日々醸造(ニチニチジョウゾウ)株式会社と宇宙兄弟のスペシャルコラボレーションとして誕生した「月日」

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9月の中秋の名月までにお届けするこの日本酒「月日」。

六太と日々人が、少年時代に月を見上げ宇宙に憧れた日から、2人が月に並び立った日までの「月日」に想いを馳せながら飲めるようなお酒です。

そこでこの記事では、ムッタとヒビトの月への道筋を『宇宙兄弟』の単行本の表紙で振り返ってみます。2人の月日を一緒に味わってみて下さい

1巻　無職の兄と宇宙飛行士の弟

『宇宙兄弟』はじまりの1巻。表紙には、私服のムッタとオレンジスーツのヒビトが描かれています。そう、この頃のムッタは、うっかり上司に頭突きをしてしまって会社をクビになり無職。一方、子どもの頃、同じ夜に宇宙を夢見た弟のヒビトは着実に歩みを進め、念願の月ミッションにアサインされます。1巻の表紙では、夢までの距離に差がつきすぎてしまった兄弟の状況が、服装で表現されていました。

5巻　ムッタ、宇宙飛行士選抜試験の最終選考に残りヒューストンへ

難関の宇宙飛行士選抜試験に挑戦中のムッタ。閉鎖環境での試験を突破したムッタ。NASAで月ミッションへの訓練を受けるヒビトがいるヒューストンへ向かいます。間もなく月に打ち上がる弟の背中になんとか食らいついているような、そんな距離感の5巻の表紙です。

7巻　ヒビト、ついに宇宙へ

月ミッションに向けて、着実に訓練を重ねてきたヒビト。7巻では、ついに宇宙に打ち上がり、月に到達します！子どもの頃に月に行くと確信したヒビト。自分の中の絶対を握りしめ、ついに夢を現実のものとしました。そんなストーリーが描かれる7巻の表紙は、初めてリアルな無重力を体験しているヒビトが描かれています。そこにはプカプカ浮かぶムッタも…！？

9巻　ヒビト、月面で絶体絶命のピンチに…！

月面ミッション中に、仲間のダミアンと一緒に月の谷に転落してしまったヒビト。通信不能の中、なんどかダミアンと共に谷を脱出しようと試みるヒビトでしたが、ヒビトの酸素タンクには数分分の酸素しか残っておらず…！？

14巻　半分宇宙飛行士の弟

宇宙飛行士選抜試験を突破し、日々、基本訓練や研修に励むムッタ。めぐり合わせ良く、ISSミッションの宇宙飛行士のバックアップクルーの候補としてムッタの名前が挙がります。しかし、ISSミッションを受けると月への道は遠ざかってしまう…さらに、せりかのISSへの強い想いを知っていたムッタはバックアップクルーを辞退。宇宙とはかけ離れたバギーの開発・改良業務に携わることに。14巻の表紙では、なかなかチャンスをつかめない「半分宇宙飛行士」のような状態のムッタと、日本人初のムーンウォーカーであるヒビトの間に、依然まだある「差」が表現されでいます。しかし、ヒビトはこの時、ある問題を抱えていました。

19巻　NASAから去るヒビト

月面での事故がきっかけで、宇宙服を着るとあの恐怖体験が蘇り、パニック障害を引き起こしてしまうようになったヒビト。再び月を目指すヒビトは、必死に訓練し、仲間の強力もあって見事に克服。しかし、周囲の理解が得られずに、なかなか次のミッションにアサインされずにいました。そんな苦悩の表情が描かれているのが19巻の表紙です。そして、ヒビトはNASAから姿を消したのでした。

21巻　月ミッションへのアサインを目指すジョーカーズ

「1億ドルのコスト削減案を出せたら、月ミッションにアサインする」NASAのプログラムマネージャーであるゲイツからそんな提案をされたムッタ。ジョーカーズは、仲間たちとアイデアを持ち寄り、なんとか1億ドルのコスト削減案を提出。同時に、ISS存続への署名も集めていました。21巻は、月への道もISS存続の道も諦めず、ブルースーツでビシッとしているムッタが描かれた表紙です。

26巻　ムッタ、月で「最初の一手」をキメる

ムッタたちジョーカーズは、ついに月面に到達！ムッタが夢を手繰り寄せた瞬間でもあります。最初にどんな一歩を踏み出すかが注目されましたが、うっかり転んでしまい、最初の一歩ならぬ一手となってしまう、実にムッタらしい展開となったのでした。

31巻　ロシアに飛び込むヒビト

NASAを離れ、ロシアで宇宙飛行士としての訓練を重ねていたヒビト。最初は疎外感を感じていたヒビトでしたが、徐々に打ち解け、コスモノートとしての証明の儀式（？）である氷点下の中、冷水の中に飛び込み、「家族」の一員として認められるように。そしてついにバックアップクルーの一員として選ばれ、再びブルースーツに袖を通すこととなったのでした。

35巻　月面天文台を完成させるムッタ

月面で様々なミッションをこなすムッタ。そしてついに、シャロンの念願でもあった「月面天文台」を完成させます。宇宙飛行士になる、月に行く、そしてシャロンのために月面天文台を作り上げる。そんな夢を次々と達成してきたムッタの清々しい表情です。

39巻 ムッタたちを救うチームが結成！メンバーにはヒビトも

月面で負傷したベティを救うため、先に帰還するチームと月面に残って天文台を建設するチームに別れたジョーカーズ。月に残ったムッタとヒビトを救うべく立ち上がったロシアのロスコスモスでした。そのクルーの1人にはヒビトも選出。レスキューミッションで月に向かうチーム「マクシム4」が描かれた39巻の表紙です。

40巻　ムッタとヒビトがついにーー

1巻の第1話、小学生の頃にUFOを見て、宇宙への夢を抱いた南波兄弟。スピードは違えど、それぞれ諦めずに宇宙への道を歩んできました。そしてついに、月に残された兄ムッタを救うべく、ヒビトが月に到達。ヒビトがNASAを離れる前夜以来、兄弟は、月面で再会を果たしたのです。

表紙イラストで振り返る南波兄弟の月までの道程、いかがだったでしょうか？もちろん、最新の44巻でもムッタとヒビトのミッションはまだまだ継続中。そんな彼らの努力の月日に思いを馳せながら、中秋の名月の元で単行本を片手に、限定月見酒「月日」を味わってみませんか？

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