こんにちは。商品企画担当・さとうです。
4月21日に発売となった、「MOONWORKER Tシャツ」。
今回は、Tシャツの襟裏に入っているロゴマークの製作裏話をご紹介いたします。
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ところで、みなさんは、どんなときに『宇宙兄弟』の言葉を思い出しますか?
夢に向かってチャレンジするとき。一歩前進するために、頑張らないといけないとき。初心を思い出して立ち上がりたいとき。油断をするとサボってしまいそうなとき。挑戦している人を、そばで見守っているとき。
わたし自身、いろいろなタイミングで『宇宙兄弟』の言葉やシーンを思い出すのですが、中でも、仕事で壁にぶつかったときや、気合いを入れ直したいときに『宇宙兄弟』を読み返し、元気をもらうことが多いです。
その象徴が、Tシャツの前面にプリントを入れた「ちょっとだけ無理なことに挑戦してこーぜ」という言葉。

ムッタがこの言葉を発するNEEMO訓練のシーン以外でも、ムッタ、ヒビト、星加さん、福田さん、バトラー室長、ハガードさん…‥など、登場人物ひとりひとりの「ちょっとだけ無理なこと」への挑戦の姿に勇気をもらい、仕事ってこんなに楽しいんだ、と『宇宙兄弟』を通じて、働くことの面白さを教えてもらっているように思います。
そんな、働くことの面白さを感じさせてくれる『宇宙兄弟』から、黙々と目の前の仕事に打ち込めるようなワークウェアシリーズを作れたら……。『宇宙兄弟』が好きという気持ちで繋がった人たちが、今日もどこかで、それぞれの持ち場で「ちょっとだけ無理なことに挑戦」しているんだと思えるような仕事着を作れたら……。
こうした想いで、今回の企画「MOOM WORKシリーズ」が誕生しました。
その第一弾が、「MOON WORKER Tシャツ」です!
「MOON WORKシリーズ」のオリジナルロゴマークは、月と地球の上で、固く握手が交わされるデザイン。コヤチュー部のロゴマークも手がけてくださった、デザイナーの土井宏明さんに作っていただきました。

<土井宏明さんコメント>
ベクターという形式のデータで、コントラストが強くガシっと力強い握手のイメージで作っています。
そのデータはどんなに拡大・縮小しても品質が劣化することないデータです。
いかなる地球上の環境でも過酷な宇宙空間でもどんなデバイスで展開しても、
その強固な信頼のきずなである握手の図案がどこでも完全に同じ状態で再現されることを望んだ形でつくりました。
『宇宙兄弟』は、自分との戦いがある漫画と思っているので、人生の端々で思い出して前向きに考えることができたりしています。そしてなにより、断然のおもしろさと感動があります。
月にいるムッタと、地球にいるケンジが画面越しに握手をしたように。
地球にいるムッタが、月にいるヒビトのピンチを救ったように。
ひとりひとりが自分の持ち場で最善を尽くし、それが繋がっていくことをイメージして、ロゴをデザインしていただきました。
『宇宙兄弟』で描かれる握手といえば、ムッタとケンジのふたりのエピソードが印象的ですが、グータッチやハイタッチからのグータッチなど、関係性によって、実は、たくさんの手を交わすシーンが描かれています。

ムッタとケンジ。出会ったときからふたりの状況は変わりながら、何度も何度も握手のシーンが描かれます。
拳をぶつけ合うシーンと言えば、リック・ピコ・ビンスの”誓いのサイン”。

そしてムッタ・ピコ・ビンス。


ムッタとフィリップが、お互いに気合いを入れたり、仕事をやり遂げたときにわかちあうような、タッチ&グータッチ。


星加さんと福田さんの固い握手も。

どのシーンも、ひとりひとりの仕事や頑張りが繋がり合って、それがもっと大きな仕事や想いになる、という壮大なことを、身近に感じさせてくれる場面だなと思っています。

みなさんは、どんなお仕事をされていますか?
「MOONWORKER Tシャツ」を着て仕事をすれば、『宇宙兄弟』の一員になった気持ちになれるかもしれません!
この夏は、一緒にMOONWORKER Tシャツを着て毎日を過ごせたら嬉しいです。