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天体観測は誰にでもできる星空の楽しみ方。特別な機材もなく始めることができます。ただし、星空を眺めて終わり!というだけでなく、星座を見つけたりしっかりと天体観測をしたい場合場合には、きちんと準備をすることが大切です。
そこで、今回は天体観測に必要なものを紹介します。
星を見つけるために必要なもの
星座がわからない人の必需品、星座早見盤
星の名前や星座の位置がわかると天体観測は楽しくなります。しかし、星は空いっぱいに散らばっているし、わかりやすい形をしている星座もほとんどありません。
そこで、天体観測に慣れないうちはまず星座早見盤を用意しましょう!日付と時刻をあわせると、その日に見える星空が現れるようになっていて、メジャーな星座の位置はすぐにわかりますよ。
星座早見盤、宇宙兄弟公式ストアにも用意しています!
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星雲や星団まで調べることができる星図
星座早見盤は星座が見える位置を確認するのにとても役に立ちますが、星の正確な位置や、暗い天体の場所を確認するのにはちょっと物足りなさがあります。そんな時に役に立つのが星図です。
星図は星の位置や名前ばかりでなく、星雲・星団なども書き込まれています。また、暗くて肉眼では見えない天体の位置などを調べるときにはとても便利です。天体観測に慣れてきて、双眼鏡や天体望遠鏡を使って本格的に天体を探すようになった時には、星図は必需品です。
正しい方角できちんと星を見つけるために必要な方位磁石
天体観測に慣れている人は、夜空を見るだけで方角が分かるようになるそうですが、慣れないうちは方位磁石を用意しましょう。せっかく早見盤などを用意しても、方角を間違えれば、星座を見つけるのが難しくなってしまいます。
天体観測に向かう時に身につけたいもの
天体観測は野外で行います。星を見つけるための道具ばかりではなく、装備もある程度しっかりしていないと痛い目を見てしまうことがあります。
足元を照らすための懐中電灯
天体観測は夜間に光の少ない場所で行いますから、本や星図を見るための懐中電灯を用意しておきましょう。ただし、光が強烈なものを使うと、それに目が慣れてしまい肝心の星が見えなくなってしまうこともあるので、なるべく光が弱いものを選びましょう。
また、赤いセロハンで電灯部分を覆うと、目への影響が少ない赤い光が出るようになるのでオススメです。
防寒着
夏の天体観測では防寒着なんていらないと思うかもしれませんが、夏といえど夜は案外冷え込みます。冬ならなおさらです。
寒くて体調が悪くなって、せっかく暗い夜道を歩いてきたのにすぐに帰宅…なんてことにならないために、夏なら長袖、冬ならもう一枚羽織るものを用意しておきましょう。
また、手袋やカイロは季節を問わず重宝するグッズなので、こちらも用意しておきましょう。
ちなみに、流星群を見るときなどは、寝転んで天体観測をすることが一般的なので、レジャーシートなどがあるといいですよ。いくらかかさばってしまいますが、冬には毛布を合わせて持っていったりレジャーシートではなく寝袋にするなどしてみてください。
意外と忘れると後悔する虫除けグッズ
特に夏は蚊に悩まされて天体観測に集中できなかったという経験は多くの方がされているようです。なくても星が見れなくなるわけではありませんが、天体観測を楽しむためにはしっかりと用意しておきたいですね。
おわりに
天体観測に必要なものを紹介しましたがいかがでしたか?防寒着などは少しかさばってしまいそうですが、それでもリュックサックに収まるくらいの荷物だと思います。
絶対にあってよかったと思うものなので、ぜひ参考にしてみてください。
(ライター:渡邊悠太)