NASA技術者の小野雅裕さんによる、宇宙探査をテーマにした人気連載『一千億分の八』。この連載が加筆されて書籍されます。
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書籍の発売前に、是非この連載を振り返り、宇宙の壮大なスケールに浸ってみませんか?
今日振り返るのは連載第12回。
1968年、アポロ8号は月と地球の重力を使って進みながら、約38万キロも先にある月へ接近しました。
目的地の月へ迷わずにたどり着くのは、まるで宇宙で”ホールインワン”を狙うようなもの。どうやってアポロ8号の乗組員は、迷わずに月へ辿り着けたのでしょうか?
彼らが使った昔ながらの技術と、そこに秘められた数式とともに、NASA技術者の小野さんが解説してくれます☆
■先日、そのミッションを終えて土星に散って話題となった土星探査機カッシーニの最後に関する小野さんの記事はこちら
【号外】土星の空に消える探査機カッシーニの壮絶な最期
■『一千億分の八』読者のためのFacebookグループ・『宇宙船ピークオッド』
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■過去の『一千億分の八』をイッキ読みしたい方はこちらから
【第1回】〈一千億分の八〉はじめに
【第2回】〈一千億分の八〉ガンジス川から太陽系の果てへ
【第3回】〈一千億分の八〉地球をサッカーボールの大きさに縮めると、太陽系の果てはどこにある?
【第4回】〈一千億分の八〉すべてはSFから始まった〜「ロケットの父」が愛読したSF小説とは?
【第5回】〈一千億分の八〉なぜロケットは飛ぶのか?〜宇宙工学最初のブレイクスルーとは
【第6回】〈一千億分の八〉なぜロケットは巨大なのか?ロケット方程式に隠された美しい秘密
【第7回】〈一千億分の八〉フォン・ブラウン〜悪魔の力を借りて夢を叶えた技術者
【第8回】〈一千億分の八〉ロケットはなぜまっすぐ飛ぶのか?V-2のブレイクスルー、誘導制御システムの仕組み
【第9回】〈一千億分の八〉スプートニクは歌う 〜フォン・ブラウンが戦ったもうひとつの「冷戦」
【第10回】〈一千億分の八〉宇宙行き切符はどこまで安くなるか?〜2101年宇宙の旅
【第11回】〈一千億分の八〉月軌道ランデブー:無名技術者が編み出した「月への行き方」
【第12回】〈一千億分の八〉アポロを月に導いた数式
【第13回】〈一千億分の八〉アポロ11号の危機を救った女性プログラマー、マーガレット・ハミルトン
【第14回】〈一千億分の八〉月探査全史〜神話から月面都市まで
【第15回】〈一千億分の八〉人類の火星観を覆したのは一枚の「ぬり絵」だった
【第16回】〈一千億分の八〉火星の生命を探せ!人類の存在理由を求める旅
【第17回】〈一千億分の八〉火星ローバーと僕〜赤い大地の夢の轍
【第18回】〈一千億分の八〉火星植民に潜む生物汚染のリスク
〈著者プロフィール〉
小野 雅裕
大阪生まれ、東京育ち。2005年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。2012年マサチューセッツ工科大学(MIT)航空宇宙工学科博士課程および同技術政策プログラム修士課程終了。慶應義塾大学理工学部助教を経て、現在NASAジェット推進所に研究者として勤務。
2014年に、MIT留学からNASA JPL転職までの経験を綴った著書『宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由』を刊行。
さらに詳しくは、小野雅裕さん公式HPまたは公式Twitterから。
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