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お願い事はもうした?☆七夕にまつわるお話

お願い事はもうした?☆七夕にまつわるお話

もうすぐ七夕の日がやってきますが、もう短冊にお願いごとは書きましたか?
美しい笹飾りを立てて祝う七夕の行事。
元々は織姫が得意としていた機織りにちなんで、上達したいことを短冊に書いて願うものとされています。

もうすぐ七夕☆ということで、今回は七夕にまつわるお話をお伝えします。

夏の夜空の風物詩「夏の大三角」


無数の恒星の光が折り重なり、光の入道雲のような天の川。
夏は、天の川が一番明るく見える季節です。
そして、東の空に3つの一等星が三角形を作る「夏の大三角」は夏の風物詩でもあります。

まずは、この「夏の大三角」の星をひとつずつご紹介していきましょう!

こと座のベガ「七夕の織女星」

中でも一番明るく、青白いダイヤモンドのように輝くのはこと座のベガ。
べガはアラビア語で「落ちる鷲」と呼ばれ、翼をたたんで急降下で砂漠におりてくる姿に見立てられています。

ギリシア神話では、吟遊詩人のオルフェウスが愛用していた竪琴で、亡くなった妻を冥界から連れ帰ることができなかった彼は、その琴で美しくも悲しい音色を奏でながら山野をさまよい歩いたと伝えられています。
日本の琴とは違い、西洋の竪琴でハープの原型のリラという楽器がイメージされているようです。

わし座のアルタイル「七夕の牽牛星」

一方わし座のアルタイルはアラビア語で「飛ぶ鷲」と表現され、砂漠の上空を舞う鷲の姿に見立てられています。

ギリシア神話では、大神ゼウスの使い鳥としてゼウスに下界の様子を知らせたり、雷電の矢を運ぶ役目を遣わされたようです。

はくちょう座のデネブ

上の2つの星の間には淡い輝きを見せる天の川が流れ、その天の川の中で長い首を伸ばすのは、はくちょう座のデネブ。
その十文字の形状から、南半球の夜空に輝く南十字星に対して、はくちょう座は「北十字」とも呼ばれています。
このはくちょう座、実は大神ゼウスがスパルタ王妃レダに近づくために化けた姿とも言われています。

「夏の大三角」の3つの星が、国を越えて全て鳥に見立てられているのも興味深いですよね!

この「夏の大三角」。
天の川を挟んで西岸と東岸にある織姫と彦星で有名な「七夕伝説の物語」を秘めていることが分かります。

「なんとなく知っているけれど、そもそもどんなお話だっけ?」
という人のために、七夕伝説の物語をおさらいしましょう☆

七夕伝説の物語

天の川を挟んで西と東に住む織姫と彦星。

二人は元は働き者でしたが、夫婦となったことで毎日が楽しく、仕事をしなくなった二人を見かねて、織姫の父である天帝が両岸に二人を引き離します。
しかし泣いてばかりの姿を可哀想に思い、年に一度だけ二人が会うことを許された日が、7月7日の七夕の日となります。

ちなみに七夕伝説は、日本のお祭りと、奈良時代に中国から渡ってきた伝説が合わさったもので、江戸時代に庶民たちに広まっていったようです。

織姫と彦星の距離


(画像引用:Yahoo!JAPANきっず図鑑)

さて、七夕にまつわる2つの星ですが、地球からの距離は、織姫の星ベガが25.3光年、彦星の星アルタイルは16.8光年と言われています。

両者の間隔は15光年ばかりあり、光の速さで考えたとしても、現実的には織姫と彦星が出会えるのは15年以上の隔たりがあり、とてもデートなどできる距離ではないことはよく知られている皮肉なお話。

明るい街中で天の川を観ることはできませんが、「夏の大三角」は街中でも確認することができます。
3つの星の位置から流れる天の川を想像してみるのも、なかなかの乙なもの。

星のそれぞれに古代の人々が想像したドラマが描かれている、そんなことを思いながら、夕涼みがてら夜空を見上げてみてはいかがでしょうか^^

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