【宇宙兄弟×日々醸造】限定月見酒「月日」製作秘話 -SHUWAN編 | 『宇宙兄弟』公式サイト

【宇宙兄弟×日々醸造】限定月見酒「月日」製作秘話 -SHUWAN編

2024.07.12
text by:編集部コルク
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『宇宙兄弟』×日本酒コラボの第二弾!
今年は日々醸造(ニチニチジョウゾウ)株式会社とのスペシャルコラボレーションとして、限定酒「月日」を抽選販売中です!応募期間は8月2日(金)まで。

数量限定の限定酒「月日」をより深く味わうためのオリジナル酒器「SHUWAN」のセットは、小山宙哉オフィシャルストア限定のみの抽選販売となります。

抽選ページはこちらから!(宇宙兄弟×日々醸造「月日」特設サイトへ)

今回は、オリジナル酒器「SHUWAN」について詳しくご紹介していきます!

<限定酒「月日」については、記事前編へ>

日々醸造の酒職人 松本日出彦さんと選んだSHUWAN!

ところで、お店や家で日本酒を飲むときに、どんな酒器で飲んでいますか?

おちょこ、ぐい呑み、ワイングラス……。
お酒に合わせて、酒器を変えるのも楽しいですよね。

さまざまな酒器がありますが、限定酒「月日」に合わせて選んだのは、「SHUWAN」という最新の酒器です!

おちょこ、ぐい呑みよりも大きく、手の中にしっくりとおさまるくらいのサイズ感。ワイングラスのように口が広いつくりになっています。

「月日」をもっと楽しんでいただくには、どんな酒器がいいか? を考え、日々醸造の代表で、酒づくりを担う酒職人の松本日出彦さんと一緒に選んだのが、この「SHUWAN」でした。

器の中に、日本酒を半分の高さ(90~120cc)くらいに注いで使用すると、香りと味わいが立ち上がってくるような飲み心地口当たりもなめらかで、やわらかくお酒が口に入ってくるような感覚です。

「月日」は、甘さ、香りを押さえながら、美味しさと軽やかさを追求した繊細な味わいのお酒のため、おちょこ、ぐい呑みのような小さな器で飲むよりも、SHUWANのような大きめの器で飲むほうが、香りと味わいが増幅するのだそうです。

松本さん曰く、大きめの器に注いで、噛むように飲むのがおすすめとのこと。器の中でゆっくり温度が上がっていく中で、変化していく味わいも楽しんでいただくと、より一層「月日」を美味しく飲めるそうです。

「月日」のコンセプトをもっと味わう

今回のコラボ酒「月日」に込めたコンセプトは、六太と日々人が歩んできた「月日」

六太と日々人が、少年時代に月を見上げて宇宙に憧れた日から、夢をひとつ実現させた現在、そして未来までの月日に想いを馳せて飲めるようなお酒に仕上がりました。

六太と日々人が歩んできた「月日」の中に、もっと入り込んでいくために、SHUWANのベースカラーは、宇宙に見立てた漆黒のものを特注。

お酒を注いでいく内側には、六太と日々人が月面に立ち、月から眺めた地球をデザインしました。底面の宇宙兄弟ロゴは、月をイメージした金色で表現。

「月日」に酔いしれながら、SHUWANに目を落とすと、宇宙空間の中に浮かび上がる地球が。六太と日々人の視点を通じて、さらにふたりが過ごしてきた月日を味わえるアイテムです。

新しい酒器ジャンル!? 「SHUWAN」のこだわり

そもそもSHUWANとは、「酒碗(しゅわん)」という酒器から開発された商品。時代時代によって生み出される日本酒のアルコール度数や味わいにも変化があり、日本酒の変化に合わせて、酒器も移り変わってきた歴史がありました。「おちょこ」のような小さな酒器が誕生したのは、時代が進む中で醸造技術が向上し、アルコール度数が高いお酒をちびちび飲む文化ができたからだそうです。

時代の先端をゆく日本酒蔵は、アルコール度数を下げ、圧倒的に軽く、繊細な味わいの酒を造るようになってきましたが、その繊細な味わいを表現するのに適した酒器がなかったのです」

こう語るのは、新しい酒器のジャンル「酒碗」を考案し、SHUWANの開発者でもある庄島健泰さん。

庄島さんは、繊細な味わいのお酒の、香りや風味を増幅させるような酒器のあり方として、おちょこ、ぐい呑みよりも大きな、小ぶりな抹茶碗サイズの酒器「酒碗」を、まず考案しました。

庄島健泰さんが運営する酒碗ギャラリー「天酒堂」で販売されている酒碗。どれも一点もの

「酒碗」をベースに、量産流通を目指して開発したものが「SHUWAN」です。コップのような飲み心地ではなく、器の中でお酒が有機的に揺らぎ、香りのバランスを保ったまま、味わいを増幅させられる、新しい酒器。円形と楕円形を組み合わせた形状を、ミリ単位で調整していき、やっとやっと誕生したものです。形状のデザインには、唐津焼の職人である村山健太郎さんが携わり、製造には、肥前吉田焼の窯元「224porcelain」の辻諭さんが担当されています。

お米から生まれた日本酒を美味しく飲むために、一般的なごはん茶碗と同じ素材の磁器を採用。

「月日」の繊細な味わいを、もっと楽しむために、こだわり抜いてつくったSHUWAN。中秋の名月の夜は、SHUWANで「月日」を飲みながら、『宇宙兄弟』の物語とお酒の味わいに、たっぷりと浸っていただけたら嬉しいです。

小山宙哉オフィシャルストアでの先行抽選販売は、【8月2日(金)23:59まで】
https://corkshop.jp/corkinc/lp/koyachu/nichinichi_tsukihi/

■商品情報

販売商品① 日々醸造×宇宙兄弟 限定酒「月日」SHUWANつきセット
価格:12,000円(税込)
お届け日:9月17日ごろ
販売店:小山宙哉オフィシャルストア限定

販売商品② 日々醸造×宇宙兄弟 限定酒「月日」
価格:3,993円(税込)
お届け日:9月17日ごろ
販売店:小山宙哉オフィシャルストア、一部酒販店での流通

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【サイズ・仕様】
[限定酒「月日」]
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
原料米:秋津西戸村産山田錦100%
アルコール分:11度(原酒)
内容量:720ml

[SHUWAN]
素材:磁器
サイズ:口径80mm 高さ66mm
重さ:108g
容量:270ml
※一点一点製造しているため、個体差がある場合がございます。

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記事前編では、限定酒「月日」の製作秘話をお届けしています!

▶︎記事前編