時計好きの小山宙哉がデザイン監修!宇宙を感じながら、時を刻む「宇宙兄弟カジュアルリストウォッチ【10周年記念アイテム】」ができました。
こんにちは。スタッフのアユミです。
紅葉がきれいに色づいてきたかと思えば、今年もあとわずか1か月。ひんやりした風が冷たく、ようやく冬の訪れを感じる季節になりました。クリスマスは何を食べようとか、お正月はどう過ごそうとか、毎年のことながら、年末が近づいてくるとわくわくしますよね。
今日は、そんな季節にぴったりな読みものをお届けします。
小山宙哉さんと約2年の製作期間をかけてつくりあげた「宇宙兄弟カジュアルリストウォッチ【10周年記念アイテム】」の制作裏のストーリーです。
今回は小山さんのこだわりの大きさだけ、お伝えしたいことがたくさんあります。少しボリュームがありますが、どうぞ最後までおつきあいください^^
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宇宙に浮かんでいる、月と地球をモチーフにした、
『宇宙兄弟』オリジナルデザインのクロノグラフ腕時計。
黒ベルトの方は、月から地球を想うムッタを、茶色い方は、地球から月を想うヒビトをイメージしたデザインです。
『宇宙兄弟』26巻で、ムッタがついに月面に到着したときに、シャロンがくれたメッセージを覚えていますか?
つかず離れず、だけどお互いのことをちゃんと見ている、まさに月と地球のようなムッタとヒビトを腕時計に表現しました。
時計好きの小山さんが全面監修!
2年をかけてつくられた、オリジナルの腕時計
今回この『宇宙兄弟』オリジナルの腕時計をつくることになったのは、じつは小山さんのアイディアでした。
お気に入りの腕時計をいくつも持っているほど、時計好きの小山さん。当時何かつくりたいグッズがあるか伺ったときに、まっ先に出てきたのが「腕時計」だったのです。
そんな背景もあり、小山さんが全面的にデザインを監修し、細部までこだわり抜いた「宇宙兄弟カジュアルリストウォッチ【10周年記念アイテム】」。
こちらでは、とくにこだわった3つのポイントをご紹介します☆
1. クロノグラフ
ひとつの腕時計に、ストップウォッチの機能もついているクロノグラフは、小山さんが個人的にもお気に入りなのだそう。
33巻で、エディがムッタに預ける腕時計もクロノグラフでしたね。エディの言葉にあるとおり、アポロ11号でバス・オルドリンが宇宙で着けていたのもクロノグラフだったのだとか。
デジタルのものがどんどん普及しているなか、手巻き時計ではないものの、時計職人たちの技術が生み出した、アナログならではの味わいが感じられる腕時計です。
2. レトロで宇宙感のあるドーム型風防(ガラス面)
ほんのりドーム型の風防(ガラス面)も小山さんのこだわり。
フラットでスマートな印象のクリアガラスの腕時計が多いなか、やさしいまるみを帯びた厚めのガラスは、ちょっぴりレトロで、宇宙船の窓ガラスのような印象に。
レザーのベルトが腕にやさしくフィットするので、ほどよい重みが心地よく、安心感を与えてくれます。
3. 宇宙空間に浮びあがる、月と地球
製作期間の多くを費やし、小山さんが妥協することなくデザイナーさんと追求したのが、月と地球が宇宙空間に浮かびあがる立体感の表現でした。
当初は、地球も月もイラストの想定で話をすすめていたものの、どうしても立体感を出せなかったことから、リアルな写真を使ってみることに。さらに、色味を調整したり、境界線のラインをなくすことで、背景が主張しすぎることのない、浮かんで見えるぎりぎりのところを目指したのです。
ぜひ、お手元に届いたらまずは、この立体感を楽しんでいただければと思います^^
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じつは、こんなところにも!
腕時計にこっそり隠れた、“宇宙兄弟らしさ”を探そう♪
パッと見ただけでは『宇宙兄弟』のアイテムだと気づかないほど、コンテンツ感がひかえめな今回の腕時計ですが、じつは、あちらこちらに原作とリンクしたデザインが隠れているんです。小山さんの遊び心がつまった、細やかなこだわりをさくっとお見せします!
まず、ムッタver.は、ムッタのラッキーナンバーである「6」の下に「LUCKY」の文字。ブルーの色もアクセントになっています。こちらは秒針の赤、短針と長針の白とあわせて、宇宙服の色をイメージしたもの。
一方、ヒビトver.は、オリガがヒビトに贈ったターコイズのネックレスにちなんで、秒針がターコイズカラーに。そして、よく見ると12時の上の△マークがベージュ色…!
すでにお察しの方もいらっしゃると思いますが、ヒビトのつんつん頭をイメージしているんです。
両デザインとも、文字盤に「SPACE BROTHERS」のロゴと「NAMBA」のワッペン入り。さらに、腕時計の裏側は、ISSのハッチをイメージしたデザインになっています。こんなところにも、小山さんのアイディアが◎
気づくと思わずにやっとしてしまうような、分かる人にしか分からないくらいのさりげなさで『宇宙兄弟』らしさが散りばめられているので、宝探しのような感覚で、楽しんでいただけると嬉しいです^^
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毎日を刻むものだから、
大切な人に贈りたい。
せりかがISSに旅立つ前、ムッタが腕にはめていた手巻き時計を渡すシーンがありましたね。そして、ジョーカーズがふたつに別れて帰還することになったとき、エディがコマンダーの証としてムッタに大切な腕時計を預ける場面も。
そんな風に、作品の中で、特別なシーンや大切な相手に贈るものとして描かれてきた腕時計は、もしかしたら、小山さんご自身にとっても、なにか大切なエッセンスがあるものなのかもしれません。
『宇宙兄弟』10周年の締めくくりアイテムとなる、今回の腕時計。あなたもこの腕時計とともに、これから歩みたい道に向かって、時を刻み始めませんか。
なんてことのない毎日も、友だちや家族とのお出かけも、恋人と過ごす1日も、いろんな時を刻みながら、あなたの日々に寄り添ってくれるはず。
大切な人への贈りものにしたり、“月と地球”のようなふたりで、ペアで着けるのもすてきです。