こんにちは、
せりか基金のクリス(@krikro)です。

せりか基金が今日、5/22で4年目を迎えます！

今年も周年をお祝いできるのは、
ずっと変わらぬ応援をしてくださった皆様のおかげです。
ありがとうございます。

2017年にせりか基金を始めた時に恐れていたのは、
だんだんと話題性がなくなって
世間の興味が薄れて
持続していくことが難しくなるんじゃないかっていうこと。

自分の人生だけでも手一杯だったり
世の中にはたくさんの解決すべき課題がある。

『宇宙兄弟』からせりか基金、ALSへの関心を持って立ち止まって
支援ししてくださるということは
それだけでものすごく素晴らしい出会いだけど
さらに何年もずっと支えてくださるのは難しいこと。
ずっと続けることができなくてもそれは仕方がないことだ。

と思っていました。

だけど４年目で蓋を開けてみると。
せりか基金と出会って足を止めて支援をしてくださった方は
ずっと応援してくれていて
新しい仲間を連れてきてくれているのです！！

SNSで話しかけてもらったり
支援の時に備考欄でメッセージを書いてくれたり

目頭を熱くしながら全部読んでいます。

辛い体験を乗り越えて応援してくださる方や
ALSという病気を全く知らなかったのに活動を見て賛同してくださる方
たくさんのドラマがあって
せりか基金と交差したことがとても嬉しいです。

イベントで声をかけてくださる方
OriHimeで働いている方のカフェを紹介してくれたり
愛用してくれているグッズを見せてくれたり
ALSのイベント情報を教えてくくれたり
たくさん教えてもらって活動の参考になります。

お問い合わせメールで支援方法を提案してくださる方
ご提案いただいてクラウドファンディングを立ち上げて
寄付してくださった方、会社に備品として導入してくださった方
ありがとうございます。

新型コロナウイルスの影響で社会の関心は当然、
感染について、その影響による経済危機についてに大きく向かいましたが、

そんな中でも
この数カ月で新規の寄付が増えました。

「人はね、
誰かに“生きる勇気”を与えるために生きてるのよ。
誰かに勇気をもらいながら」

『宇宙兄弟』のシャロンからムッタへの言葉です。

患者さんもコロナ禍で、
呼吸器カニューレアルコールなどの物資不足
感染/自粛/休校の影響によるヘルパーの人手不足に直面しています。

そんな時に患者さんたちから聞こえてきた声は
この中で支えてくださる医療関係者や介護者への感謝の言葉でした。

自分が大変な時
他人を思いやる気持ちを持ち続けるのは難しいものです。
だけどせりか基金の仲間は自然とそれができる人が
集まっているのかなと思います。
もしかしたら”生きる勇気”が循環しているのかもしれません。

私はせりか基金を通してたくさんの勇気をもらっています。
そして誰かに”生きる勇気”を与えられるようになりたいです。

この先も最初に心配していたことが杞憂に終わるように
どんどん応援、支援をしてもらえる企画を考えていきたいと思っています。

残念ながら
まだALSの治療方法が見つかったとは言えない状況です。

でも、どんどん進んでいる。
治療方法も、QOLも、いろんな研究者、企業、団体が、必死になって模索してくださっています。

第一回せりか基金賞受賞者の浅川先生が
せりか基金を使って研究してくださった成果を論文にして発表されました。
こちらで詳細を記事にしています。

⇒https://koyamachuya.com/contents/100001/

嬉しいニュースは続いて、
第一回せりか基金賞受賞者の藤澤先生も論文を発表されました。
近日中に記事を公開します！！

本気の失敗を重ねてALSの治療薬につなげてほしい、
そんな思いで革新的な研究に助成しているせりか基金の受賞研究者の方々が
着実に成果をご報告してくださっていることは
患者さんだけでなく私たちにも大きな勇気を与えてくれています。

せりか基金もやれることはなんでもやってみようと思っています。

今年も動きます！
せりか基金4th year!!!

今年も応援お願いします。

たくさんの気持ちが繋がることができるように、
SNSなどでシェアしてくれると嬉しいです。

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