生の解説にこだわる歴史あるプラネタリウム「なかのZEROプラネタリウム」☆ | 『宇宙兄弟』公式サイト

生の解説にこだわる歴史あるプラネタリウム「なかのZEROプラネタリウム」☆

2018.10.18
text by:編集部コルク
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サブカルの聖地とも呼ばれている東京都の中野は新宿からもアクセスが良く、新しいとなつかしいが混在する街。

中野駅の南口から歩いて8分程のところに、「なかのZERO」という生涯学習のための複合施設があり、コンサートや講演会が開かれるホールや美術ギャラリーがある他、この建物の4階には地元民に親しまれてきた昔ながらのプラネタリウムが存在します。

今回はその「なかのZERO プラネタリウム」を実際に体験してきましたので、ご紹介したいと思います☆

なかのZERO プラネタリウム


「なかのZERO プラネタリウム」は1972年11月3日の文化の日に開設し、今年で46年目となります。通常一般に公開されているプラネタリウムとしては、都内で一番歴史のあるプラネタリウムです。

一度プラネタリウムの機械を一新したこともあるようですが、それも30年以上使われているようです。
しかし、直径15メートルのドームに映し出される満天の星は、恒星数約8500個で6.5等星までを映し出すことができ、新しい機器に負けない美しさを見せてくれます。

「なかのZERO プラネタリウム」では、4階にチケット販売機があるのですが、驚いたのはコスパの良さ。
大人230円、子供110円で鑑賞することができます。

プラネタリウムは土曜・日曜・祝日限定で開催されており、一般投映(14時~・16時~)のほかに、幼児から小学校低学年を対象とした「ちびっこプラネ」、小学校中学年以上を対象とした「こども星空探偵団」があり、ファミリー層にとっては子供も連れて行きやすく、本格的な星空をこの価格で観られるのも魅力です!

その他にも大人のための天体講座やコンサートなど、幅広いイベントが開催されているようです☆

生のプラネタリウム解説が魅力のレトロなプラネタリウム

昔ながらの光学式プラネタリウムが中央に配置され、一方向水平型に赤い座席が並び、昭和レトロな雰囲気があります。

ここは歴史のあるプラネタリウムですが、開設以来“生の解説”にこだわりつづけて運営されているようです。
アットホームな雰囲気がなんとも魅力的ですよね^^

この日のプログラムは「第2の地球を探せ〜系外惑星」で、系外惑星について学びました。
系外惑星とは、太陽系以外の恒星を公転する惑星のこと。
秋の四辺形で知られるペガスス座の51番星で見つかった惑星の発見を機に、その後も次々と系外惑星は発見され、ケプラー宇宙望遠鏡の活躍により今では5千個近く見つかっているようです。

解説員の方がその日に見える星空や季節の星座、プログラムの専門的な知識もご紹介し、神話や天文現象などを、子供から大人までわかりやすい解説で教えてくれます。
一つの星座や惑星を紹介し、それに関連する別の事柄に繋げて丁寧に解説が進むので、星座の知識があまりなくても問題なく楽しめますよ♪

いかがでしたでしょうか^^
個性あふれる解説を楽しみながら、たまにはのんびり星空を眺めてみてはいかがでしょう。

【なかのZEROプラネタリウム】

●投影時間:
[一般投映]
土曜・日曜・祝日 14時~、 16時~(1回50分)

[ちびっこプラネ]
第1・第2・第3・第5土曜日11時~(1回40分)

[こども星空探偵団]
第4土曜日11時~(1回50分)

※30分前チケット発売開始・開場、先着180席

●料金:大人(高校生以上)230円/こども(3才~中学生) 110円
※イベント投映を除く

●アクセス:東京都 中野区 中野2-9-7 なかのZERO西館4F
>>詳細はこちら

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<スタッフプロフィール>
ゆみ

星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
温泉と旅も大好き。いろんな所をめぐって、その魅力をお伝えします^^