
「MOONWORKソックス」が到着!スタッフが魅力を語ってみた
こんにちは!宇宙兄弟スタッフの大杉です。
MOONWORKシリーズから新商品「MOONWORKソックス」が誕生しました!

みなさまにお届けするより一足先に、先日スタッフオフィスに実物が届きました!
ということで、今回はMOONWORKソックスを実際に見て・触れて・履いてみた感想をお届けします!
スタッフのイノウエさん、デザイン担当の鈴木さん、プロジェクト担当の小林さんにお話をうかがいました。

▶搭載機能を徹底解剖!
▶長く使っていただくためのお手入れ方法
(10月24日(金)までの期間限定受注生産です)
金ピカな一歩目を支えるビジネスタイプ
──本日はよろしくお願いします!
全員:よろしくお願いします。
──まずは、第一印象やデザイン面に関して率直な感想を聞いてみたいです。
イノウエ:まずビジネスタイプですけど……これ、ワンポイントはシャロンのセリフにしたんですね。
鈴木:そうです。金ピカ!
イノウエ:しかも「i」の点の部分がキラキラになっていて。
鈴木:お、お気づきですね。

小林:靴下って足元を見てしまうようなときに目に入る部分なので、そういう時に見た人を励ますことができるような言葉にしたくて。
あと、今年は「宇宙兄弟はじまりの年」なので。ムッタが夢に向けて走り始めるきっかけとなった言葉ということで、このフレーズを選びました。
イノウエ:ムッタが本当の意味で一歩目を踏み出したのは、この言葉からだと思っていて。#1では両親やヒビトが背中を押して書類審査を通過したけど。
──そのときのムッタは、かなり弱気ですもんね。
イノウエ:そう。だからこそ、この言葉がワンポイントになっているのは、めっちゃいいですね。

イノウエ:というか、だいぶしっかりしていますね。触った感じ、厚みがあって普通の靴下と全然違う。
鈴木:そうなんです。クッション性があって。
小林:だいぶしっかり編まれているからテロテロではないし。
──私もたくさん歩く方なので、擦り切れがちな部分が分厚くなっているのは安心感があります。
イノウエ:スニーカーだと土踏まずの部分が保護されているものもあるんですが、革靴ではあまりそういうものに出会ったことがなくて。
僕は偏平足になりがちなので、たくさん歩くと靴下がずれてしまうことが多いんです。それで土踏まずの所が疲れちゃうんですよね。
小林:それでいうと、MOONWORKソックスはソックタッチ要らずです。
鈴木:そう!落ちてこない。
こういう風に長い靴下だと、普通は落ちたり、回ったりしやすいんですけどね。
イノウエ:確かに、足を組んだりしてちょっとズボンのすそが上がった隙にそういうのが見られるの、ダサいな~と思って嫌ですよね。それがないと思うと安心です。
小林:割と清潔感はあると思います。

鈴木:結構キュッとしているんですけど、それが全部じゃなくて心地いいところだけになっていて。
例えばかかとだと、周りは「ヒールロック構造」といってしっかりした作りになっているんですが、実際かかとの部分は締め付けがすくないので、スポッとはまるような、締め付けの少ない感じになっています。
小林:ビジネスタイプには他にも、土踏まずを下からしっかりサポートする「アーチサポートクッション」がついています。

──そのほか、ぜひアピールしたい機能はありますか?
小林:あとはうちのスタッフの中でも、外出中に座敷席などで靴を脱ぐ機会があると足のニオイが気になる、という声があって。
イノウエ:そうですよね、ムワっとするというか。
鈴木:冬場でブーツを履くときとか、気にしちゃいますよね。
小林:なのでビジネスタイプには抗菌防臭・消臭の機能を付けました。
イノウエ:どれくらい違うのか、履いて試してみたい!片足だけ履いてもいいですか?
小林:ぜひ両方履いてください。(笑)
鈴木:私はすでに今履いています!
イノウエくんの言っていたように土踏まずのところにクッションがあるんですが、生活していてもそれを感じます。
サンダルを履いたあとにスニーカーを履いたときみたいな、ここが埋まっていることで疲れにくくなるんだな、という実感がありますね。
──足裏の部分にそれぞれL、Rって書いてあるんですね。
小林:そうなんです。編み方が左右で違うので、間違えないように!

