こんにちは。スタッフのアユミです。
宇宙兄弟15周年のアニバーサリーイヤーも残り2ヶ月。
物語もクライマックスに向けて盛りあがっているなか、スペシャルな年のムッタの誕生日(10月28日)を記念して、1028枚限定の「ムッタの複製原画」をつくりました。
▼ 限定1028枚! 10月28日(土)販売スタート
「宇宙兄弟15周年ムッタの複製原画」
ムッタを中心に描かれた単行本の表紙のイラスト10枚の中から、ファンの方に投票いただき、今回ダントツで選ばれたのは35巻の表紙。シャロン月面天文台が完成した瞬間のムッタです。
こちらのコラムでは、35巻の表紙にまつわるエピソードを振り返りながら、今回の複製原画のみどころをご紹介していきますね。
ファン投票で選ばれたのは、
ムッタの“ハッピーエンド”
子どもの頃に、宇宙に魅了されて、
いつの日か兄弟で月に行くことを夢見ていたムッタとヒビト。
そんなふたりをあたたかく見守り、宇宙や星空の魅力を教えてくれたのが天文学者のシャロンでした。
大人になって、一時期は宇宙への夢からすっかり遠ざかっていたムッタが、ふたたび宇宙を目指し、念願の宇宙飛行士になってからも、次々にやってくる試練。
それでも、ムッタの心に小さな光を灯し続けてくれたのは、宇宙を夢見た少年時代の原点であり、シャロン望遠鏡を月に建てるという、子どもの頃にシャロンと交わした約束でした。
そして、ようやく手にした月行きのチャンス。
宇宙飛行士になることも、実際に宇宙に行くミッションに選ばれたことも、ましてや、シャロン月面天文台の建設プロジェクトがNASAの協力のもと実現され、ムッタ自身がそのミッションに関われることも、ひとつひとつが奇跡のような確率。
月のミッションでも、太陽フレアや仲間の怪我など、イレギュラーな事態や数々の困難を乗り越えて、ひとつひとつの扉を開いたようやくその先に、シャロン月面天文台が完成したのでした。
35巻の表紙は、そんな途方もない夢がついに叶った瞬間の、天文台の光を眺めているムッタ。原作では、背中からムッタの姿が描かれたシーンを、正面から描いたものです。シャロンとの約束をついに果たし、達成感と喜びと安堵感が混ざり合ったような、とてもいい表情をしていますよね。
今回のために特別に、小山宙哉が『宇宙兄弟』35巻の表紙を描いている作画風景の映像を公開しました。小山さんが水彩で着色する仕上げの様子を、ぜひごらんください。
高品質な技術でつくる
プレミア感のある複製原画
今回は、“ミストグラフ”という複製原画の中でも、品質にこだわった表現方法を採用しました。小山宙哉だからこそ描けるタッチや色彩のニュアンスを細部まで見ていただけます。
また、ミストグラフは約30年は退色しない(※室内光下)技術と言われているので、長くお楽しみいただけます。
複製原画は、シリアルナンバー入りの真鍮プレート入り。額装をしてお届けするので、そのままお部屋に飾っていただけます。
アニバーサリーなど記念の節目に、限られた数だけおつくりしている『宇宙兄弟』の複製原画。そんなプレミア感も含めて、手にとっていただけるとうれしいです。
夢を追い続ける勇気をくれるワンシーン
シャロンの個人的な想いが、ムッタの夢になり、まわりの仲間たちを巻き込んだ“みんなの夢”となって、ついに現実のものになったシャロン月面天文台。
夢を叶えるまでの道のりは、
時に厳しくて、時に地道だけれど、
それでも諦めずに、何度もやり直したり挑戦し続けた先には、きっと輝くものがあるはず。
そんなことを感じさせてくれる、夢や目標に向かって走り続ける人たちの光になるエピソード。
お部屋の机や棚に飾れば、日々の暮らしの中でさりげなく目に入って、ムッタから良いエネルギーをもらえそうな原画作品です。ぜひ、ポスターやインテリアのような感覚で、お気に入りの空間に飾ってみてください。