【2019年2月20日】「スーパームーン」情報★
近年、ニュース番組などでも耳にする機会も多くなってきた話題の「スーパームーン」。
先月の1月21日にも見ることができたので記憶にも新しい所ですが、今月2月20日にも、天気さえ良ければ「スーパームーン」を日本各地で見ることが可能です。
今回は、2019年で最も大きく光り輝く2月20日の満月「スーパームーン」について調べてみました!
スーパームーンとは?
実のところ「スーパームーン」には、特に明確な定義付けが存在しません。
月が地球に接近して特に大きく見える満月、あるいは新月の状態のことを言っています。
月の軌道は太陽や地球などの重力を受けてわずかに変化し、地球の周りで不規則に楕円の軌道を描きます。
そのため月と地球の距離は一定ではありません。
月が地球に近づいた時に満月や新月となると「スーパームーン」と呼ばれます。
最も大きな満月は最も小さな満月に比べて、見た目の差は14%も大きく見え、また30%も明るく見えるとのことです。
2019年2月20日のスーパームーン☆
2月19日の18時03分に、月が地球に約35.7万kmまで最接近する“近地点”を通過します。
それからおよそ7時間後、日付が変わり2月20日になってすぐの0時54分に満月となって、月が最大に大きく見える「スーパームーン」となります。
2月19日の18時03分:月が地球に最接近
2月20日の0時54分:満月の「スーパームーン」が見える
スーパームーンで月のパワーをもらえる?
ある所ではウサギに見えたり、あるいは女の人の顔に見えたりと、人々は月を見ては想像力をかき立てられてきました。各国で月にまつわる伝承も多く、世界中の画家や詩人も魅了してきた月には、不思議な力が宿っているのかもしれません。
元々「スーパームーン」という言葉は、天文用語ではなく占星術の用語として近年になって言われ始めた言葉。
『スーパームーンに向かってお財布を振るとお金が貯まる』、とも言われているようです。
また、心身に良い影響を与えてくれる『月光浴』なんていうのもあって、めったに訪れない「スーパームーン」は月からさらにパワーをもらえるチャンスなのかも!?
天体観測はハードルが高いという人にも、月は見つけやすく容易に観測することができるます。
今月は空を見上げて、ひと際大きくなった「スーパームーン」で月のパワーを感じながら、ご自身の目に焼き付けてみてはいかがでしょうか^^
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ゆみ
星空をこよなく愛する宙ガール☆天文初心者のため勉強中です。
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