イノウエ:やばい!「靴下履いてる」感がすごい。
なんて言えばいいんですかね、密着感がすごいのに、足の裏が解放されている感じがある。足を動かすと、めっちゃ軽いのがわかります。
小林:厚みの割に軽いんですよね。
鈴木:足にいいことしている気持ちになります。
──わかります。なんか、マッサージされている時みたいな感じの気分かもしれません。
イノウエ:足の骨が適切な場所に戻されている感じがあります。かかとも、さっき鈴木さんが言っていたのと近いですが「かかと専用スペース」にいる感じというか。
小林:強いて言うなら厚みがあるので、通気性が欲しい夏には向かないかもしれません。
──逆に言うと、秋冬にはピッタリですね。
小林:そうですね。年内のお届けを予定しているので、まさにピッタリかなと思います。
スタッフの靴下事情
──みなさん、靴下にこだわりとかありますか?
イノウエ:丈が違うので、夏/冬で使い分けてはいます。
鈴木:うちは床が冷たいので、夏は通気性/冬は暖かさ重視って感じですね。
逆にその面しか見ていなかったので、(MOONWORKソックスは)足に対してアプローチしてくれている感じが全然違うな、と思います。
イノウエ:すごいなあ、履いてるだけで回復している感じがしてくる。
小林:脱いだときの解放感もいいですよ。着圧ソックスとかはちょっと修行っぽいけど……
イノウエ:これは履いていても気持ちいいし、脱いでも解放感があるんですね。
小林:一応着圧の機能があるので、夜の着用は避けてほしいです。寝る直前までは全然(いいんですけど)。
──なるほど!
イノウエ:立っているときはどんどん下に血が溜まっていってしまうので、昼間履く上では着圧効果があるかないかで疲労感が全然違うんですよ。
小林:特に立ち仕事だったり歩き回ることが多い人向けに作ったのが、このビジネスタイプなんです。

鈴木:足の裏も滑り止めみたいになっているんですよね。
小林:樹脂とかを後付けしているタイプではなくて、編み方と糸の性質によるものなので、靴と足の相性がよくて。実際履いていても、靴の中でずれることが少ないです。
鈴木:私は家にいることが多いから。靴下履いているからちょっと滑りやすいな、という気遣いをする必要がなくなりました。踏ん張りがきくというか。
子どもを抱っこしながら階段を昇り降りすることも多いので、すごくうれしいです。
日常生活を彩るスポーツタイプ

小林:そもそも「MOONWORKシリーズで靴下をつくろう」と思ったのも、2025年は物語がはじまる年だから、履く人が一歩を踏み出しやすいようなものをつくりたい、という想いがあったからで。
イノウエ:スポーツタイプの足首に書いてある「MOON JUMP」も、月面での一歩目だし。
小林:『宇宙兄弟』には足元が描かれるコマも多いので。
イノウエ:印象的なものだと、吾妻さんがヒビトについて言っていた「お前の一歩は軽やかだろう」とかがありますよね。

小林:そうそう!
イノウエ:確かにな~、ヒビトみたいに何も考えずにできたらいいな(笑)
小林:(笑)
何も考えずに純粋に楽しんでほしい靴下でもあるし、ちょっと背中を押してほしいときに履いてほしい、という想いも込めています。
──歩いてみましょうか。
イノウエ:今、右足は普通の靴下、左足にMOONWORKソックスを履いているんですけど。ビビるくらい左右で感覚が違います。明らかに左の方が軽いですもん。左の方が歩幅が大きくなりそう!
イノウエ:すげえ楽しい。
鈴木:ちゃんと技術に支えられている感じがありますよね。
イノウエ:今までもちゃんと良い靴を選んでいたはずなんですよ。だけど、靴下を変えた方が変わるかも!どっちも気を遣うのが大事なんだろうな。

