宇宙兄弟チョコレート2026製作秘話【前編】「希望を味わう」ギフトが生まれるまで | 『宇宙兄弟』公式サイト

宇宙兄弟チョコレート2026製作秘話【前編】「希望を味わう」ギフトが生まれるまで

2026.01.21
text by:編集部コルク
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こんにちは。商品企画のこばやしです。

バレンタインの季節が、今年もやってきました。

毎年ご好評をいただいている『宇宙兄弟チョコレート』。
今年は、物語と現実の“希望”が重なって生まれた、
これまで以上に想いを込めた、少し特別なギフトをお届けしています。

実はこの企画、「どうしてもこの想いを届けたい」と思えるチョコレートとの出会いがありました。
今回はそんなバレンタインギフトの製作秘話をお届けします。

今年のテーマは「希望を味わう」

2026年。
物語の中では、ヒビトは月面に立ち、ムッタは選抜試験に合格し、渡米──
登場人物たちの人生が大きく、そして色濃く動いていく年です。

挑戦には、必ず困難や不安がついてくる。
それでも『宇宙兄弟』では、仲間と出会い、そして彼らの支えによって、
希望を見出しながら前へ進んでいく姿を描いてきました。

そこで今年のバレンタインは、
「食べるたび、手に取るたび、心にそっと希望が広がる」
そんな体験を届けたいと思いました。

ふとした時に出会った、「世界一やさしいチョコレート」

企画を考えていた2025年の夏。
何気なくYouTubeを眺めていると、ふと目に入った言葉がありました。

『世界一やさしいチョコレート』

やさしい?
オーガニックとか、ヴィーガン系かな。
そんな感覚で動画を開いてみると、まったく違う世界が広がっていました。

それは、
難病の子どもたちのためにつくられたチョコレートでした。

出典:【希望】難病の子どもへ届けたい”世界一やさしいチョコレート”医師が作ったスイーツとは『every.特集』

表皮水疱症ひょうひすいほうしょう──
生まれつき皮膚が非常にもろく、わずかな刺激でも傷ができてしまう難病。
食事さえも大きな痛みを伴い、治療法もまだ確立されていません。

世界一やさしいチョコレートは、
医師である中村恒星さんが「こどもたちに、安心しておいしいものを味わってほしい」
その一心で生み出したものでした。

口どけ、舌触り、そして栄養。
すべてが“やさしさ”を起点に設計され、いまでは難病の方だけでなく、がん患者さんや偏食に悩む子どもたちにも、食の希望を届けています。

「難病」と宇宙兄弟

「難病」
その言葉に触れたとき、真っ先に思い浮かんだのは、やっぱりシャロンとせりかでした。

ALSという難病に向き合うふたりの物語は、
ALSを“治せる病気”にするための活動「せりか基金」として、
現実世界でも歩みを続けています。

向き合う難病はちがうけれど
劇的な奇跡だけを求めるのではなく、今日を生きる希望としていまに寄り添う姿勢は、
どこかで交わることができるのではないか──
そう感じずにはいられませんでした。

【余談】
実は私自身、こんな企画を立てながら…
生まれつき乳製品アレルギーがあり「チョコレート」をほとんど食べたことがありませんでした(汗)

でも、この世界一やさしいチョコレートは多くがヴィーガン仕様※。
「自分も食べられるチョコだ!」
そう思えた瞬間、私自身もまた、そっと背中を押されるような希望を感じました。

※ホワイトチョコなど一部のお味は乳製品を使用しております。

想いが、人を動かす

実は中村さん、現役の北海道大学の外科医でもあります。

公式サイトからお問い合わせをしてみると、
宇宙兄弟への愛がにじむメッセージとともに、企画へのご快諾をいただきました。

そして後日、直接お話を伺う機会で聞かせていただいたのは──
幼少期にご自身も心臓に難病を患っていたこと
医学部在学中だった5年前に起業したこと
そして「病気や障がいを抱えながらでも、自分らしく生きられる社会をつくりたい」
という、まっすぐな願い。

その姿は、まさにせりかそのものに見えました。

この人の想いと一緒なら、
きっと“希望を味わう”体験を、ちゃんと届けられる。
このあたたかいエネルギーをそのままみなさんへ届けられたらと思いました。


この出会いが、どんなかたちになり、
どうやって「希望を味わう」バレンタインギフトへとつながっていったのか。

完成するまでの物語は、製作秘話【後編】へと続きます。