「宇宙を身近に。」見応えある展示と来場者参加型のプラネタリウムを持つ仙台市天文台☆
意外と身近に多く存在している天文台。
1955年に設立した開台した仙台市天文台は、青葉区錦ケ丘に移転し今年で10周年を迎えました。
2015年には開台60周年を記念し、企画展「宇宙兄弟展」が行われたこともあり、多くのファンが訪れ、宇宙兄弟にとっても縁のある施設となります。
ここではプラネタリウムや展示室、日本屈指の大きさを誇る口径1.3メートルの「ひとみ望遠鏡」を備えた総合天文博物館として、幅広い年代の方が来場しています。
市民に愛される「仙台市天文台」を訪れてみました!
宇宙を身近に感じられる展示室
「宇宙を身近に」を題材に、より深く宇宙に触れられ、そのスケールを体感できる見応えのある展示室。
展示室の入り口付近には宇宙空間に溶け込めるようなCG映像が出迎え、その先を抜けると、頭上には太陽系モチーフの模型が天井を覆い、洗練されたモダンな空間が広がっています。
球体と光の演出により「月の満ち欠けのしくみ」を表現した機械や、平面で捉えがちな「星座を立体的に見てみる」装置、昔の国々の宇宙観を表現した造形物など、興味深い展示の数々で宇宙を身近に感じさせてくれます。
来場者参加型のプラネタリウム
1000万個以上の星空を投影できる「ケイロン・ハイブリッド プラネタリウム」が中央に配置されたドーム。
座席数は270席で座席の間隔も広いため、リクライニングをしても前後が気になることがありません。
ここを訪れて驚いたのは、各シートの肘掛けに数字が記載されているボタンを備えたクイズ回答機があるということ。
プラネタリウムの上映中に解説員が投げかける質問やクイズにこのボタンを押すことで回答することができます。来場者参加型のプラネタリウムというのは中々珍しいですよね!
今回鑑賞したプログラムは、「クイズでわかる!火星大接近」。
今年のトレンドでもある火星の大接近にちなみ、出題される10問の火星クイズに来場者が回答できるプログラムを45分間の工夫ある生解説でお届けしています。
クイズは簡単なものから「そんな所まで?」と思うような意外性のある問題まで幅広く出題され、子供から大人まで驚きと発見に満ちた時間を楽しむことができます。
まだまだ充実!仙台市天文台の魅力
その他にも、宇宙に関連する楽しいお土産やお菓子なども種類豊富なミュージアムショップがあり、ここでしか手に入らない仙台市天文台のグッズ制作チームが開発したオリジナル商品など、旅行でのお土産にも使えそうなものばかりなのも魅力☆
また、毎週土曜日夜の晴天時には「ひとみ望遠鏡」を使用し天体観望会も開催され、肉眼では見ることのできない暗い星も観察でき、本物の宇宙を実感できます。
天文に興味を持つきっかけづくりにも最適なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか^^
【仙台市天文台】
●営業時間:9:00-17:00(土曜日は21:30まで※展示室は17:00まで)
※最終入館は閉館30分前まで
●休館日:水曜日・第3火曜日(祝休日の場合はその直後の平日に休館)、年末年始(12月29日-1月3日)
●アクセス:仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32
・仙台駅より車で30分
・愛子観光バスより「錦ケ丘七丁目北・天文台入口」下車徒歩5分 他
>>詳細はこちら
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<スタッフプロフィール>
ゆみ
星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
温泉と旅も大好き。いろんな所をめぐって、その魅力をお伝えします^^