小林:X字のテーピングは、親指・小指の付け根・かかとの三点を結んでいて。土踏まずのアーチを整えて偏平足になりにくくしてくれるんです。
イノウエ:さっきも話しましたけど、僕は偏平足になりがちなので。普段はインソールを入れたりもしているんですが、痛くなることもあるんです。その点靴下だとやわらかいからいいな。
小林:2025年大阪万博の公式ユニフォームにも採用されたメーカーさんと共同開発しているので、万博のスタッフさんもみんな同じような作りのものを履いて働いていらっしゃったみたいです。
小林:パッと見だけだと、高機能ってわかりづらいかもしれないけど。
──確かに、写真で見たときには滑り止めやテーピングの部分はわかっていなかったです。触ってみると普通の靴下とは全然違うのがわかりますね。
鈴木:場所によって触り心地がちがうんですよね。
イノウエ:実は色も違いますし。一部に透明な糸が使われているんですよね。
イノウエ:これって耐久性はどれくらいあるんだろう。
鈴木:つま先とかかかとは、薄くなりにくいように丈夫になっているはず。
小林:裏を見てもらえればわかるんですけど、スポーツタイプはパイル編みになっていて。丈夫でふわふわした厚みのある、密度の高い編み方なんです。

鈴木:タオルのやつだ。
小林:なので、ワンシーズンでへたるようなことは中々ないんじゃないかな、と思っています。
イノウエ:こうして裏地を見てみると、履き心地がいいことに納得できますね。
小林:ビジネスタイプはパイル編みじゃないんですが、一部だけ強くなる加工がされた糸を使用しています。

イノウエ:靴下って3足1000円くらいのを雑に買う人も多いと思うし。単に布を挟んで靴が臭くならなければいい、くらいの意識しかない人もいると思うんだけど。これを履いたら変わりそう。
鈴木:私は今までも割と素材感や通気性、断熱性を気にして選んでいたけど。アプローチしてくれる方向性が違っていて、私自身の足にはたらきかけてくれるので。暮らしの質が上がって、3足1000円に戻れない気がします。
イノウエ:1~2足だとMOONWORKソックスだけでローテーションするのは難しいかもしれないけど、今までの靴下と使い分けて、気合を入れたいときに履くとかもいいかもしれません。
──確かに、日々にメリハリをつけるというか。
鈴木:私と小林さんは履き始めて1ヶ月くらい経ちますけど、かなりハードに回していても全然へたれる感じはないです。なんとなく乾燥はかけないようにしているくらいで。
小林:実際それは、かけないほうがいいんです。お手入れ方法については他の記事で詳しく書いているので、参考にしていただけたら。
水がたまってゴムが劣化しちゃうのでゴムを上に干していただくのと、お手間でなければ、裏返した状態で洗っていただくのがいいみたいです。

こだわり抜いたカラー
──2タイプそれぞれに3色のカラー展開がありますが、それぞれこだわりがあれば是非お聞きしたいです。
小林:ビジネスタイプの方は、日常使いしやすさをベースに置いて。
鈴木:ビジネスカラーというか。
小林:というのを意識しつつ、刺繍糸で遊びました。

小林:推し色はネイビー×サンセットオレンジですかね。
鈴木:そうですね~。
イノウエ:やっぱり黄色の刺繍がめっちゃかわいい。
小林:夜空みたいな紺色は、今年発売したレンチキュラー複製原画にも入っている色で。商品開発チームではこの組み合わせを「金ピカカラー」と、勝手に呼んでいます(笑)。
──個人的にはホワイト×アースグリーンの刺繍色がお気に入りなんですが、これはなんでこの色に?
鈴木:ムッタのイメージカラーというか、作中でよく着ている服の色として緑があって。それで緑の中からこの色を選びました。
小林:柔らかくて、きつくない色にしました。
──なるほど!

