで、
今日の自分の一歩も、大事な一歩だと思えるようなデザインに感じていただけたら嬉しいです。

月へ降り立つ瞬間を、象嵌という手仕事で

カードケースの軌跡の先には、月に着陸しようとする着陸船のロケットモチーフを入れています。

ここで使われているのは、象嵌という技法です。

革の表面に、別のパーツをはめ込むようにして絵柄をつくる手仕事。
印刷ではなく、パーツとしてそこに存在しているからこそ、見る角度や光の当たり方で表情が少しずつ変わります。

小さなカードケースの中に、月へ向かう軌跡と、着陸の瞬間を閉じ込める。

少しロマンのある仕様でありながら、マザーハウスさんらしい、丁寧なものづくりを感じられる部分でもあります。

名刺を取り出すとき。
カードをしまうとき。
手元でちらりと見える地球から月へ向かうロケットの姿が、心を支えてくれる気がします。

立ち止まりそうなときに思い出したい言葉

ウォレットの差し込みパーツの裏側には、ある言葉を忍ばせました。

“It’s a piece of cake!”

『宇宙兄弟』の中でも、前へ進む勇気をくれるこの言葉。

見える場所に大きく入れるのではなく、あえて内側にそっと。
誰かに見せるためではなく、自分だけが知っているお守りのように入れています。

大丈夫。
きっとやれる。
案外、やってみたら楽勝 かもしれない。

そんなふうに、立ち止まりそうな瞬間の背中を、こっそり押してくれる存在になれば嬉しいです。

日常に馴染む、小さな装備品として

今回のアイテムで大切にしたかったのは、
“宇宙兄弟らしさ”と“日常で使いやすいこと”の両立でした。

上質なレザーの質感。
長く使うことで少しずつ変化していく表情。
余計な装飾を抑えた、凛とした佇まい。

そこに、地球と月、ロケットの軌跡、着陸船、そして “It’s a piece of cake!” という『宇宙兄弟』の物語を、静かに重ねています。

毎日使うものだからこそ、強く主張しすぎず、
でも、手に取ったときに、自分の中でだけ少し気持ちが上を向く。

Earth & Moon WalletとEarth & Moon Card Caseが、みなさんの日常にそっと寄り添う“小さな装備品”になれたら嬉しいです。

月を目指すような大きな夢も、
今日やるべきひとつひとつの仕事も、
どちらも一歩ずつ進んでいくしかありません。

今日の自分から、少し先の自分へ。
この革小物と一緒に、また一歩を踏み出してみませんか。