第12回 南波兄弟のモーニング
朝はパン派?
15巻#149『秘密』に登場。南波兄弟の朝ごはんは5巻#46『芝刈り男と草刈り男』、南波家では6巻#53『クルー参上!』でもパンを食べている描写があり、南波家の朝はごはんよりもパン派のようだ。
ヒビトの違和感。
聴くと元気になるモーニングレディオ!
ヒューストンの南波兄弟の朝はこのラジオから始まっていることも多い。特にQ&Aコーナーのカール君の真面目な質問に対するDJの回答は『なんじゃそりゃ!』と突っ込みたくなる笑えるものが多い。
ロシアから帰ってきたヒビトとムッタ、久しぶりの兄弟での朝食。この日はムッタが担当だったようだ。
朝食を食べながらロシアでの訓練の話を切り出したムッタに、ヒビトは何となく口ごもりながら答える。その切り返しの悪さをいぶかしみ、本当は何か隠し事があるのではないかと尋ねるムッタ。
弟の違和感に気づくさすがのムッタだったが、本当は出会ったロシアの15歳の子が20代のセクシー美女だったのではないかということで会話が収まる。ヒビトが秘密にしたいパニック障害のことは気づかれずに終わった。
何事もなかったかのようにムッタの前に戻りたいヒビト。私たち読者も、何事もなかったかのように笑顔で戻ってくるヒビトの再登場を楽しみにしている。
材料(2人分目安)
★ベーコンエッグ | |
---|---|
卵 | 2個 |
ベーコン | 4枚 |
★ポテトサラダ | |
じゃがいも | 中2個 |
玉ねぎ | 中1/4個 |
マヨネーズ | 大さじ4~5 |
塩コショウ | 適量 |
ハム | 2枚 |
★サラダ | |
レタス | 2枚 |
トマト | 1個 |
クルトン | 適量 |
お好みのドレッシング | 適量 |
★トースト、コーヒー(2人ともブラックの様子) |
作り方
【1】
まずは玉ねぎをみじん切りに。電子レンジで500W約2分加熱します。
じゃがいもは皮のまま濡れたキッチンペーパーとラップでくるみ、500Wで約6分~7分加熱します。竹串を指してスッと通ったらOK。とても熱いのでやけどしないよう気を付けてください。
【2】
やけどをしないように皮をむき、じゃがいもをつぶしていきます。粗目好みの方は形が残るくらい、細かいものが好みの方はしっかり潰しましょう。
【3】
ハムを細かく刻み、じゃがいもの粗熱が取れたら玉ねぎ、ハム、マヨネーズを加えて混ぜ合わせます。塩コショウで味を整えましょう。少し冷蔵庫で冷やしておきましょう。
【4】
ベーコンを焼きます。テフロン素材ではない場合はほんの少量油を流しましょう。温まってきたら卵を落とし白身の色が変わってきたら水を少量入れ、弱火で5~6分ほどじっくり焼いていきます。黄身の固さは様子を見ながらお好みで。黄色いまま半熟を目指しています。完全に火を通したい場合は水を入れた後蓋をして蒸しましょう。
【5】
この間に付け合わせの野菜を準備します。レタスを手でちぎりトマトはくし形に切ります。お皿に盛り付けておきましょう。クルトンも忘れずに!
【6】
コーヒーを入れ、トーストを準備します。
【7】
ベーコンエッグが好みの感じに焼けてきたらお皿に野菜とポテトサラダを盛り付けましょう。サラダドレッシングをかけ、ベーコンエッグをのせ、トーストとコーヒーで完成!