イノウエ:スポーツ系の靴下って普段、かわいい(と思う)デザインがあんまりないんですよ。大体無地で、ロゴが入っているくらいで。
──確かに、シンプルさを重視しているものが多い気がします。
鈴木:ONの雰囲気があるビジネスタイプに対して、スポーツタイプは運動や遊びに行くときにも使えるような、踏み切った鮮やかな色使いにしています。それぞれ作中のシーンから配色を決めました。
イノウエ:それぞれ、どういう意図でカラーが決まったんですか。
鈴木:何だと思います?(笑)
──クイズタイムがはじまった(笑)
イノウエ:黄色と青は、ムッタとヒビトか……もしくは地球と月なのかな、と思っていました。
鈴木:お、いいですね。
ホワイトはムッタの宇宙服、日々人のロシアでの宇宙服とレゴリス、月と夜空(宇宙空間)、というように、作中のシーンとリンクさせつつ、日常でアクセントとしてかわいく履けるように。

鈴木:全部の糸とか、刺繍糸も指定して決めました。すごいたくさんの面白いサンプルを見せてもらって。
小林:数百種類くらいから選びました。
スポーツタイプの方はOFFの時に楽しく履いてもらえるように、作中の楽しいシーンだったり、軽やかな一歩が描かれた部分から着想しました。

小林:ちなみに開発チームが全員女性だったんですが、男性目線での使いやすさとか、どうでしょう。
イノウエ:ムーンライトネイビーはスポーツするときで、あとの2つは休日のお出かけとかで使いたいです。
鈴木:その区別はどこから来ているんだろう。
イノウエ:スポーツするときは砂埃が入ったりして汚れやすいので、白がくすむと悲しいなと。せっかくかわいい色なので、とっておきの日に履こうかな。

──アストロノーツホワイトの白、いい色ですよね。
小林:普通の白じゃなくて、これも選び抜きましたよね。
鈴木:見せてもらったサンプルの中でも、白はすっごく種類がたくさんあって。
イノウエ:クリームっぽいというか。
小林:キナリほどはいかないけど単に真っ白でもない、ちょうどいい色になったなと思っています。
イノウエ:運動するときって怪我にびびっちゃうことが多いんですけど、毎朝これ履くってなったら、機能面はもちろんデザイン面でもモチベーションが上がるというか。やらない理由を潰されていく感じがあります(笑)。
鈴木:やりたいことに手を伸ばすというか、シャキッとしてもらうというのは、他にも色んなアイテムをデザインする中で目指していることなので(嬉しいです)。
イノウエ:宇宙兄弟のグッズに関するアンケートを見ると、「自分の生活に張り合いが出るように」という想いで買ってくださっている方がたくさんいらっしゃいますけど。
鈴木:嬉しいですよね。

イノウエ:アクセサリーやTシャツだったり、いろんなアイテムを出してきましたけど。足元って、生活の中で何かしようってなった時に一番最初に動くところなので……
そういう大事な部分を、縁の下の力持ち的にサポートできるのが『宇宙兄弟』のグッズになればいいな、と思います。
これを身につけることで、日々『宇宙兄弟』を思い出してくれるんじゃないかな、と。
小林:ロゴ等が入っていないから「マンガのグッズだ!」というのが目立ちすぎないのと、できる限り価格も抑えたので、MOONWORKシリーズ初心者さんにもおすすめしたいです。
鈴木:あと、プレゼントとかにも。
イノウエ:2000円台でMOONWORKシリーズ全体の技術力を確かめてもらえるのは、確かにいいかも。
鈴木:最近私たちはもう、他のアイテムも(機能や使い心地を知っているから)高いと感じなくなっているけどね。
小林:ぜひ生活の質を高めてほしい!
──ありがとうございました!
以上、撮影現場からスタッフの感想をお届けしました!
MOONWORKシリーズ最新作の「MOONWORKソックス」は10月24日(金)までの期間限定で受注受付中です。