隠れた人気スポット、日本のウユニ塩湖“江川海岸”を取材してきました☆ | 『宇宙兄弟』公式サイト

隠れた人気スポット、日本のウユニ塩湖“江川海岸”を取材してきました☆

2017.03.15
text by:編集部コルク
アイコン:X アイコン:Facebook

こんにちは。スタッフのゆみです^^
厳しい冬の寒さも弱まりを見せ始め、昼間には暖かい日が多くなりましたね!
この時期は卒業旅行シーズン!学生の人も、学生じゃない人も、暖かくなってくると遠出したくなりますよね。
「宇宙へ行きたい」。そう願ったムッタやヒビト達と同様に、あなたにも訪れてみたい場所はありますか?

ここ数年で話題沸騰中の、ボリビアにあるウユニ塩湖。
「一生に一度は訪れてみたい」、そう思っている方も多いのではないでしょうか。
私の周りにも、行ってきた人たちが何人かいますが、彼らは口を揃えて、「体力があるうちに行った方がいい」、「何日も休暇を取らないといけない」と言います。中々ウユニ塩湖への旅路は、ハードルが高いようです。

しかし、水面に映る開けた大空。まるで天国のような景色に、強い憧れを抱きますよね。
そんな想いを馳せている人に朗報!
なんと、日本のウユニ塩湖と呼ばれるスポットが、千葉県にもあるんです。
今回は、千葉県にある江川海岸という場所を取材してきました。

いざ木更津市へ!

品川駅から車で出発。1時間程の場所に、江川海岸のある千葉県木更津市にたどり着きます。
木更津市は、千葉県マスコットキャラクターのチーバくんでいうところの、お腹というか胸というか、その辺りに位置しています。
神奈川県川崎市と、千葉県木更津市を結ぶアクアラインという道路を使って、東京湾を横断します。

アクアライン上には、「海ほたる」と呼ばれる東京湾に浮かぶパーキングエリアがあります。
「ここでランチを^^」なんて思っていましたが、土曜日のお昼時は、駐車待ちの車が長蛇の列をなしていました。
海ほたるランチは泣く泣く断念!そのままアクアラインを駆け抜け、私たち取材班は木更津市に突入しました。

アクアラインを抜けると、そこはアウトレットのある街でした

アクアラインを抜けると、そこはもう木更津市。
私たちが見つけたのは、「木更津金田I.C」から約1km程と近い人気の観光地「三井アウトレットパーク木更津」。
ここはオープンしてまだ5年程と比較的新しく、広い敷地内にたくさんのブランドが集約されたアウトレットなのです。

 

まずは腹ごしらえに、フードコートへ。
ここは有名店が多く軒を連ね、和洋中どのジャンルもよりどりみどり。
せっかく千葉まで来たのですから、ご当地グルメが食べたい!
そこで見つけたのは、房総名物の海鮮を備えた「わっぱ茶屋 かわな」。
まるで漁師飯のような、「なめろう茶漬け丼」を注文しました。

味付けがしっかり施された具は、まずはわさび醤油でいただき、お好みで魚出汁とゴマだれをかけて頂きます。
一手間加えることで、さらに2度美味しい。なんとも贅沢なクオリティが絶品でやみつきになりそうです。

 

房総の名物を堪能し、ショッピングも充実して楽しめる、そんな木更津市のアウトレット。家族や友人、恋人とも楽しめる、おすすめのスポットでした。

ついに秘境、江川海岸へ

アウトレットを後にし、江川海岸へ。車だと、10分もかからない程度でしょうか。
ここ江川海岸は、水面に映りこむ景色以外にも、夕焼けや工場夜景を楽しめる隠れスポットです。

この日の日没は、17時半頃。
やはり今話題になっているだけあって、意外にも人が多い!
絶景を目当てに、さらに人が集まってきます。

日本のウユニ!その絶景は見れるのか?

潮の満ち引きによって映りこむ水面。
しかし、この日波が揺れるくらいに潮が満ちており、日没まで粘りましたが、とうとうウユニの景色は現れませんでした。

しかし、夕焼けの景色を目当てにくる人もいるように、日没前の江川海岸は目を見張るものがあります。
見てください、この夕焼けとのコラボレーション。これは見物ですよね。

 

やはり運次第。自然とは、そういうものです。
自然の気まぐれを実感しつつ、私たち取材班は気持ちを新たにリセットしました。

江川海岸の工場夜景をもとめて

当たりが暗くなり、さっきまでいた人々は徐々に減り始めました。
残っているのは工場夜景を楽しむマニアックな人たち。立派な三脚に、ガチなカメラを構える姿もちらほらいました。

そんな中、ふと暗い水面に目をやり驚きました。
「さっきまでの水がない!?」
波がたっていた水面は、潮が引いた部分で大きな面積を占めていました。一体いつ引いていったのか。工場夜景に夢中になり、全く気がつかなかったのです。

江川海岸の空に輝くダイヤモンド

新月に近かったこの日、開けた空にはたくさんの星座や星雲を観測することができました。
オリオン座の“ベテルギウス”、おおいぬ座の“シリウス”、こいぬ座の“プロキオン”。
この3つの星で形作られる冬の大三角は有名ですよね。
しかしもう一つ。「冬の大六角」をご存知ですか?

「冬の大六角」とは、オリオンの左足“リゲル”、おおいぬ座の一番明るい星“シリウス”、こいぬ座の“プロキオン”、ふたご座弟の星“ポルックス”、ぎょしゃ座の“カペラ”、おうし座右目の赤い星“アルデバラン”の、代表的な6つの星により構成されていて、別名「冬のダイヤモンド」とも呼ばれています。
冬の大三角に比べると、意外にもいびつな形状に見えますが、夜空に輝くダイヤモンドなんて、とってもロマンチックですよね。ここ、江川海岸でもバッチリ観測できました。

夕焼けと、夜景と、星空と、運が良ければウユニ塩湖的な景色を満喫できる贅沢な秘境スポット。
あなたの目でも確かめてみてはいかがでしょうか。
その際、夜の海は寒いので、防寒対策を万全にして臨んでくださいね☆

 

今回ウユニの景色は見れませんでしたが、過去に星景写真家のKAGAYAさんが、実際の美しいウユニ塩湖の写真を撮っているので、こちらでお楽しみいただけます^^
>>第二回 ウユニ塩湖で「星の野原」に立つ

 

ー江川海岸ー
>>江川海岸への行き方はこちら

[アクセス]
◆お車でご利用の場合
・川崎方面よりアクアラインご利用の方
アクアライン連絡道、木更津金田I.C降りて、海岸まで約5km。
・館山自動車道ご利用の方
アクアライン連絡道袖ヶ浦I.Cより江川海岸まで6.8km、木更津大橋を渡ってから3つ目又は4つ目の信号を右折。
◆JRご利用の場合
内房線岩根駅下車、タクシーで約6分。

<スタッフプロフィール>
ゆみ

星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
温泉と旅も大好き。いろんな所をめぐって、その魅力をお伝えします^^