世界一の星空を見てみたいと思ったことはありませんか？
天候にも左右されず、快適な環境で美しいたくさんの星を眺められるのは、プラネタリウム最大の利点。
そして、最も多くの星を投影するプラネタリウムが、東京都の西東京市にある“多摩六都科学館”に存在します。
今回は、“多摩六都科学館”のプラネタリウムをご紹介していきましょう☆

“多摩六都科学館”への行き方

最寄りの駅は、西武新宿線にある花小金井駅。
花小金井駅の北口のバスロータリーから出ている、はなバス「第4北ルート」田無駅行きに乗って、6分程の所にある「多摩六都科学館」で下車します。

下車して目に飛び込むのは、高さ195mの「スカイタワー西東京」。
そのすぐ横に、クラゲの傘のような白くて丸っこい形状のドーム型の建物がありますので、そちらが「多摩六都科学館」となります。

月面を歩くような体験ができる！科学館の展示室

チケットを購入し、5つある展示室へ向かいます。
「Do！サイエンス」が合言葉の科学館。
「チャレンジの部屋」、「からだの部屋」、「しくみの部屋」、「自然の部屋」、「地球の部屋」と呼ばれる展示室は、それぞれテーマを持っており、観察や遊びを通して、科学をより身近に感じながら体験できる施設になっています。

中でも、1つ目の展示室「チャレンジの部屋」では、「ムーンウォーカー」という月面を歩行するような感覚を体験できるアトラクションのような設備があり、こちらは「身長110cm以上、体重22kg以上70kg未満」の方なら、どなたでも体験することが可能です。

月の重力は地球の約6分の1。
身体は軽く感じ、少しの力で高く飛び上がることができます。
そんな感覚を味わえるこの機械は上下に動き、足が地面に付くまで機械が下りた所で、少し地面を蹴るようにしてあげると、月面を真上にふわっと飛び上がるように上空に舞い上がります。

「なにこれ。めっちゃ楽しい！！！」

科学館の中に、ここまでアトラクション的なものは珍しく、これは大人でもついつい楽しめてしまうのではないでしょうか。

そうこうしているうちに、プラネタリウム投影の時間をあっという間に迎えます。
プラネタリウムを待つ人たちはすでに長蛇の列を成しており、投影15分前当たりの時間に入場が開始しました。

世界第４位の大きさを誇る大型ドームの設備

中に入ってみて、その広さにびっくり！
244名が鑑賞可能なこのプラネタリウムは、世界第4位の大きさを誇る大型ドームだったのです。
（ちなみにその前には、名古屋と北京と愛媛がランクインしているようです。）

「CHIRON（ケイロン）Ⅱ」と呼ばれるプラネタリウムの投影機を使用し、1億4000万個を超える星空を投影することで、最も多くの星を投影するプラネタリウムとして、ギネスにも認定されているんですよ。

本物の星空により近づけることを目指し、高輝度LED光源を使用し、肉眼では見えない微細な星の輝きや天の川もリアルに再現しています。

また、傾斜型に並べられた座席により、後方の高い位置にある座席ほど、足下から頭上まで星空を感じることができます。

今回、鑑賞したのは「つきのいろ」というプログラム。
立体的に表現された月を投影し、専門スタッフによるオリジナリティあふれるライブ解説が行われました。
その時々の宇宙に関する旬な話題を挟み込み、見所のある解説でファンになってしまいそうです。

実際に鑑賞してみると、心地よい解説の面白さと、目の前に広がる鮮明な星空がとにかく美しく、そのクオリティーに心を奪われることは間違いありません。

プラネタリウムの詳細はこちら

一日中楽しめる！多摩六都科学館の設備

プラネタリウム以外にも、地元の食材を使った軽食やスイーツを注文できるカフェ「六都なおきち」で休憩を取ったり、
宇宙に関する雑貨や、科学グッズを購入することができるミュージアムショップで帰りにお買い物も楽しめます。

ミュージアムショップでは、多摩六都科学館限定の12星座のゆるいイラストを使ったオリジナルのクリアファイルも売っていたりと、中々個性的な雑貨を手に入れることができますよ。

ミュージアムショップの詳細はこちら

カフェ「六都なおきち」の詳細はこちら

世界一のプラネタリウムを持つ魅力あふれる多摩六都科学館で、一日中楽しまれてみてはいかがでしょうか＾＾

ー多摩六都科学館 プラネタリウムー

東京都西東京市芝久保5-10-64

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<スタッフプロフィール＞
ゆみ

星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
温泉と旅も大好き。いろんな所をめぐって、その魅力をお伝えします＾＾