こんにちは〜!
小山宙哉スタッフのマリモです。
日曜日に配信された週間宙哉でお父さんの名言アンケートがスタートしました。
あらためて読み返してみると、意外にもお父さんキャラの多い『宇宙兄弟』。しかも、みんなかっこいいこと言ってる!
特に南波父とか…
…うっ!(ギクッ)
そういえば、南波家の父と母ってすごく仲のいい夫婦だけど結構性格はちがいますよね。
お父さんはいつでも冷静なのに対して、お母さんはころころ表情がかわって忙しない性格。
(だけどちょっとお調子者なところは似ているのかも。)
そんな夫婦から生まれたムッタとヒビトの兄弟。
この二人も、髪型から性格まで真逆といえるくらい違っています。
まったく異なる人生を歩んだ2人の兄弟が、ふたたび”宇宙飛行士”という職業で交差するー…。
そこで今回は、いままでの『宇宙兄弟』”兄の場合”・”弟の場合”のシーンを比較しながら振り返ってみようと思います!
まずは、きっとみなさんの記憶にいちばん新しいであろうあの名場面から…。
■ついに月面着陸!ムーンジャンプを決める弟、そして兄は…?
二人の夢である月面着陸。
先に叶えたのは弟のヒビトの方でした。
「イェ〜〜〜」のせりふでおなじみのムーンジャンプ。
テレビの前で見守っていた兄も真っ青、日本はおろか世界中が驚いた瞬間です。
何のしがらみにもとらわれずに日本人としてはじめて月面を踏んだヒビト。その一歩はウサギのようにかろやかでした。
しかし、兄の場合は…?
一歩を踏み出す前に、一手をついてしまったムッタ。
真面目だけど肝心なところでいつもハズしてしまう。
でも、ムッタらしいといえばムッタらしい月面最初の1歩(手)だったのかもしれません!
ちなみにヒビトは以前、月面へ向かう直前のコメントでこんなことを言っていたり。
まさかこの発言が兄に当てはまるとは、この時誰も考えていなかったでしょうね。笑
■マスコミ受けがいいのはどっち!?記者会見・兄の場合、弟の場合。
時は月面着陸よりもさかのぼります。
月面へ向かう前の記者会見の様子も、兄と弟でまったく違うものに。
以前JAXAの茄子田理事長がこう言ったように、ムッタの記者会見は報道陣にとって欲しい言葉をくれるとお墨付き。
もしかしたらヒビトのを見て”しっかりしなきゃ!”と思ったのかもしれませんが、それにしてもムッタのスピーチ力すごい…!
しかし、ヒビトの場合は…。
UFO発言や、この後ムッタについてほのめかしたり…。
その場で言いたいことをつい言ってしまうため、少しザワザワしてしまう報道陣の方々でした。
■こんなところも!?対照的な兄弟のバックアップクルーも対照的だった!
月面ミッションへアサインされる前、二人とも先に月面へ向かう先輩をサポートするバックアップクルーの一員でした。
ヒビトは今は亡きブライアン・ジェイ、ムッタはビンスでお馴染みのビンセント・ボールド。
ブライアンは世話焼きな先輩。いつもヒビトが困っていたらどこからともなくやってきます。
ヒビトがお節介だと、めんどくさく思うこともありましたが、いつもブライアンの助けが、ヒビトを救っていました。
ヒビトにとってはムッタ以外の、血の繋がらない兄貴のような存在。
一方ビンスはなかなかそうはいきません。
世話焼きどころかこちらが感情をよみとるのも一苦労。
ムッタは一時期どう歩み寄っていけばいいのか思い悩んでいたほどでした。
それでも二人とも、頼れる先輩というところは変わりませんね!
■そもそも生まれた瞬間に、決定していた!?悲劇の中で生まれた兄と、喜劇の中で生まれた弟。
兄弟の歴史をさらにさかのぼっていきます。すると、決定的とも言えるシーンが1巻の最初の1ページに。
2人の兄弟が生まれた瞬間です。
日本中のふか〜いため息の中で生まれた兄・ムッタ。
そして、日本中の大歓声の中で生まれた弟・ヒビト。
正反対とも言える日に生まれた兄弟が、のちの日本ではじめての宇宙飛行士になった”宇宙兄弟”。
いつも第1話を読むたびに、二人の兄弟がこれから歩むロケットロードのことを考えると、じ〜〜んとしてしまいます。
そしてこの1話の…
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