【宇宙兄弟×エスキュービズムコラム #006】 1家に1台?!ロボット「ブギー」の時代が来る!
もし、宇宙開発でもIoTが発展したらどういったことができるようになるのか? そんな想像を働かせて、たなPが「宇宙兄弟」をIoTの目線で見てみるコラムです!
今回は、27巻から登場して存在感を増している「ブギー」に迫ります。お楽しみに!
こんにちは。エスキュービズムのたなPです。
実は先日、ニフティさん(http://iot.nifty.com/)と弊社の共同でIoTハッカソンを行いました。ハッカソンは、プログラマーやデザインナーから成るチームが数時間や数日間という制限された時間の中で、課題に対して答えを作り上げていくイベントのことです。
今回のテーマは、
「お笑い×IoT~次世代の笑いのカタチを開発せよ!~」。
2日間かけてのハッカソンでしたが、徹夜するチームも結構いて、非常に盛り上がりました。
※ニフティさんのオフィスをお借りしています。こんな広いセミナールーム、うらやましい
そして結果は、、、
最優秀賞は、面白法人カヤックの皆さんで、「モーカリマイク」。
マイクのIoTです。漫才の中で出てきたキーワードをウェブ上で検索し、画像や価格を表示してくれるという作品です。
笑いのセンスあるで賞は、be CHICKEN Breastチームで
「竹害防止のための竹再利用が及ぼす影響削減」です。
こちらはもう、なんと言って説明したらいいかわかりません(笑
技術があるで賞は都エアラインチームで、「たわむれまく」。
漫才に対する観客のツッコミが幕上に表示され、演者さんがそのコメントを実際に触れられるという作品。ニコニコ動画のコメント機能のリアル版という感じですね。
FRESH by AbemaTVでも配信され6万6000PVありました。
もしご興味あればぜひ見てみてくださいね。
▶ https://abemafresh.tv/tech-conference/27168
さてさて本題です。
最近存在感を増してきているキャラクターといえば、、、そう
です。
ブギーは27巻から登場したロボットで、六太達クルーをいろいろな場面で助けてくれます。
例えば、朝起こしてくれたり、
ニュースを読んでくれたり、
洞窟に偵察にいったりと
大活躍です。
実はそんなブギーもIoTと言えるのです。
ロボットと聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?
最近だとPepperかもしれません。少し前だと、AIBOなんていう犬型ロボットもいました。メーカーなどで働いていらっしゃる方は、工場内で動く産業用ロボットなんかを思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。
しかしPepperと一昔前のロボットの大きな違いの一つとして際限なく「学習」していけることが挙げられます。
学習と聞くと人間のようですね。
実はその通りで、過去や現在の情報を取り込んでいくことでどんどん正確な判断ができるようになっていくのです。機械学習やディープラーニングなどとも言われています。
そんなことができるようになった大きな理由が「インターネット」と「AI」そして「クラウド」と呼ばれるシステムです。
インターネットの発達により、様々な情報が生み出されるようになり、膨大なデータを蓄積し処理する必要が出てきました。
そのデータの蓄積・処理を効率的にするためのシステムを「クラウド」といいます。
※正確には語弊がありますがご了承ください。
クラウドについては、クラウドサービスで有名なニフティさんのサイトをご覧ください。
▶ http://cloud.nifty.com/promo/cloud/
そしてAIというシステムによって、情報を基に分析・判断、未来予測できるのです。
こうしたデータの集積と分析により、ブギーも涙を流せるんですね。
そして、このブギーの天気予報。
これはもしかすると適当に言っているだけなのかもしれませんが、地球においては、その土地の地形や温度、湿度、季節、そして過去のデータからその日の天気を今よりもっと正確に教えてくれるロボットが出てくるかもしれません。
さらに、過去のデータから、今後どうするかという予測も立てることができます。
実は27巻に登場したブギーは、28巻ではさらに登場シーンが多くなっていることはお気づきでしょうか。
あらゆる六太達の作業の傍らで、時には先頭に立って手伝ってくれています。
人を助けてくれるのがロボットでありIoTなので、近い将来、僕たちのあらゆる生活に関わってくる存在になるんじゃないかと思います。
■終わりに
ちなみにブギーをこんな性格にしたのは、ムラサキさんらしいですね(笑
なにはともあれ、ブギーやIoTを支えるシステムがインターネット、AI、そしてクラウドなのです。
これって、便利じゃないですか?
■Usable IoT(ユーザブルアイオーティー)
今回登場したブギーのような、「日常生活においてこれまでは体験できなかった便利さを実現する、誰でも簡単に扱えるモノ」としてエスキュービズムが提唱している概念「Usable IoT」です。
次回、以降もこのユーザブルな体験を妄想していきたいと思います。
Usable IoTサイト
▶ https://usable-iot.com/
▶https://usable-iot.com/whatisiot.html
ではでは、また次回よろしくお願いします!
≪告知≫
たなPの会社の社長・武下真典さんが「はじめてのIoTプロジェクトの教科書」という書籍を9月26日に出版されます。
特設サイト▶ https://usable-iot.com/usableiotbook/
モノがインターネットにつながり、さまざまな機能や付加価値を提供してくれているIoT。
私たちの生活の中にも、IoT製品はあふれています。スマートフォンも身近なIoT製品のひとつです。
しかし、いざ実際にIoTでビジネスを始めようとしたとき、何から始めればいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。
この本は、「IoTの教科書」としてではなく、IoTビジネスを成功させるためのポイントから、プロジェクトを進めるためのフロー、事業の成功実例まで、実践的な手法を盛り込んだ一冊となっています。
また、読者の方々にIoTの難しさを感じさせないよう、IoT専門家とIoTに詳しくないキャラクターによる会話形式で、わかりやすく読めるように構成しました。
この本を読んだ方々にとって、この書籍がこれから日本でもさらに加速していくIoTプロジェクトのための一助になることでしょう。
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