大事なのは”できる”という経験を得ること。
月面での事故を受け、パニック障害となってしまったヒビトは吾妻のすすめでロシアのイヴァンの元を訪ねる。ISS長期滞在848日の最長記録を持つイヴァン・トルストイはロシアの英雄的宇宙飛行士の一人だが、自身の父もパニック障害を患ったという経験を持っている。
豪快で口は多少悪いものの、イヴァンにとってヒビトのことは他人事ではなかったのだろう。
言葉にこそしないが、セリフや態度の各所からヒビトへの優しさと激励、何とか宇宙飛行士に復帰させたいという想いが溢れているのがわかる。
一人になるな。
イヴァンは家や酒にヒビトを誘い、話をしたり娘・オリガのバレエの成長記録をヒビトに見せ始めた。
他の子たちからも遅れブツブツと文句を言っているオリガ。バレエが苦しいというオリガに、オリガの母・エミーリアはオリガに言葉をかけた。
ある日、ヒビトはオリガのバレエにカメラマンとして連れてこられる。カメラをセットし、幕が上がると―そこには、月とロケットのセットが。タイトルは『宇宙飛行士の娘 オリガ・トルスタヤ』。オリガが主役だった。
フワフワと宙を舞い、軽やかに、まるで無重量空間にでもいるかのように回り続けるオリガ。
まるで月の低重力の上で何度も飛び跳ねた自分みたいだとヒビトは思った。
オリガの成長記録の中で、エミーリアが言った言葉が思い出される。
人に見られることをするには見えない踏ん張りが必要なの。
苦しくて苦しくて大変な演技ほど美しく見えるの。
見えない踏ん張りを続けてきたオリガ。
オリガとの帰り道、曇りばかりの空に青空が現れた。
ずっと曇っていたヒビトのに、晴れ間が開けたのだろう。
パニック障害と向き合おうと決め、穏やかな顔になったヒビト。楽しく克服してやろうというイヴァンの提案。サングラスから始めたヒビトの克服訓練は、レベル5のアメフトのフェイスヘルメットまで進んでいた。
イヴァンは酒を飲みながら豪快な笑顔で言う。
大事なのは〝できる″という経験を得ること。
残念ながらNASAの判断により、ヒビトは訓練の途中でアメリカに戻ることになった。だがイヴァンから荷物が送られてきて―ヒビトは、一人でも訓練を再開することを決めるのであった。
ロシア連邦。ソビエト連邦時代から日本との政治的な問題はあるものの、初の有人宇宙飛行を成し遂げたユーリ・ガガーリンを輩出したり、現在ISSへの有人飛行を一手に引き受けていたりと宇宙ファンならば少なからず憧れの国であろう(バイコヌール宇宙基地は現在カザフスタン領にある)。
ヒビトがパニック障害克服の為に渡った国であり、NASAを去った後再び宇宙へ行くための訓練をしている。ヒビトの再登場が待ち遠しい。
そんなロシアへの渡航を希望する人は、大陸トラベルがオススメ。通常の観光プランは勿論のこと、宇宙に特化したプランがいくつかあり、油井・大西両宇宙飛行士の打ち上げも特別プランで提供された。気になっている方はぜひともサイトを訪問してみてほしい。
また、油井宇宙飛行士のTwitterや大西宇宙飛行士のGoogle+にもロシアでの訓練やプライベートな日常が投稿されている。油井さんのTwitterにはISS滞在時の美しい写真や訓練の話は勿論のこと、奥さんやお子さんとのほっこりエピソード、愛犬のプルートの話題も登場してほぼ毎日私たちを楽しませてくれる。また大西さんはISS滞在までの訓練や搭乗中の日々、帰還後の訓練について長文のブログを更新され、顔文字やアニメの名台詞などでクスッとさせられる。生の声を知ることができる良い機会なので、ぜひフォローしたり読んでみてほしい。
大陸トラベル
油井亀美也さんTwiter
大西卓哉さんGoogle+
パニック障害克服のため、ヒビトはロシアにいた。365日中60日くらいしか晴れないロシアの空はどんよりと暗く、ヒビトの不安と焦りは募っていく。ロシアの宇宙飛行士・イヴァンやその妻のエミーリア、そしてその娘・オリガとの出会いによって、ヒビトに変化が訪れていく―。
宇宙兄弟15巻、好評発売中!
樹咲リヨコ(きさき・りよこ)
デザインやイラスト、ナレーションなどを仕事にしているフリーランス。宇宙兄弟や宇宙が大好きで、宇宙兄弟や宇宙の魅力をもっとたくさんの人とわかちあいたいと思っている。特に好きなキャラクターはムッタ、好きなセリフは「人生は短いんだ。テンションのあがらねえことにパワー使っている場合じゃねえ」。いつか宇宙に行ってみたい。
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