夢に寄り添う、お守りのような1本に。NASA認定「フィッシャースペースペン」から『宇宙兄弟』モデルが誕生。 | 『宇宙兄弟』公式サイト

夢に寄り添う、お守りのような1本に。NASA認定「フィッシャースペースペン」から『宇宙兄弟』モデルが誕生。

2024.05.21
text by:西谷涉
アイコン:X アイコン:Facebook

こんにちは。スタッフのアユミです。

すっきりと晴れ渡ると、爽やかで気持ちのいい季節。空を舞うツバメの姿からも、初夏の訪れを感じる日々ですね。

『宇宙兄弟』の連載がいよいよクライマックスを迎えている中、物語の大きなテーマのひとつ、”夢”に寄り添うアイテムができました。「宇宙兄弟 × フィッシャースペースペン」をご紹介します。

▼ 5月31日まで期間限定販売
「宇宙兄弟 × フィッシャースペースペン」はこちら

NASAの宇宙飛行士が愛用!
フィッシャースペースペンとのコラボ

性別や年代を問わず、だれにとっても身近な、ふだんの暮らしの中で使えるもので、お守りのような存在になるグッズをつくりたい。そんなスタッフの発想から、企画がはじまりました。

今回『宇宙兄弟』とコラボレーションしたのは、宇宙で使えるボールペンとして世界で知られる「フィッシャースペースペン」。

1968年にNASAからの要請で、フィッシャー社が数億円をかけて開発した、宇宙空間でも使える特殊なつくりのボールペン。アポロ11号のクルーによって初めて使用されて以来、今も宇宙飛行士たちによって、実際に宇宙で使用されている、時代を越えた名品です。

数あるモデルの中から、小山宙哉と選んだのは「アストロノート」CH4BCモデル。作品の世界観をつめこんだ、オリジナルデザインにしあげました。

夢を叶えた日々人が
宇宙で手にしたボールペン

今回コラボレーションしたスペースペンは、じつは原作の7巻でも登場しているもの。すぐにピンと来た方も、いるのではないでしょうか。

日々人が初めて宇宙の無重力空間に到着したシーン。日々人がくるくると回転させて遊んでいたボールペンが、まさにフィッシャー社のスペースペンをモデルに描かれたものです。

少年時代に六太とともにUFOを見た日から、宇宙を夢見て、まっすぐに生きてきた日々人。念願の宇宙飛行士になってから5年、宇宙を夢見た日からは20年もの歳月の間、ひたむきに夢を追いかけ続けてきました。

そんな日々人が宇宙で使っていたペンだから。夢を夢のままで終わらせない、一歩踏みだす勇気をくれそうです。

▼ 5月31日まで期間限定販売
「宇宙兄弟 × フィッシャースペースペン」はこちら

夢を追い続ける
想いに寄り添う1本

日々人のように、自分の中に“絶対”を持って、まっすぐに進んでいけたなら、どんなにすてきでしょう。

だけど、さまざまな事情で、夢を追いかけ続けることが難しいと感じることもあるかもしれません。

そんなとき、自分だけは自分の味方でいられるように、想いに寄り添ってくれるアイテムがあれば、未来を信じられる気がしませんか。

鉱山の町ポットヒルで生まれ育ったビンスは、宇宙への夢を家族や周りの大人たちに理解してもらえませんでした。そんなビンスの思いに寄り添ってくれたのが、親友ピコとリックの存在のほかに、もうひとつ。ノーマン・フィッシャーの小説『MOONWORKER』でした。

「2030年まで生きてごらん
その時代 月面歩行者は歩を進め 月面労働者として月へ向かうんだ」

「2030 Go To The Moon As MOONWORKERS 」

『宇宙兄弟』から、夢を追いかけ続ける人に贈りたい言葉として、少年時代のビンスを支えた一文をフィッシャーペンに刻みました。

プリント加工ではなく、ざらざらした塗装の部分を削り、下地の金属部分を見せているので、剥がれる心配もありません。反対側の面には、兄弟のような小さな月と地球のあしらいを入れました。

『宇宙兄弟』の世界観を感じながら、夢を現実に変えるための一歩目に寄り添うお守りのようなボールペンです。

100年先まで使える、
宇宙の技術を日常に。

実際に、宇宙開発の現場で使われているフィッシャー社のスペースペン。

一般的なボールペンは、重力によってインクがペン先へ落ちる仕組みのところ、スペースペンは、窒素ガスの圧力によってインクがペン先に移ります。この特別なつくりによって、重力のない宇宙空間や水中、極端な低温・高温下(-34~+121℃)においてもスムーズに書くことができるのです。

さらに、インクも特殊で、100年先まで乾くことなく使うことができます。

宇宙の技術を使ってつくられた上質なボールペン。自分が愛用したものを、何世代も先まで使い続けることができると思うと、なんだかロマンを感じませんか。

書きたい気分を高める
軽やかなノック

ボールペンといえば、カチッカチッというノックの音と動作がつきもの。フィッシャースペースペンの魅力のひとつが、他にはない、ノックの押し心地です。

人差し指でも楽に押せてしまうほどの軽さは、文房具好きの小山宙哉が「何回もかちゃかちゃやりたくなる」と語るほど。書き始めの最初の動作が楽しいと、気持ちのスイッチも入りそうですよね。

2030年まで、フィッシャースペースペンで
それぞれの物語を刻もう

ビンスの少年時代に、手の届く未来として小説に描かれていた「2030年」。
この一節を胸に、友と未来を信じて夢を追い続けたビンスは、2029年にようやく、月のミッションで宇宙へ行くという夢を叶えることができました。

2030年まで、あと6年。
あなたはどんな未来を思い描きますか?

今、仕事で岐路に立っている人も、新たな挑戦をしている人も。
このフィッシャースペースペンに思いを寄せれば、きっとふとした時に勇気をもらいながら、それぞれの物語を育んでいけるはず。

そんな人生をともに歩む一本として、選んでいただけると嬉しいです。

▼ 5月31日まで期間限定販売
「宇宙兄弟 × フィッシャースペースペン」はこちら

フィッシャースペースペンのほかの製作秘話もあわせてどうぞ。